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司法試験合格者の声

馬場 安紀子さん

法学未修者コース  2014年3月修了

  

 私は、大学卒業後、商社の法務に勤務し、法律を用いて仕事をすることの面白さを感じました。そこで、法律をもう一度よく勉強し、専門的に法律を用いる仕事に就きたいと思うようになり、法曹を目指すことにしました。
 西南学院大学のローは、緑豊かなキャンパスにレンガ造りの校舎があり、図書館には各人に確保された机があるなど、落ち着いて勉強できる環境にあります。周辺環境や地理的にも恵まれており、時間を有効に使いながら勉強することができました。
 ローでは、基本的に授業の予習、復習を中心に行いました。もっとも、私は2 児の母でもあり、家事と子育てを両立させながら勉強を進めていましたので、ローでの勉強時聞が非常に重要で、内容の濃いものにしようと心がけていました。また、西南ローは少人数のクラス編成のため、学生間の距離が近く、とても仲が良いです。そのため、疑問に思った ことは学生間で議論したり、司法試験についての情報交換を行う等、互いに切磋琢磨することができました。修了後も先生方から色々と気にかけて頂いたり、事務局の方から情報提供いただくなど、温かいサポートを頂きました。
 司法試験を受験しようと勉強されている方の中には、私のように子育てをしながら、または仕事をしながら、等色々な事情を抱えながら勉強されている方も多くいると思います。 そのような方でも、自分なりの勉強方法を見つけ、諦めずに正しい勉強を続ければ合格は可能です。私は合格までに多少時聞がかかりましたが、 ( 1 )基本を的確に、 ( 2 )過去問の検討、 ( 3 )諦めないこと、を中心に勉強を継続することで合格できたと思います。
 私が思うに、法律というのは六法の中にただあるものではなく、実際の社会の問題に直面して活きるものだと思います。法律の勉強だけではなく、現実社会の問題に広くアンテナを張って、自分なりの考えを持つことによりバランス感覚や法的思考も深まるのではないでしょうか。司法試験においてもそのような法的素養が問われているような気もします。 実際、合格後の修習中においても、生の事件に触れ、自らの社会経験や常識が問われる場面が多々あります。また、司法試験合格は法曹になるためのスタートに過ぎません。試験勉強中も今後目指す法曹像に対する志を忘れずがんばってください。


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