コレクション名 資料番号 表題 年代 内容 画像
キリスト教文化関連資料 C-b-084 『42行聖書』(複製) 1455年[原資料] 原資料:ベルリン国立プロイセン財団図書館・フルダ州立図書館蔵。西洋活版印刷術の発明者であるヨハネス・グーテンベルクが印刷・出版したヨーロッパ初の印刷本聖書。ほとんどの列が42行で構成されていることから『42行聖書』と呼ばれる。原本は160部から180部ほど出版されたと推定されており、うち49部の現存が確認されている。本資料はIdion Verlag社による複製本である。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-085 『欽定訳聖書』(複製) 1611年[原資料] 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-086 『聖フランシスコ・ザビエル伝』 1793年 イエズス会士ジュゼッペ・マッセイ(Giuseppe Massei 1626-98)が1682年に著したザビエルの伝記Vita di S. Francesco Saverioの簡略版。銅版画の図版が25葉収録されている。 画像 (25)
キリスト教文化関連資料 C-b-087 ルター訳聖書 1763年 宗教改革者マルティン・ルター(Martin Luther 1483-1546)は聖書をドイツ語に翻訳したことでも知られており、ルターが翻訳した聖書をLuther Bibleと呼ぶ。本資料は、18世紀にドイツの印刷業者ダニエル・バルトロマイによって刊行された版であり、聖書本文に加えて銅版画や讃美歌曲譜、ミュンスターの説教師・神学教授のヨハン・フリーデンによる註釈なども印刷されている。 画像 (7)
キリスト教文化関連資料 C-b-088 ダンテ『神曲』煉獄篇 1491年 ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri 1265-1321)が著した長編叙事詩『神曲』のインキュナブラ。煉獄篇第12歌が印刷されている。印刷者はピエトロ・デ・ピアージ(ペトルス・デ・ピアシス)。本文はイタリア語(トスカーナ方言)で、ローマン体活字。木版の挿絵にはダンテ(D)とウェルギリウス(V)が煉獄を巡るなかで出会う人物たちが描かれている。※インキュナブラ:15世紀後半のヨハネス・グーテンベルクによる西洋活版印刷術の発明から1500年までに印刷にされた金属活字による活版印刷物の呼称。 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-089 『トリノ=ミラノ時祷書』(複製) 14-15世紀[原資料] Faksimile Verlag版ファクシミリ(1994年)。トリノ市立美術館蔵。1380年頃からベリー公ジャン1世によって制作が始まり、一部は『ベリー公のいとも美しき聖母時祷書』と分割されながら、最終的に未完成に終わった装飾写本の分冊。本資料は初期フランドル派の画家であるヤン・ファン・エイクを筆頭に、11人の絵師による細密画28点がみられる。 画像 (30)
キリスト教文化関連資料 C-b-090 フキラの聖母への奉納画 1939年 メキシコのブリキ絵 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-091 ヴィラセカのキリストへの奉納画 1937年 メキシコのブリキ絵 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-092 サポパンの聖母への奉納画 1952年 メキシコのブリキ絵 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-093 聖フランシスコへの奉納画 1952年 メキシコのブリキ絵 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-094 主への奉納画 1907年 メキシコのブリキ絵 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-095 聖母への奉納画 20-21世紀 メキシコのブリキ絵 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-096 『ゲティの黙示録』(複製) 13世紀半ば[原資料] The Folio Society版ファクシミリ(2011年)。原資料はJ・ポール・ゲティ美術館蔵。新約聖書『ヨハネの黙示録』の需要が急増した13世紀半ばのイギリスで制作されたラテン語写本。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-097 ラテン語聖書「歴代誌」 1478年 聖書の初期印刷本(インキュナブラ)の断簡。旧約聖書『歴代誌』17−20章の部分が記されている。本資料の全体は、旧約聖書、新約聖書、メナルドゥスという修道士の書簡で構成されていると思われる。15世紀後半は、彩色はまだ手仕事でなされ、本資料では各章冒頭のイニシアルが手書きの赤と青のインクで装飾されている。 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-098 聖母の庇護 18世紀 本資料の右下に描かれているのは佯狂者聖アンドレイとその弟子エピファニイであり、本主題は彼らが肩衣をかかげる聖母と諸聖人を空中に目撃したという伝説をモチーフにしている。画面の中央下、升壇に立っているのは聖歌者の聖ロマンであり、聖母が現れて歌を記した巻物を授けたという伝説を示す。これら2つの伝説は、記念日が同じであるので同時に描かれることが多い。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-099 タルススの聖ボニファティオスと聖アナスタシア 19世紀 本資料は、2人の殉教者、タルススの聖ボニファティオスと聖アナスタシアが描かれたイコンである。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-100 聖ワシーリーと聖ヨアンネス・クリュソストモス 19世紀 聖ワシーリーは、「キリストのための佯狂者」と呼ばれるロシア正教固有の聖人である。本資料で聖ワシーリーとともに描かれているのが、398年にコンスタンティノープル大司教となった聖ヨアンネス・クリュソストモスである。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-101 東方三博士の礼拝 19世紀 真鍮製の携帯用イコン 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-102 聖句註解付きラテン語聖書 1481年 リラのニコラウスが執筆した註解書が付記されたラテン語聖書のインキュナブラ(初期活版印刷本)。『マタイ福音書』9章と12章にあたる部分である。その構成は、ページの中央部が聖句、それを取り囲むテクストがニコラウスによる註解である。ニコラウスは14世紀にパリで活躍したフランシスコ会の神学者である。 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-103 ダンテ『神曲』天国篇 1491年 ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri 1265-1321)が著した長編叙事詩『神曲』のインキュナブラ(初期活版印刷本)。天国篇第24〜25歌が印刷されている。本資料の挿絵にはダンテ(D)とベアトリーチェ(B)が天国を巡る様子と「最後の晩餐」が描かれている。 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-104 聖ヒエロニムス「マタイ福音書註解」 1497-98年 聖ヒエロニムスによる『マタイ福音書註解』の序文および第1章冒頭の一部分が記された断簡。本資料の挿絵は、一見すると書記者の仕事場の図像だが、注視すると本文の単語の頭文字「P」を装飾したものであることがわかる。 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-105 フランス時祷書「全使徒への祈り」 1510-20年 時祷書写本の断簡。本資料の挿絵には、イエス・キリストと使徒たちが描かれている。X型の十字架は、聖アンデレが殉教した際に磔にされた十字架である。書体は15世紀中頃に成熟したフランスを代表するバタルド体。欄外装飾にはアカンサスなどの模様が見られ、16世紀まで流行した時祷書の伝統的な様式となっている。 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-106 ズナメニエの聖母 21世紀 ロシアで制作されたお土産用のイコン 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-107 ウラジーミルの聖母(複製) 21世紀 原資料:《ウラジーミルの聖母》12世紀初頭、トレチャコフ国立美術館蔵 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-108 宇宙の支配者キリスト(複製) 21世紀 原資料:アンドレイ・ルブリョフ《ズヴェニゴロドのデイシス》15世紀、トレチャコフ国立美術館蔵 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-109 聖三位一体(複製) 21世紀 原資料:アンドレイ・ルブリョフ《聖三位一体》1422-1427年、トレチャコフ国立美術館蔵 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-110 『エステ家アルフォンソ1世の時祷書』(複製) 1505-10年頃[原資料] Il Bulino版ファクシミリ (2002年)。フェッラーラ公のエステ家アルフォンソ1世がフェッラーラ派の画家マッテオ・ダ・ミラノに注文して制作させた装飾写本。中世から近代にかけてイタリアのフェッラーラを治めていたエステ家は学問・芸術の庇護者でもあった。エステ家庇護のもと、ルネサンス期のフェッラーラでは学問・芸術文化が花開き、この時代にフェッラーラで活躍した芸術の一派のことを「フェッラーラ派」と呼ぶ。 画像 (28)
キリスト教文化関連資料 C-b-111 時祷書零葉「受胎告知図」 1500年頃 時祷書の初期活版印刷本(インキュナブラ)の断簡。テキスト部分は活版で、図像は木版画に彩色・金箔貼り(ギルディング)を施したもの。 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-112 アルブレヒト・デューラー『聖母伝』(複製) 1511年[原資料] C.M.Editores版ファクシミリ(2015年)。原資料はスペイン国立図書館・バイエルン州立図書館蔵 画像 (24)
キリスト教文化関連資料 C-b-113 12世紀ラテン語聖書写本「ローマ信徒への手紙」 12世紀 12世紀に制作された聖書写本の断簡。『ローマの信徒への手紙』の冒頭部分が記されている。書体はゴシック体とカロリング小文字体の中間的書体で、プロトゴシック体と呼ばれるものである。後世に印刷本の装丁として再利用されていたと思われる(いわゆるBinding Waste)。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-114 『程氏墨苑』(復刻) 1604(万暦32)年[原資料] 中国書店版復刻本(1990年)。原資料は故宮博物院(北京)蔵。 画像 (4)
キリスト教文化関連資料 C-b-115 『福音書についての註解と瞑想』(『福音書画伝』) 1595年 イエズス会士ヘロニモ・ナダール(Jerome Nadal 1507-1580)著 画像 (29)
キリスト教文化関連資料 C-b-116 トレドのイルデフォンスス『至福なるマリアの処女性について』(パルマ写本・複製) 1090-1100年頃[原資料] Il Bulino社製ファクシミリ (2010年)。原著者のトレドのイルデフォンスス(Ildefonsus Toletanus c. 607-67)は聖母論で知られる教父であり、『至福なるマリアの処女性について』は聖母の称号の一つ「永遠の処女(アエイパルテノス)」の正統性を論じるために著わされた。本資料はイタリアのパルマに所在するパラティナ図書館が所蔵する装飾写本(その複製品)であり、装飾はイタロ・ビザンチンとロマネスクの混合様式とされている。 画像 (7)
キリスト教文化関連資料 C-b-117 12世紀ラテン語説教写本「ヨアンネス・クリュソストモス『悔悛について』」 1150年頃 ラテン語で記された説教集の断簡。本資料にはギリシア教父ヨアンネス・クリュソストモスの『悔悛について』の一部が記されている。後世に印刷本の装丁として再利用されていたと思われる(いわゆるBinding Waste)。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-118 『ウィーン創世記』(複製) 6世紀初頭[原資料] Quaternio-Verlag版ファクシミリ(2019年)。『ウィーン創世記』は、6世紀初頭に東ローマ帝国領であったアンティオキアで制作された聖書の装飾写本である。元来は数百の挿絵を有していたと考えられるが、現存しているのは24葉である。紫に染められた羊皮紙に『創世記』中の諸場面が描かれ、銀のインクで書かれた文字は各場面の説明となっている。紫色は皇帝の色とされたため、当時の統治者であるユスティニアヌス1世ないし彼の家族のために作られたものであると考えられる。 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-119 フランス時祷書「死者への祈り」 1450年頃 時祷書写本の断簡。時祷書の主要な内容の一つである「死者への祈り」が記載されている。 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-120 東アジアの地図を持つイエズス会宣教師たち 1667年 イエズス会士アタナシウス・キルヒャー(Atanasius Kircher 1602-80)が1667年に出版した『中国図説』(通称China Illustrata)の断簡(扉絵)。画面上部には聖イグナティウス・デ・ロヨラ(右)と聖フランシコ・ザビエル(左)が、画面下部にはマテオ・リッチ(右)とアダム・シャール(左)が描かれている。リッチとシャールは共に中国宣教に大きく貢献したイエズス会士である。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-121 インドのマイラプールにおける聖トマスの奇跡の十字架 1667年 イエズス会士アタナシウス・キルヒャー(Atanasius Kircher 1602-80)が1667年に出版した『中国図説』(通称China Illustrata)の断簡。最初のインド伝道者として伝えられている使徒聖トマスの十字架を崇敬する2人のインド人(いわゆる「聖トマスのキリスト教徒」〔St. Thomas Christians〕か)とイエズス会宣教師の姿が描かれている。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-122 ロザリオの聖母 19世紀 ヨーロッパで19世紀頃に復刻されたヤン・ウィリックス(1549-1615)による聖母子像。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-123 エチオピア伝道図 19-20世紀 画像 (0)
キリスト教文化関連資料 C-b-124 『大聖書』(複製) 1591年[原資料] Elpis版ファクシミリ(1991年) 画像 (0)
キリスト教文化関連資料 C-b-125 『司教聖書』(複製) 1568年[原資料] Elpis版ファクシミリ(1998年) 画像 (2)
キリスト教文化関連資料 C-b-126 『イエズス会学事規定』 1616年 イエズス会が同会の学院に統一的に適用すべく1599年に制定公布した規定集。 画像 (3)
キリスト教文化関連資料 C-b-127 『バプスト讃美歌集』(複製) 1545年[原資料] Baerenreiter Verlag版ファクシミリ(1988年)。ヴァレンティン・バプストが印刷した讃美歌集。宗教改革者マルティン・ルターの生前最後に出版された讃美歌集であり、序文はルターが執筆している。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-128 エルサレムスカヤの聖母 1816年 ロシアイコン。「エルサレムスカヤの聖母」と呼ばれる類型に属する。 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-129 十字架讃称 19世紀 携帯用イコン 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-130 ラドネジのセルギイ 19世紀 携帯用イコン 画像 (1)
キリスト教文化関連資料 C-b-131 エチオピア聖書 18世紀 画像 (5)
キリスト教文化関連資料 C-b-132 エチオピア祈祷書 18世紀 画像 (3)
キリスト教文化関連資料 C-b-133 ラテン語聖書写本零葉(パリ聖書写本) 1250年頃 『第2マカベア書』2:8-3:35まで記載 画像 (2)