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令和元年司法試験最終合格発表を受けて

  2019年9月10日に、法務省より令和元年司法試験の結果が発表されました。出願者4,930名、
受験者4,466名に対する最終合格者は1,502名でした。本学法科大学院修了者の最終合格者数は
1名(2018年修了者、法学未修者、本学法学部出身者)でした。大変残念な結果でした。合格は、なによりも合格者自身の努力の成果ではありますが、学内外の皆様からのご支援の賜物です。心より御礼申し上げます。
 本年の司法試験につきまして、本学法科大学院修了者の受験者は28名でした。そのうち短答式
合格者17名で、最終合格者は上記のように1名でした。合格者は本学法学部の出身者であり、学部からの一貫した教育の成果が現れたものといえます。
 今年の結果を受け、これで本学法科大学院の累積修了生289名に対して、73名(法学既修者15名、法学未修者58名)の最終合格者(既修者の中に修了年に予備試験合格の受験資格で合格した
1名を含む)を輩出したことになります。
 本年の結果は昨年と比較すれば大変残念な結果となりました。全国の法科大学院の状況と比べると努力が必要な状況です。募集停止となった現在でも、11名の在学生が司法試験合格をめざして勉学に励んでいます。今後も可能な限り学生の支援を続けていくつもりですので、引き続き皆様方のご理解、ご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

2019年9月18日
西南学院大学 法科大学院(法務研究科)長 宮崎幹朗

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