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教員紹介

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氏  名 小野寺 雅之 (Masayuki ONODERA)
担当科目 刑事訴訟実務の基礎、刑事法総合演習Ⅰ、刑事法総合演習Ⅱ、刑事模擬裁判
最終学歴 東北大学法学部卒業
主な経歴 司法試験合格(1987年10月)
検事任官(1990年4月)
東京地検→長崎地検→千葉地検→東京地検→大分地検→東京地検→鹿児島地検→東京法務局→福岡高検
検事退官(2007年3月)
西南学院大学法科大学院専任教授就任(2007年4月)
ひとこと  1990年4月に検事に任官し、以来17年間検察庁に在籍してきました。そのうち、2004年に法科大学院が開設されてからは、派遣検事として、本学とともに熊本大学や鹿児島大学の法科大学院でも授業を担当しました。そして、2007年3月に検事を退官して、同年4月、西南学院大学法科大学院に実務家専任教員として就任しました。
 法科大学院設置の目的は、理論と実務との橋渡しをすることにあります。私の役割は、実際に刑事実務に携わってきた経験から、「実務に役立つ刑事法理論(刑法と刑事訴訟法の理論)」と「刑事法理論を活かした刑事実務(実際の事件を処理するためのノウハウ)」をお伝えすることにあると考えています。
 そして、法科大学院において習得すべき刑事法理論と刑事実務能力は、司法研修所での司法修習に引き継いでよいといえるレベルまで、ということになります。そのレベルに到達したかどうかを試されるのが司法試験です。
 私は,担当する必須科目である「刑事訴訟実務の基礎」「刑事法総合演習Ⅰ・Ⅱ」の各授業を通じて、段階的に、刑事法理論に対する理解を深めるとともに、その理解を実際の事件で活かせるように指導していきます。そのためのオリジナル教材を作成し、無駄がなく効率的な授業内容を設定しています。ですから、上記各授業を真剣に受講してもらえば、刑事法の理論と実務に関し、司法試験に合格できるだけの総合的な実力がつくものと考えています。
 さらに、選択科目である模擬裁判を受講し、裁判官、検察官及び弁護人役を経験してもらえると、刑事手続の流れの中で、刑事法理論がどのように機能するかを実感できると思います。
 加えて、拡大オフィスアワーや自主ゼミでは、理解した内容を表現するための具体的方法を個別的に指導するほか、勉強方法全般に対するアドバイスや精神的ケアなどの対応も行っています。
 法曹の一員となることを夢見て法科大学院に進まれる方々は、それぞれの人生を賭けているものと思います。私は,学生の皆さんの人生が大きく花開くよう、精一杯お手伝いしたいと考えています。

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