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平成30年司法試験最終合格発表を受けて

 2018年9月11日に、法務省より平成30年の司法試験の結果が発表されました。出願者5,811名、受験者5,238名に対する最終合格者は1,525名でした。本学法科大学院修了者の最終合格者数は6名(法学既修者3名、法学未修者3名)でした。6月に来年度からの募集停止を発表した後ではありますが、それなりの結果を出すことができました。合格は、なによりも修了生一人ひとりの努力の成果ではありますが、学内外の皆様からのご支援の賜物です。心より御礼申し上げます。
 本年の司法試験につきまして、本大学院修了者の受験者は30名でした。そのうち短答式合格者17名で、最終合格者は上記のように6名でした。このうち、3名は修了直後の合格者であり、昨年に続いて修了直後の合格者を出すことができたことはうれしく思っています。また、合格者のうち2名は本学法学部の出身者であり、学部からの一貫した教育の成果が現れたものといえます。
 今年の結果を受け、これで本学法科大学院の累積修了生280名に対して、72名(法学既修者15名、法学未修者57名)の最終合格者(既修修了者のうち修了年に予備試験合格の受験資格で合格した1名含む)を輩出したことになります。
 本年の結果は近年と比較すれば十分に評価できる数値となっていますが、全国の大学の状況と比較するとまだ努力すべき状況であることは変わりありません。募集停止を決定した現在でも、21名の在学生が司法試験合格をめざして勉学に励んでいます。今後も可能な限り学生の支援を続けていくつもりでおりますので、引き続き皆様方のご理解、ご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

2018年9月14日
西南学院大学 法科大学院(法務研究科)長 宮崎幹朗

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