会 場:西南学院大学博物館 常設展示室・特別展示室・2階講堂
会 期:2020年12月23日(水)~2021年2月27日(土)
休 館:日曜日、12月25日(金)、12月28日(月)~1月5日(火)
入館料:無料
主 催:西南学院大学博物館
後 援:福岡市、福岡市教育委員会
地図は、文字よりも早く誕生したといわれ、時代ごとに人々の世界観や興味関心を 強く反映するとともに、目的に応じて様々な種類のものが製作されてきました。 それらの地図は今日、各時代の情勢や人々の興味関心を読み解くための資料として 保存・活用されています。本展覧会では、地図に描かれた「日本」のすがたに焦点 を当て、国内外に伝えられた「日本」のすがたの変化をたどっていきます。第1部 世界から描かれた日本
〈主な展示資料〉 TO図(イシドールス『語源論』より、複製) 坤輿万国全図(複製) アジア図 ★68州に区分された日本帝国図(ケンペル『日本誌』より) 日本辺界略図(シーボルト『日本』より)第2部 日本が描いた世界と日本
本朝図鑑綱目(複製) ★改正日本輿地路程全図 自大坂長崎迄航路図 山笠櫛田入の図(奥村玉蘭『筑前名所図会』巻の二より、複製) 肥前長崎図-----------------------------------------------------展覧会図録----------------------------------------------------
西南学院大学博物館研究叢書 『伝えられた「日本」:地図にみる日本のすがたとその変遷』 ▪本体1000円 ▪B5判変型/56ページ /小口折並製本/オールカラー ▪ISBN978-4-910038-28-5 C0020 ▪監修 宮崎克則・下園知弥 ▪編者 鬼束芽依・早田萌・迫田ひなの ▪発行 西南学院大学博物館 ▪出版 花乱社-----------------------------------------------プレゼント企画-----------------------------------------------------------
会期中、アンケートにお答えいただいた方にオリジナルトートバッグをプレゼント! ※数に限りがございます。なくなり次第終了となります。
会 場:西南コミュニティーセンター1階ホワイエ
会 期:2020年12月23日(水)~2021年12月
入館料:無料
第20回岡本太郎現代芸術賞展で特別賞を受賞した《One day》は 本学人間科学部児童教育学科の黒木重雄教授による作品です。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2020年12月23日(水)~2021年4月
入館料:無料
本展覧では口之津歴史民俗資料館企画展で展示した 史料の中から口之津と疱瘡(天然痘)の関わりが わかるものをピックアップし、展示をしています。 今も昔も人びとは病気と闘い、向き合ってきたのです。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2020年11月28日(土)~2021年1月8日(金)
入館料:無料
本展では、クリスマスについて「歴史」と「世界の文化」という二つの視点から紹介する とともに、サンタクロースの歴史についても紹介します。 サンタクロースとクリスマスを新しい視点から見る「旅」を楽しんで頂ければ幸いです。 ※西南学院大学の学芸員課程の実習生が企画、設営を行いました。-----------------------------------------------*プレゼント企画*-----------------------------------------------------------
会期中、アンケートにお答え頂いた方にオリジナルポストカードをプレゼント! 【ポストカード】 ・東方三博士の礼拝(クリスマスカード仕様)
会 場:【第1会場】西南学院大学博物館特別展示室、2階講堂
【第2会場】西南コミュニティーセンター1階ホワイエ
会 期:2020年10月3日(土)~12月18日(金)
休 館:【第1会場】日曜日
【第2会場】日曜・祝日
※ポスター・チラシに掲載している開館情報から変更しています。ご注意ください。
入館料:無料
主 催:西南学院大学博物館
協 力:黒木重雄研究室(西南学院大学人間科学部児童教育学科)
本展覧会では、本学人間科学部児童教育学科の黒木重雄教授が幼少の頃より描き続けてきた 絵画作品とともに、本学での児童教育のために作成した教材や学生の成果物を展示します。 第20回岡本太郎現代芸術賞展で特別賞を受賞した《One day》(2014)のほか、福岡未発表作品を一挙公開。---------------------------------------------------会場案内-----------------------------------------------------
<第1会場> 西南学院大学博物館 |開館|10:00~18:00(入館は17:30まで) |休館|日曜日 1階特別展示室 展示作品NO.1~NO.12 2階講堂 展示作品NO.13 <第2会場> 西南コミュニティーセンター |開館|平日9:00~17:00 土曜10:00~15:00 10月3日(土)のみ10:00~17:00 |休館|日曜・祝日 1階ホワイエ 展示作品NO.14~NO.16※ポスター・チラシに掲載している開館情報から変更しています。ご注意ください。

-------------------------------------------展覧会カタログ(数量限定)-------------------------------------------
黒木重雄展の作品を掲載した展覧会カタログを館内にて数量限定で無料配布。 全13作品をキャプションとともにフルカラーでおとどけいたします。


-------------------------------------------------プレゼント企画-------------------------------------------------------------

会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2020年2月3日(月)~12月18日(金)
入館料:無料
昨今、文化財に関して保存だけではなく活用していくことを求められています。 本展では、南島原市で発見された島原・天草一揆に関する史料である「南蛮流医薬書」の修復作業を通して文化財の保存と活用について紹介します。会 場:西南学院大学博物館特別展示室、2階講堂
会 期:2020年2月3日(月)~4月3日(金)
※新型コロナウィルスの影響に鑑み、会期を短縮しました。入館料:無料
主 催:西南学院大学博物館
協 力:光ステンド工房、株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所、西南学院史資料センター、南島原市
ドージャー記念館は、1920年に西南学院の旧本館として着工され、2020年で着工から100年を迎えます。 この100年という年月の間に、学び舎から文化財へ、さらには西南学院大学博物館として生まれ変わりました。 ドージャー記念館という「文化財」とともに生きているわたしたちが、「文化財」を保存活用する=「文化財」 とともに生きるということを、ドージャー記念館の100年の歩みとともに、さまざまな観点から見つめなおします。--------------------------------------------------関連イベント-------------------------------------------------------------
公開講座「ステンドグラスの修復・その技術と理念」
|日時| 2020年3月14日(土) 14:00~16:00(開場13:30~)
|会場| 西南学院大学博物館2階講堂
|料金| 無料 (申込不要)
|講師| 平山健雄氏(光ステンド工房代表)
※新型コロナウィルス感染拡大の影響に鑑み、中止いたします。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2019年7月17日(水)~2020年1月25日(土)
入館料:無料
本展では、島原・天草一揆後の精神面での復興と戦死者の供養について紹介します。会 場:西南学院大学博物館1階特別展示室・2階講堂
会 期:2019年11月1日(金)~2020年1月25日(土)
【前期】11月1日(金)~12月14日(土)
【後期】12月17日(火)~1月25日(土)
休 館:日曜日、12月16日(月)、12月25日(水)、12月28日(土)~1月5日(日)
入館料:無料
主 催:西南学院大学博物館
後 援:福岡県、福岡市、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
協 力:聖カタリナ大学、福岡女学院大学図書館、九州産業大学図書館
聖母マリアは、キリスト教世界においてとりわけ親しまれ、崇敬されてきた存在の一つです。 キリスト教は、その長い歴史の中で、聖母を主題とした数多くの芸術作品を生み出してきま した。それらの芸術作品は、時代や地域によって異なる多様性を示す一方で、聖母にまつわ る神学、すなわちマリア神学(Mariology)を共通の土台としています。喩えるならば、一本 の大木の根と幹、そして幾重にも分かれた枝がマリア神学であり、そこに咲いている美しい 花々が聖母の芸術なのです。 本展覧会では、聖母マリアを主題とするさまざまな芸術を、神学思想と共に辿っていくことで、 聖母の美の多様性と普遍性に迫ります。第1章 ORA PRO NOBIS SANCTA DEI GENITRIX(神の聖母よ、われらのために祈りたまえ)
〈主な展示資料〉 ★トレドのイルデフォンスス『至福なるマリアの処女性について』(パルマ写本・複製) 『ベリー公の美しき時祷書』(複製)福岡女学院大学図書館蔵 ※前期展示 『ベリー公のいとも美しき聖母時祷書』(複製)九州産業大学図書館蔵 ※前期展示 『トリノ=ミラノ時祷書』(複製) ※後期展示第2章 近代における聖母崇敬の継承と発展
〈主な展示資料〉 ★アルブレヒト・デューラー『聖母伝』(複製) 『ルター訳聖書』(1763年版) ※前期展示 アルベルト・ダ・カステッロ『栄光なるおとめマリアのロザリオ』 メダイ《無原罪の御宿り》第3章 非西欧圏における聖母崇敬
〈主な展示資料〉 ルーマニアガラスイコン《受胎告知と諸聖人》 ★ロシアイコン《エルサレムスカヤの聖母子》 フィリピンサント《無原罪の御宿り》 《マリア十五玄義図》(複製画)原資料:京都大学総合博物館蔵第4章 現代の聖母芸術――A・カルペンティールの聖母
〈主な展示資料〉 アルベルト・カルペンティール《クリスマス》聖カタリナ大学蔵 アルベルト・カルペンティール《お告げ》聖カタリナ大学蔵 アルベルト・カルペンティール《聖母の被昇天》聖カタリナ大学蔵 ★アルベルト・カルペンティール《聖家族》聖カタリナ大学蔵-----------------------------------------------------展覧会図録----------------------------------------------------
西南学院大学博物館研究叢書 『聖母の美:諸教会におけるマリア神学とその芸術的展開』 ▪本体1000円 ▪B5判変型/80頁 /小口折並製本/オールカラー ▪ISBN978-4-910038-11-7 C0016 ▪編者 下園知弥 ▪監修 宮崎克則 ▪発行 西南学院大学博物館 ▪出版 花乱社--------------------------------------------------関連イベント-------------------------------------------------------------
① 公開講座「聖母マリアの神学と芸術」
|日時| 2019年11月2日(土) 13:00~14:30
|会場| 西南学院大学博物館2階講堂
|料金| 無料 (申込不要)
【講座】
■「教父たちのマリオロジー」 講師 下園知弥(西南学院大学博物館教員・学芸員)
■「マリアの図像―「聖母子」の原型と展開を中心に」 講師 後藤新治(西南学院大学国際文化学部教授)
② 公開講演会「ナザレのマリア―「神の母」vs. 母神―」
|日時| 2019年11月16日(土) 13:00~14:00
|会場| 西南コミュニティーセンター1階ホール
|料金| 無料 (申込不要)
【講演】
「ナザレのマリア―「神の母」vs. 母神―」
講演者 稲垣良典氏(九州大学名誉教授)
③ クリスマスミニコンサート&ナイトミュージアム
|日時| 2019年12月17日(火) 17:30~17:45
|会場| 西南学院大学博物館2階講堂
|料金| 無料 (申込不要)
【演奏】 西南学院大学ハンドベルクワイア
★ナイトミュージアム★
通常では18時の閉館時間を、12月17日(火)のみ20時(最終入館19時30分)まで延長開館します。
この冬にしか味わえない、夜の博物館をお楽しみください。
----------------------------------------------サテライト展示-----------------------------------------------------------------
サテライトパネル展示 in アクロス福岡
|会期| 2019年11月4日(月)~11月10日(日)
|会場| アクロス福岡1階コミュニケーションエリア
|詳細| アクロス福岡「イベント詳細」
-----------------------------------------------*プレゼント企画*-----------------------------------------------------------
会期中、アンケートにお答えいただいた方にオリジナルクリアファイルをプレゼント! ※数に限りがございます。なくなり次第終了となります。
会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2019年11月30日(土)~2020年1月10日(金)
入館料:無料
本展では、聖歌集の一種である「典礼聖歌『待降節第四主日』」と 賛美歌集である『バプテスト賛美歌集』を展示します。 クリスマスについても、本やパネル展示で紹介します。 ※西南学院大学の学芸員課程の実習生が企画、設営を行いました。-----------------------------------------------*プレゼント企画*-----------------------------------------------------------
会期中、クロスワードパズルを完成させた方には、オリジナルポストカードをプレゼント! 【ポストカード(2種)】 ・典礼聖歌「待降節第四主日」 ・東方三博士の礼拝(クリスマスカード仕様) ※2種類のうち一枚をお選びいただけます(数量限定)
会 場:西南学院大学博物館1階展示室・2階講堂
会 期:2019年7月15日(月)~10月26日(土)
休 館:日曜日、8月10日(土)~8月16日(金)
入館料:無料
主 催:西南学院大学博物館
後 援:福岡県、福岡市、福岡県教育委員会、公益財団法人文化芸術振興財団
1853(嘉永6)年、ペリー提督率いるアメリカ艦隊が江戸湾浦賀沖に来航、幕府 に開国を迫りました。こうして約三世紀にわたるいわゆる鎖国の時代が終わり、 開港場には条約締結国の外国人のための居留地が設けられました。そしてそこ には近く期待される日本人への布教活動に備え、開港とともに多くのキリスト 教宣教師が来日しました。ここに近代日本のキリスト教の種が蒔かれたのです。 本展覧会では、宣教師によって蒔かれた種が芽生え、花咲き、そして実ってい く様子を資料とともに辿っていきます。「宣教師の活動」と並び、展覧会のも う一つの柱となるテーマが「近代化」です。明治維新後もしばらくキリシタン 禁制は続きますが、1873(明治6)年にキリシタン禁制を掲げた高札が撤去さ れます。旧来の制度や価値観を大きく変えるほどのエネルギーの根底には、黒 船来航の衝撃がありました。黒船来航によって西洋近代と対峙し、急速に近代 化が進められていくなかで、キリスト教は伝播していったのです。明治日本の キリスト教は近代化とともにありました。本展覧会が、キリスト教との出会い という視点から、あらためて日本の近代化を問う機会ともなれば幸いです。第1章 開国――信教の自由に向けて
〈主な展示資料〉金海奇観(複製)、プチャーチン会談の図
第2章 近代キリスト教の初穂――日本の近代化とキリスト教
〈主な展示資料〉横浜商館天主堂ノ図、摂州神戸海岸繁栄之図
第3章 よきおとずれ――教育・文化・社会福祉
〈主な展示資料〉新撰讃美歌(複製)、聖詠経
第4章 教育者・波多野培根――西南学院の礎
〈主な展示資料〉波多野培根蔵書“Christian Dogmatics”
----------------------------------------------イベント情報①-----------------------------------------------------------------
特別展関連イベント
「日本賛美歌ことはじめ~パイプ・オルガンと歌う明治初期の賛美歌~」
|日時| 2019年9月21日(土) 15:00~16:30
|会場| 西南学院大学博物館2階講堂
|料金| 無料 (申込不要)
【演奏】 安積道也(西南学院音楽主事/オルガニスト)
賛美歌の歴史についての解説を聴き、パイプ・オルガンに合わせて歴史的賛美歌を歌います。
※名称が一部変更しました(旧「日本賛美歌物語」)
----------------------------------------------イベント情報②-----------------------------------------------------------------
特別展ギャラリートーク
|日程| ①9月28日(土) ②10月5日(土) ③10月12日(土)
|時間| 14:00~14:30 ※開始5分前までにお集まりください。
|集合| 西南学院大学博物館1階エントランス
|料金| 無料 (申込不要)
-----------------------------------------------*プレゼント企画*-----------------------------------------------------------
会期中、アンケートにお答えいただいた方にオリジナルクリアファイルをプレゼント! ※数に限りがございます。なくなり次第終了となります。
会 場:西南学院大学博物館1階特別展示室・2階講堂
会 期:2019年4月1日(月)~6月29日(土)
入館料:無料
主 催:西南学院大学博物館
後 援:福岡市
協 力:山根明弘研究室(西南学院大学人間科学部社会福祉学科)、西南学院大学図書館 書肆 吾輩堂、長崎の町ねこ調査隊塾、一般社団法人博多ねこ99ネットワーク
わたしたちの身近にいる、かわいくてふしぎな生き物、ねこ。 ねことはどんな生き物なのか、またこの生き物とわたしたち人間は、今までどんな関係を築いてきたのか。 本展では、ねこの生態を明らかにする学問「ねこ学」(Cat Studies)を通じて、 わたしたちの知らないねこの世界へ、皆さんを招待します! ―協力― ◎山根明弘先生(西南学院大学の教員紹介ページが開きます) ◎西南学院大学図書館 ◎書肆 吾輩堂 ◎長崎の町ねこ調査隊塾 ◎一般社団法人博多ねこ99ネットワーク----------------------------------------------イベント情報-----------------------------------------------------------------

山根明弘先生トークイベント&ミュージアムコンサート
|日時| 2019年5月25日(土) 13:00~15:00
|会場| 西南学院大学博物館2階講堂
|料金| 無料 (申込不要)
長年にわたり島猫の生態研究をおこなってきたネコ博士・山根明弘先生によるトークイベント。 展示の見どころや「ねこ学」の魅力に迫ります。 トークイベント前には西南学院大学応援指導部吹奏楽団による猫にまつわる音楽コンサートも開催。-----------------------------------------------*プレゼント企画*-----------------------------------------------------------
① アンケート特典会期中、「ねこ学への招待」展アンケートにお答えいただいた方に オリジナルポストカード(2種類)をプレゼントいたします! 【ポストカード(2種)】 ・あたいは島猫(湯島) ・リンディスファーン福音書 ※2種類のうち、一枚をお選びいただけます。
② ワークショップ参加特典せいなんワークショップ「教えて! あなたのネコ研究」に参加していただいた方に オリジナルポストカード(2種類)をプレゼントいたします! 【ポストカード(2種)】 ・おおあくび(湯島) ・トリノ=ミラノ時祷書 ※2種類のうち、一枚をお選びいただけます。 ※各種、数に限りがございます。なくなり次第終了とさせていただきます。
会 場:西南学院大学博物館1階ドージャー記念室
会 期:2019年5月13日(月)~5月18日(土)
入館料:無料
1916年、創立者C. K. ドージャーにより福岡市大名町(現・中央区赤坂)に旧制男子中学校の「私立西南学院」が開設。 その後「中学西南学院」と改称して早良郡(現・福岡市)の西新町に校地を移設し 1921年に、現在の大学博物館である西南学院本館が竣工されました。 創立記念日である5月15日の週間に、学院創立を記念した企画展示を開催。-----------------------------------------------*プレゼント企画*-----------------------------------------------------------
会期中、来館された方にはオリジナルポストカード(2種)をプレゼント。 配布場所:大学博物館1階エントランス 【ポストカード(2種)】 ・ヘレン・ケラーとトムソン ・ドージャー記念室 ※数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます。
会 場:西南学院大学博物館1階特別展示室・2階講堂
会 期:2019年1月15日(火)~3月23日(土)
入館料:無料
宗教改革は、1517年にマルティン・ルターが著した『九十五カ条の論題』に端を発する 西欧キリスト教の改革運動です。印刷革命は、15世紀半ばにヨハネス・グーテンベルクが 活版印刷術を発明・実用化したことに始まる書物文化の革命です。これら二つの革新は、 ヨーロッパにおける中世から近代への移行を担った重要な転換点であるのと同時、 キリスト教の聖典である「聖書」のすがたを変えた革新でもあります。 本展覧会では、これら二つの革新によって聖書がどのようにすがたを変えていったのかを、 古代・中世の聖書写本から宗教改革期の活版印刷聖書に至るまで、「聖書の歴史」を辿って いくことによって紹介いたします。Ⅰ章 古代・中世の聖書写本
〈主な展示資料〉
リンディスファーン福音書(複製)、貧者の聖書(複製)
Ⅱ章 印刷革命
〈主な展示資料〉
42行聖書(複製)、ダンテ『神曲』、聖ヒエロニスム『マタイ福音書註解』
Ⅲ章 宗教改革と活版印刷聖書
〈主な展示資料〉
ルター訳聖書(1534年版・複製、1545年版・複製、1763年版)、チューリッヒ聖書
----------------------------------------------イベント情報-----------------------------------------------------------------
オルガン・レクチャー・コンサート
「ルターのコラール&バッハのコラール前奏曲」
|日時| 2019年3月13日(水) 17:00~18:00
|会場| 西南学院大学博物館2階講堂
|料金| 無料 (申込不要)
【演奏】 安積道也(西南学院音楽主事/オルガニスト) 【演目】 「喜びと平安をもって私は行きます」Mit Fried un Freud ich fahr dahin, BWV616 「いざ来たりませ、異邦人の救い主よ」Nun komm der heiden Heiland, BWV659 「天にましますわれらの父よ」Vater unser im Himmelreich, BWV 683 ほか★ナイトミュージアム★
通常では18時の閉館時間を、3月13日(水)のみ20時(最終入館19時30分)まで延長開館します。
この日にしか味わえない、夜の博物館をお楽しみください。
-----------------------------------------------*プレゼント企画*-----------------------------------------------------------
会期中、アンケートにお答えいただいた方に 博物館オリジナルグッズをプレゼントいたします。 数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます。 【ポストカード(2種)】 ・貧者の聖書 ・ルター訳聖書(1763年版) ※2種類のうち、一枚をお選びいただけます。
-----------------------------------------------*キャンペーン企画*-----------------------------------------------------------
★春休み!学生来館キャンペーン★
|期間|2019年2月1日(金)~3月23日(土) |対象|学生・生徒のみなさん ※西南・西南以外を問わず、中学生から大学院生までOK! 期間中、アンケートに記入したうえで学生証(学生手帳)を受付にて提示していただいた 学生さんには、企画展「宗教改革と印刷革命」の図録を一冊プレゼントいたします。
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2018年12月1日(土)~2019年1月11日(金)
入館料:無料
西南学院大学の学芸員課程履修の実習生が企画、設営を行いました。 サンタクロースの起源となった聖ニコラウスについて迫ることで、私たちに浸透しているクリスマスの本来の意味について再認識することができます。 この展示会では、聖ニコラウスが起こした奇跡や言い伝えられている伝説、そして現代のクリスマス文化に至るまでを紹介します。
----------------------------------------------イベント情報-----------------------------------------------------------------
博物館クリスマスコンサート
協力:西南学院大学応援指導部吹奏楽団
日時 2018(平成30)年12月1日(土) 14:00~14:30
会場 西南学院大学博物館2階講堂
定員 150名(事前申込不要)
参加費 無料
-----------------------------------------------*プレゼント企画*-----------------------------------------------------------
会期中、アンケートやクイズシートにお答えいただいた方に博物館オリジナルグッズをプレゼントいたします。
※数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます。会 場:西南学院大学博物館1階展示室・2階講堂
会 期:2018年11月2日(金)~12月13日(木)
入館料:無料
主 催:國學院大學博物館・西南学院大学博物館
豊臣秀吉が最初の伴天連追放令を布いた1587(天正15)年以降、徐々にキリスト教の布教に制限が 加えられていきました。そして、キリシタンたちは、江戸幕府の禁教令や、島原・天草一揆などが進展する中で、 潜伏して信仰を守るか、棄教するかを選択せざるを得なくなっていきます。 本展では、海外から流入する諸文化を換骨奪胎してきた日本に、如何にしてキリスト教が根を下ろそうとしてきたのか、 その歩みを辿っていきます。そこでは、受け入れる立場にあった日本側の試行錯誤も見出すことができるでしょう。 ◎本展は國學院大學博物館(東京都)との合同展示です。 東京会場と福岡会場では展示内容が一部異なります。 [東京会場] 2018年9月15日(土)~10月28日(日)----------------------------------------------★見どころ★-----------------------------------------------------------------
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産登録を記念した 本展覧会のみどころをご紹介します。 ★みどころ~その1~ 日本文化の國學院とキリスト教文化の西南学院がコラボ! 東西の文化を得意とする大学博物館が手を組んだ新たな展示 ★みどころ~その2~ キリシタン考古学の新発見! 千々石ミゲルは本当に棄教したのか!? 宣教師シドッチは江戸の切支丹屋敷に眠る!? ★みどころ~その3~ 島原・天草一揆や禁教期の未発表史料を公開! これまで知られていなかった未知の史料! 浦上四番崩れ関連の絵図も! ★みどころ~その4~ かくれキリシタンの文化や風習を知る! 日本の風土に合わせてどう変貌を遂げ 定着していったのか、その実態に迫る----------------------------------------------イベント情報-----------------------------------------------------------------
ミュージアムセッション「島原・天草一揆と禁教」
日時 2018(平成30)年12月8日(土) 14:00~16:00
会場 西南学院大学博物館2階講堂
定員 150名(事前申込不要)
参加費 無料
【登壇者】 「島原・天草一揆と牢人」 木村直樹氏(長崎大学) 「踏絵の実態と禁教認識の伝播」 安高啓明氏(熊本大学)-----------------------------------------------*プレゼント企画*-----------------------------------------------------------
会期中、アンケートにお答えいただいた方に博物館オリジナルグッズをプレゼントいたします。
※数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます。会 場:西南学院大学博物館1階特別展示室・2階講堂
会 期:2018年7月17日(火)~10月20日(土)
入館料:無料
協 力:仙台ハリストス正教会 辻永 昇 大主教
キリスト教には東方キリスト教(東方正教会、東方諸教会)と西方キリスト教(カトリック、プロテスタント)の2つの伝統があります。 このうち、ビザンティンの伝統を担うのが東方キリスト教です。 東方キリスト教の聖堂には、キリストやマリアを描いたイコンが置かれています。 聖なる写しとも言うべきイコンの美は、東方キリスト教の祈りのかたちを示しています。 日本においては、幕末から明治期にかけて、亜使徒聖ニコライの働きにより、日本正教会の礎が築かれました。 本展覧会では、東方キリスト教の祈りのかたちを紹介し、その歴史的拡がりを辿ります。----------------------------------------------イベント情報-----------------------------------------------------------------
公開シンポジウム「東方キリスト教徒の出会い」
日時 2019年2月2日(土) 13:00~16:10
会場 西南学院大学博物館2階講堂
参加料 無料(申込不要)
※10月6日(土)開催延長になったシンポジウムになります。第Ⅰ部 基調講演
「模写と無名性――天と地をつなぐ」
講師 鐸木道剛氏(東北学院大学文学部総合人文学科教授)
第Ⅱ部 パネリスト講演
「東方教会が西方に与えたもの――ダマスケヌスとトマス・アクィナス」
片山寛(西南学院大学神学部神学科教授)
「ビサンティン絵画の(不)透明性――イタリアの宗教文化におけるその機能をめぐって」
松原知生(西南学院大学国際文化学部国際文化学科教授)
「触覚の概念をめぐって――ベンヤミンとリーグル」
森田團(西南学院大学国際文化学部国際文化学科教授)
ディスカッション・質疑応答
司会 後藤新治(西南学院大学国際文化学部国際文化学科教授・大学博物館館長)
企画展ガイドツアー
日程 2018(平成30)年8月25日(土)、9月22日(土)
時間 ①11:30~12:00 ②15:30~16:00
場所 西南学院大学博物館1階特別展示室
参加料 無料 ※申込不要
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- *プレゼント企画*会期中、アンケートにお答えいただいた方に博物館オリジナルグッズをプレゼントいたします。
※数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2018年6月29日(金)~2018年10月11日(木)
入館料:無料
聖武天皇は、飢饉の頻発や天然痘の流行などから深く仏教に帰依した。 天平13年(741)には、恭仁宮で国分寺建立の詔を発し、これにともなって 諸国に金光明四天王護国之寺といわれる国分寺と、法華滅罪之寺といわれる 国分尼寺、そして総国分寺である東大寺が建立される。これら諸寺の屋根は 瓦で飾られ、各地には瓦生産をおこなう瓦屋が営まれた。国分寺跡から出土 する瓦類には、軒丸瓦や軒平瓦などのほか、様々な文字瓦も含まれる。 本展示では、東大寺や関東の国分寺出土瓦を取り上げ、古代寺院の 造営過程や地域性について紹介します。 國學院大學博物館ホームページ
会 場:西南学院大学博物館1階特別展示室・2階講堂
会 期:2018年4月2日(月)~6月30日(土)
入館料:無料
協 力:山田順研究室(西南学院大学国際文化学部国際文化学科)、南山大学教皇庁認可神学部図書館
西南学院大学の先生方の貴重な個人コレクションを展示する研究室訪問シリーズ第1回目。 本展覧会では、国際文化学部の山田順准教授のカタコンベ研究に関する展示をおこないます。 カタコンベの再発見に貢献した考古学者たちの挑戦とその成果に注目しながら、 初期キリスト教考古学の成立と発展、そして最新の研究成果をご覧いただけます。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2018年3月12日(月)~2018年6月中旬
入場料:無料
本展では、時代に翻弄されながらも繁栄を繰り返してきた 港町口之津の歴史とくらしを紹介します。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2018年2月23日(金)~2018年6月27日(水)
入館料:無料
國學院大學考古学研究室では、平成26(2014)年から群馬県吾妻郡長野 原町居家以(いやい)岩陰遺跡の学術調査を実施し、縄文時代における 山地・資源利用と行動復原に関する調査研究に取り組んできました。 本展では、発掘された縄文時代早期の埋葬人骨と出土遺物を中心 に研究成果を報告します。
会場:西南学院大学博物館2階講堂ほか
会期:2018年2月1日(木)~3月24日(土)
入館料:無料
竣工から現在に至るまで100年近い時間を有する当館を中心に西南学院の歴史を振り返り さらに、当時の西南学院の教育現場の環境づくりに貢献し、後の西南学院のシンボルを つくりあげた建築家W. M. ヴォーリズと西南学院の関わりについてご紹介します。会 場:西南学院大学博物館1階特別展示室、2階講堂
会 期:2017年11月13日(月)~1月29日(月)
休 館:日曜日、12月25日、12月28日~1月5日
※1月21日(日)は開館(10:00-17:30)
入館料:無料
本展覧会では、キリスト教の歴史的な流れとともに、世界各地で制作された祈りの道具を展示。
祈りの芸術を通して、キリスト教の信仰と布教の歴史を読み解いていきます。
Ⅰ章 信仰の芸術-聖書写本と祈祷書-
1節 聖なる書
2節 祈りの書
〈主な展示資料〉
リンディスファーン福音書(複製)、トリノ=ミラノ時祷書(複製)
Ⅱ章 思想の広がり-印刷技術の発明と改革-
1節 活版印刷と宗教改革
2節 対抗宗教改革と布教活動
〈主な展示資料〉
ルター訳聖書、聖フランシスコ・ザビエル伝
Ⅲ章 受容のかたち-世界の聖画像-
1節 東方正教会の聖画像
2節 布教活動と聖画像
〈主な展示資料〉
聖母の庇護(ロシアイコン)、サポパンの聖母への奉納画(メキシコ)
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特別展ガイドツアー
日程 2017(平成29)年11月17日(金)~18日(土)
時間 ①11:30~12:00 ②15:30~16:00
場所 西南学院大学博物館1階特別展示室
参加料 無料 ※申込不要
第22回 特別展関連公開講演会
日時 2017(平成29)年11月25日(土) 13:00~14:30
会場 西南学院大学博物館2階講堂
講演 「〈もの〉としての聖書、〈もの〉としてのイコン」 鐸木 道剛氏(東北学院大学文学部総合人文学科教授)
参加料 無料 ※申込不要
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*プレゼント企画*会期中、アンケートにお答えいただいた方に博物館オリジナルグッズをプレゼントいたします。
※数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2017年12月15日(金)~2018年3月8日(金)
入場料:無料
本展では、島原半島がキリシタンの世界へと変貌する16世紀におけるキリスト教の受容と対立について 有馬氏の居城である日野江城跡や温泉神社から出土した石塔群とキリシタン墓碑から紹介する。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2017年9月29日(金)~2018年2月23日(金)
入館料:無料
律令期の地方官庁は、「遠(とお)の朝廷(みかど)」とも称される。 とりわけ、筑前国の大宰府は、東アジアに開かれた外交・防衛や、 西海道諸国の広域行政を担った。また、九州南部の「隼人(はやと)」や、 東北北部の「蝦夷(えみし)」との紛争に備えて、軍事・行政拠点である 城柵を設け、これを維持するために柵戸を移住させる政策がとられた。 東北地方の城柵には、陸奥国府が置かれた多賀城や、渤海使を接遇していた 可能性も指摘されている出羽国の秋田城などがある。 本展覧会では、東北地方の城柵と、その関連遺跡から出土した資料を通して、 古代における辺境支配の一端を紹介する。
会場:西南学院大学博物館1階特別展示室
会期:2017年8月26日(土)~2017年10月27日(金)
入館料:無料
西南学院大学の学芸員課程履修の実習生が企画、設営を行いました。 西南学院大学博物館のコレクションから実習生が厳選してみた、 思わず撮ってみたくなるような「kawaii」を皆さんも探してみてください。
会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:平成29年8月18日(金)~12月7日(木)
入場料:無料
1637(寛永14)年に勃発した島原・天草一揆。翌1638(寛永15)年2月の原城籠城戦では、 一揆軍約3万人に対し、幕府軍は九州各藩から参加した12万もの連合軍と化した。 一揆の様子は、最終戦地である原城跡の遺物や各藩に残る古文書や絵図によってさまざまな角度からの研究蓄積がある。 しかし、「陣跡」の調査研究はいまだ不十分な状況であり、膨大に残る文献史料や絵図と発掘調査が課題として挙げられる。 そこで、南島原市では、2011(平成22)年から2012(平成23)年にかけて、延岡藩有馬氏の陣跡推定地の発掘調査を行った。 ここでは、その成果を踏まえて、幕府軍として参戦した延岡藩・有馬氏の陣跡を紹介したい。 絵図や文献、そして戦場現地から見える島原・天草一揆の様子を感じていただければ幸いである。会 場:西南学院大学博物館1階特別展室、2階講堂
会 期:2017年6月12日(月)~8月7日(月)
開 館:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休 館:日曜日
入 館 料:無料
共 催:西南学院大学博物館、南島原市
本展覧会では、主に前近代の島原を取り上げ、島原半島の信仰と歴史を概観します。 【第1部】 島原半島とキリスト教 Ⅰ.有馬氏の海外交流 Ⅱ.島原・天草一揆の顛末 〈主な展示資料〉 天草四郎肖像(西南学院大学博物館蔵) 寛永治迹(南島原市教育委員会蔵) 【第2部】 島原藩深溝松平氏の治世 Ⅰ.深溝松平氏について Ⅱ.島原藩の禁教政策 Ⅲ.島原藩と災害―島原大変― Ⅳ.島原藩の終焉 〈主な展示資料〉 島原領図屏風(本光寺常盤歴史資料館蔵) キリシタン制札(西南学院大学博物館蔵) 島原大変前後図(肥前島原松平文庫蔵) 松平忠和書状(九州大学附属図書館付設記録資料館九州文化史資料部門蔵)----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
第21回 特別展関連公開講演会日時 2017(平成29)年7月1日(土) 14:00~16:00
会場 西南学院大学博物館2階講堂
講演
「熊本藩軍功意識と創造された天草四郎像」安髙 啓明氏(熊本大学大学院人文社会科学研究部准教授)
「島原・天草一揆後の復興と移住政策」南浦 利早氏(南島原市教育委員会文化財課文化財調査員)
参加料 無料 ※申込不要
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特別展関連パネル展示日時 2017(平成29)年6月15日(木)~6月30日(金)
会場 西南学院大学2号館1階学生ホール
今回の特別展の概要や主な展示品について紹介しています。----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
*プレゼント企画* ご好評につき、終了しました。会期中、アンケートにお答えいただいた方に博物館オリジナルグッズをプレゼントいたします。
※数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2017年5月25日(木)~9月28日(木)
入館料:無料
中世には、土壙墓・集石墓・塚墓や、これに石塔を伴う事例など、 多様な墓が造営された。國學院大學が実習調査を実施した 東京都三宅島の物見処遺跡でも、経石を伴う塚墓状の遺構が 複数確認されている。なお、13世紀以降になると、僧侶や 武家に火葬が普及し、陶磁器や銅製・石製・木製の蔵骨器を 納めた墓が広く見られるようになった。とくに武家の墓では、 舶載磁器や古瀬戸の梅瓶・四耳壺を用いた蔵骨器が多用されている。会 場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会 期:2017年3月23日(木)~6月上旬
入場料:無料
本展覧会は「語り継がれる島原・天草一揆」シリーズの第二弾 であり、一揆の際の熊本藩に関する記録や書状を多数引用した本資料 からは熊本藩の動きがうかがえます。一揆から90年後、後世の人々が 語る本資料を通して天草・島原一揆を知ることができます。 前回に引き続き、一揆後に作成された記録や物語から、島原・天草 一揆がどのように伝わっていったのか紹介していきます。会場:南島原市原城図書館(〒859-2412長崎県南島原市有馬町乙1314-1)
会期:2017年2月15日(水)~3月20日(月)
入場料:無料
開館時間:午前10時~午後6時(毎週木曜日:午後12時~午後8時)
閉館日:毎週火曜日・毎月最終金曜日
本展覧会は「原城落城のとき」を新たな時代の幕開けと位置づけ 島原・天草一揆を中心に、その後の幕府の禁教政策の展開と 禁教下にあって信仰を維持し続けた潜伏キリシタンの世界を 多数の南島原市初公開資料とともに紹介します。 一揆で戦った人々の想いと息遣い、そして後世へ残した衝撃をぜひご体感ください。----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
特別展関連公開講演会日時: 2017年2月18日(土) 14:00~16:00
会場: 西有家公民館(カムス)3階ホール(〒859-2212長崎県南島原市西有家町須川493-3)
題目: 島原・天草一揆と「天下泰平」
講師: 稲葉 継陽氏(熊本大学文学部付属永青文庫研究センター長)
聴講料: 無料
申込み: 事前申し込み要(当日参加も可能)
【講演会申し込み・お問い合わせ】 南島原市教育委員会世界遺産登録推進室 TEL.0957-73-6705会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2017年1月27日(金)~5月24日(水)
入館料:無料
古墳時代になると、それまで列島各地に割拠していた諸集団がヤマトの 王権・大王のもとに統合され「国家」の原型が出現しました。 このような列島内の広域な社会統合と表裏一体の現象として、 日本の固有宗教「神道」の原型も明確となっていきました。 古墳に副葬された鏡・鉄製品・装身具などと、祭祀遺跡に 奉献された幣帛類の品目が概ね共通している事実は、 祖霊祭祀と神祇信仰が併行して整えられた過程を示すものと考えられます。会場:西南学院大学博物館1階廊下、2階講堂
会期:2017年1月24日(月)~5月31日(水)
入館料:無料
本展覧会では、幕府による取り締まりが本格化する前に生み出された、 16世紀末~17世紀初頭のキリシタンの墓について考古学の観点から取り上げます。 当時のキリシタンたちがどのようにキリスト教を受け入れ、どのように墓の形態が 変化していったのか、現在判明している調査事例などをもとにパネルで紹介しています。会 場:西南学院大学博物館1階特別展室、2階講堂
会 期:2016年11月15日(火)~2017年1月22日(日)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休 館:毎週日曜日(1月22日を除く)、12月28日~1月5日
入 館 料:無料
本展覧会では、福岡藩の海防に注目し、江戸時代の対外交渉における活躍を概観します。 さらに、警備という役割のなかで福岡藩が触れた異国文化や長崎への遊学についても紹介します。 【第1章 キリスト教の伝来と禁教政策】 主な展示資料:フランシスコ・ザビエル像(西南学院大学博物館所蔵)、ルドヴィコ・ジョルジオ作「中国図」(福岡市博物館所蔵) 【第2章 福岡藩と海防】 主な展示資料:阿蘭陀国使節長崎入船黒田鍋島陣営図(西南学院大学博物館所蔵)、黒田家軍船之図(福岡市博物館所蔵)*福岡市博物館との合同開催*
会 場:福岡市博物館企画展示室4
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休 館:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休館)、12月28日~1月4日
観 覧 料:一般200円、高大生150円、中学生以下無料
本展覧会は福岡市博物館との合同開催になります。西南学院大学博物館と福岡市博物館の 2つの会場で展示いたします。どうぞ併せてご覧ください。 【第3章 幕末の福岡藩と開国 主な展示資料:プチャーチン会談の図(西南学院大学博物館所蔵)、嘉永六年ロシア軍艦図(福岡市博物館所蔵) 【第4章 福岡藩と異文化交流】 主な展示資料:出島図(西南学院大学博物館所蔵)、長崎青貝細工花鳥文八角卓(福岡市博物館所蔵)----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ミュージアム・トーク日時 2016(平成28)年11月26日(土) 13:00~14:30
集合 西南学院大学博物館2階
内容 西南学院大学博物館でミュージアムトーク・展覧会見学の後、
福岡市博物館へ移動し、再びミュージアム・トークを行います。
参加料 一般200円 高大生150円 中学生以下 無料(福岡市博物館観覧料) ※事前予約不要。
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第20回 特別展関連公開講演会日時 2016(平成28)年12月3日(土) 14:00~15:30
会場 西南学院大学博物館2階
講師 宮崎 克則氏(西南学院大学博物館館長)
髙山 英朗氏(福岡市博物館学芸員)
参加料 無料 ※事前予約不要。
【表記の誤りについて】 特別展「異国と福岡―江戸時代における長崎警備と対外交流―」のポスターおよびリーフレットにおいて、 「主催 西南学院大学博物館」と表記していますが、正しくは「共催 西南学院大学博物館、福岡市博物館」となります。 ご迷惑をおかけいたしましたことを謹んでお詫び申し上げます。
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年12月1日(火)~2017年3月22日(水)
入館料:無料
現在、島原・天草一揆の最終舞台となった原城は、世界遺産登録候補 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産のひとつとなっています。 このことは、島原・天草一揆の記憶が今後、世界に向けて語り継がれていくことを物語っています。 本展覧会「語り継がれる島原・天草一揆」では、一揆後に作成 された記録や物語から、島原・天草一揆がどのように伝わって いったのかを紹介していきます。
会場:南島原市原城図書館
会期:2016年11月1日(火)~2017年2月末
入館料:無料
1796年、ドイツの医者の名家に生まれたシーボルトは、1823年、 出島のオランダ商館医師として来日し、併せて日本の「総合的科 学的」研究を行いました。彼の研究の成果の一つが『NIPPON』で す。そこには、当時の日本人の姿や風習が多くの挿絵で描かれて います。
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年9月27日(火)~2017年1月27日(金)
入館料:無料
古代の人々は、私たち以上に「異世界」を身近に感じていました。 今回展示するのは、中国漢代の鏡と明器です。 鏡に描かれた文様は、当時の世界観を反映したもので、 死者のために作られたミニチュア-明器-には、 死後の生活に対する想像力を見出すことができます。 所蔵:國學院大學博物館
会場:西南学院大学博物館1階特別展示室
会期:2016年8月27日(土)~2016年09月30日(金)
入館料:無料
西南学院大学の学芸員課程履修の実習生が企画、設営を行いました。 本展覧会オリジナルキャラクターであるザビエルくんと一緒に フランシスコ・ザビエル宣教の旅に出ましょう。
会場:西南学院大学博物館1階廊下、2階講堂
会期:2016年8月17日(水)~2016年11月3日(木) ※会期を延長しました。
入館料:無料
本展示では、「信仰」に焦点を当てて、長い年月のなかで築き上げられた「技」に より制作された博多織と博多人形をご紹介します。伝統工芸品のなかに取り入れられ たさまざまな「信仰」の展示を通して、「信仰」が私たちの生活に浸透していること や、制作に込められた思いを感じられる展示となっております。 西南学院大学博物館ワークショップ 「博多織で博多おきあげをつくろう」 日時 2016年10月8日(土)14~16時(受付13時30分~) 場所 西南コミュニティセンター1階多目的室1 定員 15名(小学生以上) 参加費 無料
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年8月17日(水)~2016年11月30日(水)※会期を延長しました。
入館料:無料
本展示では約120日間続いた島原・天草一揆が当時の人々に与えた衝撃や 戦闘の様子がうかがえる資料の紹介とともに、戦場における人々の思いや 息遣いを感じていただければ幸いです。
会場:國學院大學博物館
会期:2016年7月25日(月)~11月3日
入館料:無料
キリスト教の伝播を防止するために作られた人工の島である出島は、「鎖国」時代において、 ヨーロッパでは日本を象徴するもののひとつとして、また日本においては異国文化を象徴する もののひとつとして描かれました。本企画展では、さまざまな時期にヨーロッパで出版された 出島の図と、そこで生活するオランダ商館員を描いた絵巻を紹介します。
会場:南島原市原城図書館
会期:2016年7月11日(月)~10月末日
入館料:無料
江戸時代、ヨーロッパのなかでは、オランダのみが日本への来航(らいこう)を許されましたので、 日本に関する情報はオランダ商館員を通じて持ち帰られました。しかし、オランダ商館員も 自由に日本を見て回ることはできなかったので、情報は限定されていました。人々のなかには、 日本や日本人について調査し、本として出版した者たちもいました。彼らが興味を持ったこと のひとつに、日本人が生まれてから死ぬまでの通過儀礼があります。通過儀礼には、その国、 あるいはその地域の身分制度や死生観、文化などさまざまな要素が含まれており、日本とは どのような国か、日本人とはどのような人々か、ということを知るうえで重要だと考えたの ではないでしょうか。そして同時に、現代の私たちにとっても、当時の人々の生活を垣間見る ことができるテーマです。そこで、今回は江戸時代にヨーロッパに持ち帰られた「日本人の一生」 を展示します。
会場:西南学院大学博物館1階特別展室、2階講堂
会期:2016年6月10日(金)~8月7日(日) ※8月7日除く日曜日休館
入館料:無料
2016年に開館10周年を迎えた西南学院大学博物館が、これまでの10年で収集した キリスト教文化に関する数々の資料を、初めてのコレクション展として公開します。
第19回特別展関連公開講演会日時 2016(平成28)年7月2日(土) 14:00~15:30
場所 西南学院大学博物館2階講堂
講師 吉田 稔氏(株式会社 一粒社ヴォーリズ建築事務所 執行役員)
演目 「西南学院旧本館・講堂の改修について」
※事前予約不要。入場料無料。
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年5月2日(月)~2016年7月30日(土)
入館料:無料
本シリーズでは、戦国時代の有馬の様子や、キリスト教の布教と弾圧など、 南島原市の歴史を象徴する二つの城である日野江城と原城から出土した 瓦を展示します。 今回はそのような発掘資料の中でも、他の地域での出土例が少ない、 特徴的な瓦を紹介しています。 ~展示ラインナップ~※すべて南島原市所蔵 ①金箔瓦(複製) ②花十字紋瓦 ③飾り瓦
会場:國學院大學博物館
会期:2016年4月24日(日)~2016年7月23日(土)
入館料:無料
キリスト教世界で祈りを捧げるために製作された板絵をICON(イコン)と呼 びます。神の姿が刻印されていると考えられたイコンは、崇敬の対象でした。 キリスト教が各地に伝搬していく過程で、地域ごとに特色あるイコンが製作 されました。本展示では、当館が所蔵する様々な地域のイコンをみることで 普及の様子と地域ごとの違いを紹介いたします
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年5月26日(木)~2016年9月27日(火)
入館料:無料
日本独自の山岳宗教である修験道に焦点を当てています。古来、水源やランドマークとして の山に対する信仰は、山麓信仰に止まっていましたが、8世紀頃から山頂祭祀が認められ、10世紀 になると、峰々を巡る山岳練行が各地の霊山で始まり、11世紀ごろに修験道の独自性が確立します。 本展示では奈良県金峯山や福岡の山岳宗教と所縁の深い脊振山の経塚の出土遺物を紹介しております。
会場:南島原市原城図書館
会期:2016年3月25日(金)~6月25日(土)(延長あり)
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
入館料:無料
1635年、江戸幕府3代将軍徳川家光の政策により、中国船が来航できる港
が、長崎の一港に限られました。
当初、中国からやってくる商人たちは出島に閉じ込められたオランダ商館員
とは異なり、長崎市中への滞在が許可されていました。しかし、来日する商人
の数は年間数千人にも及びましたので、市中を自由に遊歩できる状態では、
密貿易などの取り締まりを行うことが困難でした。そこで幕府は1689年に唐人
屋敷を建設し、以降中国の人々の居住を限定していきました。
今回の企画展では、「海外への窓口 KYUSHU・NAGASAKI」シリーズの
第2弾として、江戸時代に来日した中国の人々や、日本で紹介された中国文化
について注目します
会場:天草キリシタン館((詳細はこちら)
会期:2016年3月25日(金)~
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
入館料:無料
ハヌキヤ・ランプとはハヌカという祝祭に用いられる祭具のことです。 ユダヤ教には月々にさまざまな祝祭があり、ハヌカはその代表的なもの のひとつです。ハヌカは、紀元前165年におこった戦争に勝利し、神殿の 奪還・奉納を祝い記念する祭りです。その祭りで用いられるハヌキヤ・ ランプは、美術工芸品と称されるユダヤの祭具のなかでも、多様なデザ イン性をもち、美しく祈りの空間を灯すものです。
会場:西南学院大学博物館1階廊下
会期:2016年2月15日(月)~2016年5月25日(水)
入館料:無料
菅原道真公は「天神さま」とも称され、学問の神様として 親しまれています。天神さまの姿は絵の描かれるとともに、 全国各地で民具として天神人形が作られ、姿・材質も様々です。 そのような天神人形を神道史学者の宮地直一氏旧蔵資料の中から紹介しています。
ミュージアムトーク「天神人形―各地の天神さま―」(事前申し込み不要) 講師:大東敬明氏(國學院大學研究推進開発機構准教授) 日時:2016年5月25日(水)15:30~16:30 会場:西南学院大学博物館2階講堂 聴講料:無料
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年1月27日(水)~2016年4月30日(土)
入館料:無料
戦国時代の有馬の様子や、キリスト教の布教と弾圧など、 南島原市の歴史を象徴する二つの城である 日野江城と原城から出土した瓦を展示しております。 鳥衾瓦、軒丸瓦、軒平瓦などといった様々な瓦が出土しており、 江戸時代に廃城となった両城の建物や建築技術などを垣間見ることができます。 ~展示ラインナップ~ ①日野江城跡出土瓦(所蔵:南島原市) ②原城跡出土瓦(所蔵;南島原市) ③肥前島原記(所蔵:西南学院大学博物館)
会場:國學院大學博物館
会期:2016年1月8日(金)~2016年4月23日(土)
入館料:無料
國學院大學博物館で、当館所蔵の出島図や紅毛人プラークといった異国情緒 あふれる資料を展示しております。近世日本に滞在を許可された阿蘭陀人は 日本人をどのように捉えたのか、開国以後の日本人にいかなる対外的認識が 芽生えたのかご紹介します。
ギャラリートーク
講師:安高啓明(熊本大学文学部准教授)
日時:2016年4月23日(月)14:00~14:30
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年11月18日(水)~2016年2月15日(月)
入館料:無料
國學院大學博物館が所蔵する弥生時代のコレクションを展示しています。 九州以東の弥生土器と、列島各地で用いられた財の姿を通して、弥生時代の 多様性を概観します。
ギャラリートーク
講師:柳田康雄(國學院大學研究開発推進機構 客員教授)
日時:2015年11月18日(水)15:30~16:30
会場:南島原市原城図書館
会期:2015年12月2日(水)~2016年3月24日(木)
※2016年2月9日(火)~16日(水)は蔵書点検のため休館いたします。
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
「鎖国」政策下、長崎はヨーロッパや中国に向けて開かれた 唯一の場所となり、異国の珍しいものや新しい知識を求めて、多くの人が 長崎を訪れました。本展覧会では、異文化交流の中心地である長崎に焦点をあて、 江戸時代に刊行された長崎に関する本を展示しています。
会場:熊本県天草市天草キリシタン館(HPはこちら)
会期:2015年11月30日(月)~
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
シナゴーグ-ユダヤの祈りと祭具
シナゴーグはキリスト教の母体であるユダヤ教の教会堂です。ユダヤの ひとびとが集まり、祈りを捧げる場であるシナゴーグには、美術工芸品 (JUDAICA)と呼ばれる祭具が置かれています。それらはユダヤ教の 儀式に用いられる祭具としての機能とともに、空間を彩る装飾ともなっ ています。本企画展で展示するのは、シナゴーグやユダヤ人家庭の入り 口に取り付けられる羊皮紙の巻物メズーザーを入れる容器です。『申命 記』のなかで、モーセが命じることを「あなたの家の戸口の柱にも戸にも 書き記しなさい」と指示したことに由来する習慣です。皮紙を丸く巻くか 折って小さい窓の開いた筒に入れて戸口に取り付けました。ケースには全 能者シャダイの文字や、その最初の文字がみられます。
会場:西南学院大学博物館1階特別展室・2階講堂
会期:【前期】2015年11月7日(土)~11月21日(土) 【後期】2015年11月24日(火)~12月12日(土)
入館料:無料
公開講演会:2015年12月5日(土)14:00~15:30詳細はコチラ
16世紀後半、フランシスコ・ザビエルが日本に来航して以来、日本では 西欧文化の影響を受けた南蛮文化が花開きました。本展覧会では、この ような南蛮文化を美術史的視点から紹介いたします。 また、今回は前期・後期で展示品の一部入れ替えを行います。対象は大 分県津久見市所蔵の漆工芸品です。安土桃山時代から江戸時代初期にか けて制作された貴重な資料ですので、皆様ぜひ前後期ともご来館ください。
日時 2015(平成27)年12月5日(土) 14:00~15:30
場所 西南学院大学博物館2F
講師 内島 美奈子氏(本学博物館学芸員)「南蛮―NAMBAN―昇華した芸術」
川端 憲子氏(九州国立博物館主任研究員)「江戸時代の輸出漆器」
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年10月9日(金)~2016年1月22日(金)
入館料:無料
西南学院大学博物館は、2015年3月より長崎県南島原市と協定を結んでいます。 今回の展示は通算3度目となるサテライト展示です。このたび設置した展示ブ ースでは日野江城・原城より出土した資料から、南島原における海外交流や、 それに伴う異文化の受容・対立の歴史を紹介しています。 貴重な資料をぜひ当館にてご覧ください。
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年4月25日(土)~11月7日(土)
入館料:無料
國學院大學博物館が所蔵する服部和彦氏寄贈コレクションの中でも 特に希少な魔鏡5点を一同に会し、展示しております。 鏡面から放たれる阿弥陀仏の幻想的な画像や名号は圧巻です。
日時 2015(平成27)年9月26日(土)、14:00~15:30
場所 原城オアシスセンター
入場料 無料(事前申し込み要、当日参加も可能)
講師 大石 一久氏(前長崎歴史文化博物館研究グループリーダー)
題目 異文化の記憶―海外交流史に見る南島原とキリシタン
講師は安高啓明氏(熊本大学文学部准教授)を予定しておりましたが、大石一久氏に講演していただくことになりました。 申し込み・問い合わせ 南島原市教育委員会生涯学習課 TEL:050-3381-5082
会場:國學院大學博物館
会期:2015年9月5日(土)~12月25日(土)
入館料:無料
キリスト教が禁止された江戸時代では人々の宗教を調査する宗門改、 人口調査である人別改を行っていました。これらの記録である宗門人 別改台帳には地域性があり、当時の地域社会の様子を垣間見える展示 となっております。12月12日には、ミュージアムトークも開催しました。
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年8月29日(土)~9月18日(土)
入館料:無料
当館では8月19日(水)から29日(土)にかけて、5名の学生を受け入 れ実習を行いました。本展覧会は実習の集大成として、実習生自ら企 画・展示をしております。 展示品をよく見ると、そこにたくさんの動物が描かれていることに驚 かれると思います。それらはいったい何を表しているのでしょうか。 解説シートは大人用と子ども用の二種類用意するなど、子どもから大 人まで楽しみながら学べる展示になっております。皆様、ぜひお越し ください。
会場:熊本県天草市天草キリシタン館(HPはこちら)
会期:2015年8月29日(土)~
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
キリスト教の母体であるユダヤ教には、聖書に由来する様々な儀式が あります。そのなかでも最も重要な儀式のひとつは、毎週巡ってくる 聖なる安息日です。安息日には一切の労働が禁じられますが、それは 「安息日にはどんな仕事もしてはならない」(『出エジプト記』20:10) の記述に由来します。安息日には、ユダヤ教の教会堂シナゴーグで祈 りを捧げ、家庭で聖なる安息日を祝います。 その儀式の場で用いられる祭具は美しく飾られ、美術工芸品(JUDAICA) と称されています。本展示では、安息日に使用される祭具を紹介し、 その美しさを感じていただければと思います。
会場:(南島原市)有馬キリシタン遺産記念館(メイン会場)・原城図書館(関連展示会場)
会期:2015年8月28日(金)~10月7日(水)
入館料:無料
本展覧会では、南島原市所蔵の日野江城跡・原城跡関係資料とともに、 西南学院大学博物館の所蔵する中世~近世におけるキリスト教関係資料 や、アジア・西欧と日本との交流を示す資料を展示いたします。資料を 通して、日本と西欧世界との出会い・受容と対立・交流などの視点から 南島原の歴史を眺め、日野江城跡・原城とその周辺の時代を浮かび上が らせていきます。この機会にぜひ、ご覧ください。
会場:西南学院大学博物館1階廊下、2階講堂
会期:2015年8月5日(木)~10月30日(金)
入館料:無料
本企画展では、西南学院大学博物館の所蔵する資料と九州大学附属図書 館のパネル資料の展示により、鎖国政策下におかれた当時の日本が、異国 人をどのようにイメージしていたのか、その一側面をご紹介いたします。 各国の異国人を紹介する絵巻には、その国の紹介文が書かれており、翻刻 文を読みながら、実際にどのような紹介がなされていたのかもご紹介して おります。
会場:西南学院大学博物館1階特別展室・2階講堂
会期:【西南学院大学】2015年6月12日(金)~8月4日(火) 【東北学院大学】2015年6月12日(金)~8月6日(木)
入館料:無料
本展覧会は通算5度目の大学博物館共同企画シリーズとなります。 今回は、東北学院大学博物館と資料を交換展示、同時開催をしており、 魔境をはじめとする当館の資料は東北学院大学博物館にて展示されてい ます。 当館では、東日本大震災にて被災した文化財レスキューの活動成果をは じめ、伝統工芸である雄勝硯などスレート産業、東北学院大学内にある 宣教師館「デフォレスト館」を中心に展示をしております。さらに、東 北学院大学博物館が所蔵する「墨書人面土器」や「おしらさま」など、 貴重な資料がはるばる仙台からやってきました。 滅多にない機会ですので、是非ご覧ください。
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年3月25日(水)~7月3日(金)
入館料:無料
西南学院大学博物館は、2015年3月より長崎県南島原市と協定を結んでいます。 今後は協定にもとづいて、定期的に南島原市の所蔵資料を紹介していく予定 です。 このたび設置した展示ブースでは、島原・天草一揆の最終舞台となった 原城にて出土された資料を貸借し、出展しています。激戦が繰り広げら れた原城には、戦闘の痕跡やキリシタン信仰遺物などが多数発掘されて おり、当時の実態を紹介できる貴重な資料が並んでいます。 この機会にぜひ、ご覧ください。
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年2月14日(土)~4月24日(金)
入館料:無料
西南学院大学博物館は、2014年7月より國學院大學博物館と協定を結んでいます。 当館では、協定にもとづいて、定期的に國學院大學博物館の所蔵資料を紹介して いく予定です。 今回設置した展示ブースでは、縄文時代の九州における生業関係資料を貸借し、 紹介しています。土器だけではなく、動物の骨や貝殻(動物遺存体)なども展示して おり、当時の狩猟生活を身近に感じ取ることができる構成となっています。 当館とは異なった視点から収集・展示された資料の数々を、この機会にぜひ、ご覧 ください。
会場:國學院大學博物館
会期:2015年4月20日(月)~9月4日(金)
入館料:無料
國學院大學博物館にて、西南学院大学博物館の展示ブースが設置されました。 西南学院大学博物館が所蔵する豊富なユダヤ関係資料のなかから、 イスラエルを中心にした古代ランプ、祭具であった燭台など11点を出品。 古代から現代にいたる“ともし火の系譜”を辿りながら、 ユダヤの歴史や文化を感じて頂けたらと思います。
会期:2014.11.7(金)~2015.1.17(土)
ジュダイカとは、ユダヤ教の祭具等を含む文物一般のことです。 ユダヤ教を信仰するひとびとにとって、祭祀と生活は密接な関係が あり、多くのジュダイカが生まれました。キリスト教の源流であるユ ダヤ教には長い歴史があります。その歴史のなかで、かつて祖国を 失い、世界中に離散したユダヤのひとびとは、信仰を拠りどころに 文化を創出し、さらにはアイデンティティを保ってきました。そのこと は、地域や時代によって、それぞれの特色を持つ、多様な“かたち” を生み出しました。
日時 2014(平成26)年12月6日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2階講堂
講師 内島 美奈子氏(本学博物館学芸研究員)ジュダイカ・コレクションⅢ「祈りの継承」-ユダヤの信仰と美術
小林 洋一氏(本学名誉教授)「ヘブライ語聖書「詩編」にみる信仰と祈り」
大学博物館共同企画シリーズⅣ 学内GP成果展
会期:2014.6.16(月)~8.30(土)
大航海時代の訪れは、島国日本に新たな局面をもたらしました。それはこれまでにない文化的 萌芽としてあらわれ、特に鉄砲とキリスト教伝来は、日本がダイナミックな世界史の舞台にたっ た瞬間でした。“海路”を通じてもたらされた新しい文物や思想は、着実に日本に浸透し、受け入 れられました。これは、各地で特色のある様々な“かたち”としてあらわれていきました。
日時 2014(平成26)年7月26日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2階講堂
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「海路-海港都市の発展とキリスト教受容のかたち-」
渡辺 一雄氏(梅光学院大学文学部長・博物館長)「海峡・港町の2000年-文化遺産でたどる下関(赤間関)の歴史」
日時 2014(平成26)年10月18日(土) 14:30~16:00
場所 梅光学院大学図書館ホール
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「九州・山口におけるキリスト教史」
ミュージアムセッションⅠ「持続する“連携”のあり方」
日時 2014(平成26)年7月5日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2階講堂
【1部】事例紹介
司会 内島 美奈子(本学学芸研究員)
講師 安高 啓明氏(本学博物館学芸員)
佐藤 睦子氏(梅光学院大学博物館学芸員)
松本 博幸氏(天草市観光文化課文化振興係学芸員)
梶谷 東輝氏(船の科学館学芸員)
【2部】総合討論
総合司会 安高 啓明(本学博物館学芸員)
企画展
会期:2014.9.3(水)~10.30(木)
ドイツ人医師のフィリップ=フランツ=フォン=シーボルト(1796-1866)は、長崎出島の商館医員に
任命され、1823(文政6)年に来日しました。彼は日本の総合的科学的調査も行い、その調査・研究
の成果は主著『NIPPON』で紹介されることになります。
『NIPPON』には、日本の宗教として見なされた神道・仏教・儒教についての言及があります。キリ
スト教国から来たシーボルトは、禁教政策を採っていた日本の宗教について、どのような印象を
抱き、記録したのでしょうか。
本企画展では、『NIPPON』における宗教に関する記述・挿絵をもとに、シーボルトのみた日本宗教
のすがたを明らかにしていきます。
企画展
会期:2013.12.23(月)~2014.5.30(金)
西南学院は2016年に創立100周年を迎えます。
本企画展は、過去の記録写真を紐解くことで、
西南学院が歩んできた業績を紹介していくものです。
会場:南島原市原城図書館 (HPはこちら)
会期:2014年8月6日(水)~11月27日(木)
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
産官学連携事業として、天草キリシタン館に続き、南島原市原城図書館に展示ブースを設けて
当館の資料と南島原市の資料を展示しています。
今後、展示変えも予定しております。皆さま、ぜひ南島原市へお越し下さいませ。
会場:天草市立天草キリシタン館 (HPはこちら)
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
現在、博物館を取り巻く状況は年々厳しくなっています。予算・人員削減にともなう学芸員
の業務の多様化、他方で、入館者数の増加や利益追求まで要望されるようになってきていま
す。そのような中で、博物館が本来あるべき姿で協力できないか、そして単に大学と地域博
物館の連携ではなく、博物館産業を巻き込んだより良い事業にできないかという企図の下、
本事業は企画されました。
これまで本学博物館では特別展として地域博物館や大学博物館と連携事業をおこなってきま
したが、常設ブースを設けた、しかも産業・官業を巻き込んだ企画ははじめてとなります。
※本事業は本学博物館が採択された学内GP「大学博物館における高度専門学芸員養成事業」
(2011年~)と教育IP「実践力のある博物館職業人育成事業」(2012年~)の成果の一部とな
ります。
大学博物館共同企画シリーズⅢ 学内GP成果展
―受容と展開、そして教育―
会期:2013.11.1(金)~12.21(土)
日本人は心の拠り所を“祈り”で表現する。
日本人の信仰の源流にはなにがあったのか。今日に至るまでにどのような転機があったのか。
祈りの変遷をたどるとともに、近代教育の姿にも迫っていく。
本展覧会は大学博物館共同企画であるとともに、2011年度に西南学院大学博物館が採択された
学内GP「大学博物館における高度専門学芸員養成事業」の成果の一部である。
日時 2013(平成25)年12月7日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「日本宗教の源流とキリスト教」
深澤 太郎氏(國學院大學助教)「神道の成立と外来文化」
日時 2014(平成26)年1月24日(金) 15:30~16:30
場所 國學院大學博物館
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)ミュージアム・トーク
日時 2014(平成26)年1月25日(土) 13:30~15:00
場所 國學院大學博物館
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「日本宗教史のなかのキリスト教―伝来から近代教育まで」
西南学院大学博物館地域連携事業
会期:2013.8.6(火)~9.8(日)
会場:松浦史料博物館展示室
西南学院大学博物館地域連携事業の実施について
西南学院大学博物館では、地域との連携・協働を進めております。
この度、特別展「日本キリスト教史の展開」を平戸市の公益財団法人松浦史料博物館で開催
しております(会期:8月6日~9月8日)。本展覧会は本学博物館がこれまで収集してきた資料
をもとに日本キリスト教史の変遷について紹介するものです。
本学博物館の活動はもとより西南学院の取り組みを学外に広く紹介する機会になる展覧会です。
なお、本事業は船の科学館・海と船の博物館の支援を受けて開催し、大学博物館が採択された
教育IPの成果の一部です。
九州のキリスト教シリーズⅣ
―投影された大航海時代とその果てに―
会期:2013.6.8(土)~8.3(土)
海外交流を通じていち早く繁栄していた港市平戸。
平戸松浦家伝来の名宝からは異国への想いがめぐらされる。
異国趣味と禁教の狭間で揺れる松浦家と平戸に残されたものとは…
特別展関連公開講演会
日時 2013(平成25)年7月6日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「平戸藩の禁教政策」
久家 孝史氏(公益財団法人 松浦史料博物館学芸員)「平戸松浦家の歴史と伝来する資料」
秋期特別展
―今日に甦る祈りとさけび―
会期:2012.10.19(金)~12.15(土)
キリシタン時代の光と影。
日々挙げられている発掘成果によってその姿が明らかになってきている。
いままさにキリシタンたちが信仰していた真実がここに集結する。
日時 2012(平成24)年11月17日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「キリシタン考古学の世界」
大石 一久氏(長崎歴史文化博物館研究グループリーダー)「日本におけるキリシタン墓碑の様相―とくに墓碑の編年と分布について」
松本 慎二氏(南島原市教育委員会文化財課課長)「原城出土のキリシタン資料」
大学博物館共同企画シリーズⅡ
―鎖国のなかの日本―
会期:2012.6.2(土)~8.4(土)
閉ざされた島”日本”。
近世日本の鎖国というイメージは私たちに閉塞感を与える。
しかし、そこには開かれた海を介して躍動した姿があった。
西南学院大学博物館と神戸大学海事博物館が所蔵する資料から近世日本の実像に迫る。
日時 2012(平成24)年7月14日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「鎖国のなかの近世日本」
野村 昌孝氏(神戸大学准教授・神戸大学海事博物館専門員)「神戸大学海事博物館コレクション紹介~海路図を中心にして~」
大学博物館共同企画シリーズⅠ
―東西聖像画の世界―
会期:2011.11.2(水)~12.10(土)
大学博物館の“collaboration(コラボレーション)”
大学の“知の拠点”といわれる大学博物館。西南学院大学と玉川大学が有する
大学博物館同士が連携し、それぞれが所属する貴重な資料を一般公開。
イコン(ICON)にこめられた想いにはなにがあったのか……信仰・礼拝・慣習
いままさに目の前にあらわれた聖像画の神秘に迫る。
日時 2011(平成23)11月5日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「大学博物館の役割と西南学院大学のイコン」
柿崎 博孝氏(玉川大学教育博物館教授)「イコンの美と魅力―玉川大学のコレクションから―」
開館五周年記念特別展
―祈りの原点とキリシタン文化―
会期:2011.6.6(月)~7.13(水)
四方を海に囲まれた天草島では、「海と船」が、島民の暮らしを支えていた。
すでに中世の頃から中国をはじめとするアジア諸国との物流があった。
やがてアルメイダ神父によって、もたらされた新しいキリスト教文化は、
島民たちの生活に変化をもたらす。
しかし、その後幕府の宗教政策の影響から、
時代は「島原・天草の乱」、そして弾圧へと流れていった…
日時 2011(平成23)年6月18日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「海流に魅せられた島 天草」
中山 圭氏(天草市教育委員会学芸員)「海の領主天草五人衆と関連遺跡出土陶磁器」
松本 博幸氏(天草市立天草キリシタン館学芸員)「天草とキリスト教」
開館五周年記念特別展
―東西信仰の諸相―
会期:2010.11.2~12.11
海路を通じてもたらされたキリスト教。
伝来から繁栄、厳しい弾圧と250年もの潜伏―
そして奇跡の復活というキリスト教布教の歴史。
いま実像に迫るキリスト教信仰の世界。
日時 2010(平成22)年11月6日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 清水 紘一氏(中央大学文学部元教授・中央大学人文科学研究所客員研究員)
「博多と秀吉の天正禁教令をめぐって」
九州のキリスト教シリーズⅡ
―大分に残るキリシタン文化―
会期:2010.5.27~7.3
日本が初めて出逢った南蛮文化。
見たこともない舶来品は、人々の目にどう映ったのか。
聞いたこともない教えは、その土地に何を残したのか。
今、当時の南蛮が根付いた大分を紐解く。
日時 2010(平成22)年6月26日(土) 第1部/14:00~14:30 第2部/14:30~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 第1部/安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「大分に残る南蛮文化」
第2部/五野井 隆史氏(東京大学名誉教授)「豊後キリシタンの盛衰」
ジュダイカ・コレクションⅡ
―ユダヤの生活と儀礼―
会期:2009.11.10(火)~2010.1.16(土)
キリスト教の源流であるユダヤ教。しかし、我々日本人にとって、ユダヤ教は決して
馴染みが深いものとはいえません。ましてや、ユダヤ人の生活や習慣に触れる機会と
いうのは、極めて少ないのが現状です。
今回もジュダイカ・コレクションの所蔵者である西南学院大学名誉教授の関谷定夫氏
のご協力を得て、ユダヤ人の生活をテーマとした展覧会を開催することになりました。
本展覧会は、ユダヤ人の生活の営みにスポットをあてて紹介するものです。
日時 2009(平成21)年11月21日(土) 15:30~17:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 大津 忠彦氏(筑紫女学園大学)「古代オリエント史におけるユダヤ」
九州のキリスト教シリーズⅠ
―島原・天草の乱と天草四郎―
会期:2009.6.20(土)~7.31(金)
時の流れに埋没する
ひたむきな祈りに耳を澄ませば
彼方から聴こえる
賛美歌のうたごえ…
日時 2009(平成21)6月27日(土) 第1部/14:00~14:30 第2部/14:30~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 第1部/安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「島原・天草の乱前後の江戸幕府禁教政策」
第2部/大橋 幸泰氏(早稲田大学教育・総合科学学術員准教授)「近世人の島原天草一揆認識」
2008年秋季特別展
―境界は出会いの場―
会期:2008.10.27(月)~12.13(土)
もたらす側と受ける側が出逢う境界は、あるときには地理的な境目、またあ
るときには歴史的な境目となります。もたらされたキリスト教に対して、そ
れを受ける側にはいずれの時代や場所にしても全面的・好意的な受容は決し
て多くなく、武力的抵抗・布教者や信者に対する迫害といった強い拒絶や、
教義の変形的な理解・在来宗教との混交といった緩やかながらも元のかたち
からの異化反応がしばしば起きます。それこそが繰り返されてきたさまざま
な歴史のダイナミズムなのです。
日時 2008(平成20)年11月15日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 中尾 智路氏(福岡アジア美術館学芸員)「フィリピンの聖なる像サント」
第三回特別展
―ウィリアム・メレル・ヴォーリズと西南学院―
会期:2008.5.12(月)~7.5(土)
西南学院大学博物館は長く西南学院本館として利用されていました。
これを生み出したのがウィリアム・メレル・ヴォーリズです。
彼は学生時代に参加した海外伝道学生奉仕団世界大会において伝道団
員に志願したことを契機に来日し、独学で建築家としての道を歩み出
します。そこで数々の作品を生み出すとともに、メンソーレタムで有
名な近江兄弟社を創設するなど、多彩な能力を発揮します。本展覧会
は神からの使命の実現として、建築設計に取り組みヴォーリズに注目
した切り口となっています。
日時 2008(平成20)6月21日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 山形 政昭氏(大阪芸術大学教授)【生き続ける建物 ― ヴォーリズ建築の100年」
ジュダイカ・コレクションⅠ
―ユダヤの信仰と祭―
会期:2007.10.29(月)~12.15(土)
キリスト教の淵源をたどればユダヤ教にいたります。西南学院大学博物館は
キリスト教文化に関する展示と研究を課題としていますが、国内の博物館に
は珍しい多くのユダヤ教に関する資料を展示しており、特色の一つとして注
目されています。このようなユダヤ教への関心には、本学の関谷定夫名誉教
授のユダヤおよびユダヤ教に関する御学問にに啓発されたものがあります。
本展覧会は関谷教授のジュダイカ・コレクションを展示しています。この関
谷コレクションは、ユダヤの人々の社会や生活、思想を理解し、キリスト教
とユダヤ教を比較検討する助けとなるでしょう。
日時 2007(平成19)年11月17日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 市川 裕氏(東京大学教授)「儀礼に込められたユダヤの祈り」
開館一周年記念特別展
―生月島におけるキリスト教の受容と変容―
会期:2007.5.14~6.30
1600年代中ごろからキリシタン御札の撤廃ごろまでの200年余は、
江戸幕府の厳しいキリスト教禁教政策と厳罰の実施によって、キ
リシタン信仰は根絶したと考えられていました。ところがこの間
も、キリスト教を信じる人びとは、表面的には神棚を敬い仏壇で
先祖を崇めながら、密かにキリスト教の信仰を守っていました。
長崎県平戸市の生月島は、かくれキリシタン信仰の島として知ら
れています。今回の特別展は、彼らかくれキリシタン信仰を続け
た信者の苦悩と知恵を示す多数の資料を展示しています。
日時 2007(平成19)年6月2日(土) 13:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 第1部/中園 成生氏(平戸市生月町博物館・島の館学芸員)「生月島のかくれキリシタン信仰」
第2部/「オラショの実演」 土肥栄氏、川崎雅市氏、大石義孝氏、山本善則氏、谷本雅嗣氏