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司法試験合格者の声

小玉 晃嗣さん

法学未修者コース  2012年9月修了

  

 私は、大学時代から法曹になることを考えていたので、本学に入学する前から、いわゆる受験指導校を利用して司法試験の勉強をしていました。ですから、入学時には既にある程度の法律知識を有しており、ある程度の自信もあったので、司法試験に対しての不安などはほとんどありませんでした。しかし、本学で勉強していく内に、自分の知識にところどころ誤解があることや、理解が不完全な部分があることに気付きました。  
 本学の授業は大学と異なり、基礎からしっかりと学べるものでした。私にとっては、不完全な法律知識を一から見直し、完全なものに近づけることができる素晴らしいものでした。また、授業以外でもオフィスアワー(OH)やTAという法律実務家(近年の司法試験合格者)によるゼミ、さらには西南法曹会による答案練習会(解説者が近年の司法試験合格者)など、司法試験合格のために役立つものが多くあります。さらに、先生方は忙しくても質問や個別指導等に応じてくださいます。よく、地方では受験情報が不足しており、司法試験受験には不利であるなどど言われます。それ自体は、否定できないことではあります。しかし、本学の授業を基本としつつ、上記の制度等をうまく利用して十分な努力をすれば、司法試験に合格することは可能だと断言します。ちなみに、私の場合は、OH、TA、西南法曹会も利用しましたが、特に先生方の個別指導(ほぼ全科目)を受けていました。これがなければ、私の合格は有り得ないものでした。先生方には本当に感謝しています。
 本学は、以上のような人的な面だけではなく、物的な設備の面でもなかなかです。特に自習室の椅子は(なぜか)皆が絶賛します。
 もちろん、本学にも改善すべき点はいくつかあります。しかし、それはどこの大学院でも同じです。完璧など有り得ません。本学の場合は、改善すべき点をきちんと意識し、それを改善していこうと努力しています。これは、先生方と個人的に話をしていて感じることであり、本学の評価できる点だと思います。
 司法試験合格のためには、一緒に切磋琢磨し合える仲間を作ることも大事だと思います。司法試験合格までは、一定の時間がかかります。その間に、きっと不安になったり、つらくなったりします。私もそうでした。そんな時に、友達と話をするだけでも精神が安定します。
 本学には、司法試験に合格するための条件はほぼ整っています。あとは、あなたのやる気次第です。がんばって下さい。

[2013(平成25)年10月記す]

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