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教員紹介

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氏  名 和田 安夫 (Yasuo WADA)
担当科目 民法Ⅱ(債権法総論)、民法Ⅳ(債権法各論)、民法演習Ⅰ、民事法総合演習Ⅰ
最終学歴 京都大学大学院法学研究科博士後期課程法学修士
専門分野 民法財産法、金銭債権、長期契約
主な著書(共著) 『民法学説百年史』(三省堂 1999)
『判例講義民法Ⅱ債権』(悠々社 2002)
論  文 「金銭債務と貨幣価値変動(一)~(三・完)」 (民商法雑誌92巻6号、93巻1号、2号 1985)
「契約の調整について」(『谷口知平先生追悼論文集 2 契約法』 信山社 1993)
「長期契約の調整と契約の再交渉義務」(姫路法学13号 1993)
「長期契約と事情変更の原則」(ジュリスト1126号 1998)
「契約内容と契約環境  経済的不能に関するRG判例の分析」 (姫路法学29・30合併号2000)
「サブリース契約訴訟の最高裁判決」 (姫路法学39・40合併号 2004)
「賃貸借における賃料決定規範  判例にみる賃料改定特約と賃料増減請求権の規定との関係」 ( 姫路法学41・42合併号 2004)
ひとこと 民法のカバーする領域は非常に広いので、それをマスターするのは容易ではありません。そこを何とかして、比較的短期間のうちにマスターしないことには、次の展望が開けてこないというのが、皆さんの置かれている現実だと思います。その重圧を少しでも軽くするにはどうすればよいか。私はこのことを考えて、債権法と「格闘」しているのですが、その結果出てくる講義資料の枚数は多めになりがちで、皆さんは、あるいは、かえって重圧がかかっていると感じているかもしれません。それでも、主観的には、荷を軽くと考えてまとめています。講義もそうですが、演習でも、私の重視することは、論理の流れを明確にすることです。それは、量の多さに幻惑されて民法の骨子を見失うようなことがないようにするためであるし、あるいは、量が多いからこそまず基本的な部分を確実に自分のものにすることが必要であり、論理の流れを重視することによってそれが可能になると考えているからです。

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