法科大学院の概要

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法科大学院長メッセージ

大学院長の写真

未来を見つめ、現実に即して
しなやかにかつ逞しく成長している
西南ローをよく見てください。

西南学院大学 法科大学院長
小山 雅亀

 西南学院大学法科大学院のホームページにアクセスして頂き、ありがとうございます。このホームページをご覧になり、西南学院大学法科大学院を身近に知っていただければ幸いです。

 2001年の司法制度改革審議会意見書は、「法曹が、法の支配の理念を共有しながら、今まで以上に厚い層をなして社会に存在し、相互の信頼と一体感を基礎としつつ、それぞれの固有の役割に対する自覚をもって、国家社会の様々な分野で幅広く活躍すること」を求めるとともに、このような法曹を養成する新しい制度の一つとして、法科大学院を設けることを提言しました。

 キリスト教主義に立脚した教育を目指す本学は、このような提言に共感して、法科大学院を立ち上げるべく、ハーバード大をはじめとした数校のアメリカのロースクールに調査団を派遣しました。アメリカのロースクールの制度と設備を学ぶためです。本学のハード面をなす法科大学院棟は、この成果の集大成であり、特に、専用図書館や学生の自習スペースはもちろん、専任教員の研究室や専用事務室のすべてを一つの建物の中に備えた機能性と、植物や軽い談話のできるロビー空間等を適宜配置した心理的穏和性を両立させた環境は、学生が一日中法科大学院棟の中で勉学に専念できる場として、全国でも屈指のものと自負しています。

 法科大学院のソフト面の中核をなすカリキュラムは、開設後の現実に即して本学教員が工夫を重ねてきた結晶です。法科大学院制度の創設の当初は、医師国家試験並の司法試験合格率を想定し、どちらかというと「ゆとり教育」的な方向が示されていました。ところが、現実は、司法試験合格者数の拡大を抑制する方策がとられ、ご存知のとおり、現在の新司法試験は依然としてかなりの難関試験となっています。このような現実に直面して、吾々教員は、人間性や個々人の個性を重視した教育という当初の理念は維持しつつも、試験に合格し、法曹になった後にも有能な法曹として活躍するための必要な知識や判断力を、効率よく学ばせるカリキュラム作りに工夫をこらしてきました。野球に例えるなら、「キャッチボール」や「バットの素振り」を身につける一年次の理論教育、具体的事例問題等を素材に「練習試合」を重ねる演習を中心とした二年次の発展教育、そして、実務家と研究者が共同で法曹教育の仕上げをはかる三年次の実践教育という段階的カリキュラムはこの工夫の成果です。

 本学の15人の専任教員は、そのほとんどが法科大学院棟内に研究室を持ち、日常的接触の中で講義のやり方や新司法試験の内容等について熱く語り合っています。4名の事務職員もまた、法科大学院専任の事務職員として、いつも学生の勉学の便宜の工夫を語り合っています。学生たちも、同じ施設の中で少人数教育を受ける仲間として、競い合いながらも仲良く助け合ういい雰囲気を作ってくれていると思います。教員・事務職員と学生との関係も、忌憚なく意見を交わし、遠慮なく質問をぶつけることのできるフランクなものだと思います。このような人間関係こそ、本学の最も誇れるソフト面だと思います。

 こんな環境の中で、西南学院大学法科大学院は、今後も未来を見つめ、現実に即して一層しなやかにかつ逞しく成長し続けることを目指します。

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