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司法試験合格者の声

高尾 侍志さん

法学未修者コース  2017年3月修了

  

 私は、西南学院大学法学部から西南学院大学法科大学院に進学しました。法学部に入学した当時、私は法曹への道は全く考えていませんでした。法学部の授業を受けていく中で法律を使って人を助ける仕事をしてみたいと思うようになり、法科大学院へ進学することを選びました。
 法科大学院には、未修者コースと既修者コースがあり、私は未修者コースに進学しました。1年目は憲法、民法、商法、刑法などの基礎的な知識を習得する授業が中心でした。このような授業にも、研究者教員の先生だけでなく実務家教員の先生が参加され、実務的な観点からのお話も聞くこともできました。私は、実務的なお話を聞くことで、今自分たちが勉強していることが、将来実務家になってどのように役に立つのかを学ぶこともでき、勉強のモチベーションが上がりました。また、授業後などに先生に疑問点などを質問すれば、私たちが理解できるまで懇切丁寧にご指導して下さいました。
 2年目・3年目は、演習科目が中心となります。演習科目では、事前に示された事例や判例を授業中に検討します。予習は大変ですが、先生方からの質問に対し学生が答えていくなかで、事例や判例の理解を深めていくことができました。
 しかし、このような授業の中では時間的な制約もあり、自らが答案を書き、それを先生方に添削していただく機会はそう多くありません。そこで、西南学院大学法科大学院では、拡大オフィスアワーというものが設けられており、そこでは授業時間とは別に先生方が時間を割いて、私たちの答案添削などをしてくださいます。また、それ以外の時間にも先生方に個人的に答案添削をお願いすると、先生方は快く添削を引き受けてくださいました。
 このほかにも西南学院大学法科大学院には、チューター制度というものもあります。これは、学生が自主的に行っているゼミに現役の弁護士の先生をお呼びして答案の添削等のご指導を受けることができるというものです。このような制度のおかげで私は答案を作成する能力を身に付けることができました。
 修了後も、研修生として在学中と同様に法科大学院図書館などの施設を使うことができ、チューター制度を利用しているゼミなどに参加することも可能です。また、法科大学院図書館では、学生一人一人にキャレルが与えられ、落ち着いた環境で勉強することができました。
 私が司法試験に合格できたのは、西南学院大学法科大学院の先生方、チューター制度でお世話になった先生方、事務室の方々などが私たち学生に対し親身になって接していただいたおかげだと思います。合格後は、多くの方々に祝福していただきました。そのとき、私は多くの方々の支えがあって合格することができたのだと改めて感じました。私を今まで支えて下さった方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。



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