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教員紹介

教授 松本正文先生の写真
氏  名 松本 正文 (Masafumi MATSUMOTO)
担当科目 民法Ⅳ(債権法各論)、民事法総合演習Ⅰ、法の理論と実務
最終学歴 中央大学法学部卒業
主な経歴 司法試験合格(平成元年10月)
福岡県弁護士会福岡部会登録(平成4年4月)
松本法律事務所代表
平成16・17年度 福岡県弁護士会 司法修習委員会 副委員長
ひとこと 小規模だから、夢が実現できる。
モットーは、楽しくハードに。

 まず相手の話をよく聴いて、心から共感すること。その上で、法律的に的確であることは当然として、相談者ご本人のみならず、ご家族その他の関係者の心情や立場にまで配慮した適切な方策を考えて、紛争解決のお役に立つこと。時には心身削る肉弾戦に臆せず立ち向かうこと。そして相談者や社会の信頼を得て、感謝されること。
 一実務家教員として、学生ひとりひとりがこのような優れた実務法曹として育ってくれる、そのお役に立ちたい。いつもそう心から願いつつ、開校準備の時代から一貫して、この西南LSに関わってきました。
 学生用ラウンジのすぐ横にある私の201号研究室には、いつものように様々な学生が訪ねて来てくれます。いわゆる質問、答案の個別添削、勉強方法や法律相談から身の上相談まで、ひとりひとりを相手に、出来る限り時間をかけて深く話を聞いたりアドバイスしたりすることを、いつも心がけています。
 西南LSは、かように小規模で教職員と学生との敷居が低く、お互いの間が近いことが一番の持ち味。学生と教職員とが互いに顔と名前、自己紹介プロフィールまでわかっているので、学内の雰囲気は暖かく、廊下や階段ですれ違う挨拶の声がいつも絶えません。ラウンジで、食堂で、どこでもいつでもお互いに、聞いて教えて励まし合う。と同時に、常に真剣勝負で競い合って「上を狙う」(卒業後の「試験合格」はもちろんのこと、在学中も、各学年の成績上位者に与えられる奨学金はたいへん魅力的ですから)という切磋琢磨の気風に溢れている。和気藹々とした校内にあって、談話禁止の自習スペースである図書館に一歩入ると、静寂の中に常に張りつめた、心身が引き締まるような緊張感が漲っています。こうした雰囲気に囲まれながら、学生や教職員のみなさんと苦楽を共に出来ていることが、今の私の誇りであり元気の源です。
 「たまには一杯行こうか!」と、「参加自由・自己責任」で地元西新に繰り出して、安くておいしい酒食と共に垣根のない本音の談笑を楽しむ。これもまたたいへん貴重な時間で、次なるパワーをもらいつつ、勉強や授業内容の工夫等にもつながります。弁護士の仕事と教員の仕事との両立はそれなりに大変ですが、こうした新鮮なコミュニケーションが、いつも心からの支えと励ましになっています。
 それぞれの目標を高く掲げて、さて今日もまたみんなで楽しくハードに、勝ちに行きましょう!

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