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見知らぬ国へ飛び込んで得た
根拠のない自信が人生の財産に。 -
中学生の頃から自転車で一人旅をしていたこともあり、学生時代も各地を旅していました。印象に残っているのは、年2回、長期休暇を利用して挑戦した西表島のユースホステルでの住み込みのアルバイトです。1泊3食付きで日給1000円。インターネットがない時代だったこともあり、島を訪れるのは個性的な旅人ばかり。インドを放浪してきた人や株で生活費を稼ぎながらホテル暮らしをする人、海外の旅行者など、彼らとの交流は刺激的でした。その影響もあり、次第に興味は海外へ。大学3年次には1年休学し、オーストラリアへのワーキングホリデーに挑戦。渡航当初は英語もほとんど話せず、最初の1週間は唯一簡単な英語が通じたマクドナルドでチーズバーガーばかりを食べていたことも。それでも現地での生活を重ねる中で得た、「何とかなる」という根拠のない自信が人生の下支えになっています。
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「あったら面白そう」を形に。
人生を変えた「こどもびいる」。 -
20代は、旅行業界や食品業界など、さまざまな業界を渡り歩きました。業界は異なっても、一貫していたのは海外に関わる仕事。3社目の通信機器メーカーでは海外営業を担当し、充実した日々を送っていましたが、海外で仕事をするうちに旅への思いが再燃し、30歳を前に会社を退職。約1年かけて世界20カ国を巡りました。
この旅で転機となったのが、フィジーでのもんじゃ焼き店を営む社長との出会いです。この縁をきっかけに、帰国後は名古屋でもんじゃ焼きの修業を積んだ後、福岡でもんじゃ焼き店を開業しました。
実は、私の商品第1号となる『こどもびいる』は、この店から誕生しました。当時、ドリンクメニューを充実させようと、全国的に珍しい小瓶入りの炭酸飲料「ガラナ」を提供していました。そんな中、「宮崎では子どもたちはガラナで乾杯する」という話を従業員から聞き、「こどもビール」と書かれたラベルを自主制作。手作業で張り替えて提供したところ、店で大人気に。それならば商品化しようと、佐賀県の飲料メーカーと共同開発したのが、『こどもびいる』です。
当初は、経営するもんじゃ焼き店でのみ販売していましたが、飲料メーカーから正式販売の打診を受け、条件付きで承諾しました。その1つが、「販売先は飲食店のみ。スーパーやコンビニエンスストアなどの量販店には販売はしない」ということ。どこでも買えるようになれば、商品の価値が下がる。一方で、HANDSのような個性のある店舗での販売は積極的に展開し、売り方にこだわりました。その結果、『こどもびいる』は発売初年度で100万本を突破。日経トレンディ誌の「2005年地方発ヒット商品」にも選出されました。この反響をきっかけに、さまざまな企業から商品開発の相談をいただくようになりました。私自身、商品プランナーという仕事を目指していた訳ではありませんでしたが、人との出会いやご縁が、人生の軸となる仕事へと導いてくれたのだと思います。
ノコマートでは、浅羽さんが企画した能古島限定の商品を販売
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報酬は出来高制。
売れる責任を、共に背負う。 -
私の商品プランニングでは、企画費やデザイン費はいただかない場合もあります。その場合、報酬は売れた分だけで、売れなければ報酬はゼロです。この方法でビジネスをするのは、信用できる相手だけです。「どうすれば売れるのか」を一緒に考え、売れるまで責任を持って商品を育てていく。このスタイルにこだわるのは、企業と本音で向き合い、同じ目線で伴走したいからです。だからこそ、一瞬で消えていく商品ではなく、子や孫の世代になっても親しまれる商品を作ることが私の目標です。その上で、企業と長く信頼関係を築き、単に売上向上だけではなく、その企業の未来をつくる商品を開発したいと考えています。
昨年は新たな挑戦として、暮らしている能古島でコンビニエンスストア「ノコマート」を開業しました。離島の買い物環境を支えたいという思いで始めた店は、今では島の人たちの交流の場として親しまれています。また、島のオリジナルグッズの制作を通して、観光を盛り上げることもやりがいの1つです。
私は大学という場所は、「意味のある無駄な4年間」だと思っています。子どもでも大人でもない特別な時期に、多くの人と出会い、語り合い、悩み、挑戦した経験が、今の自分の土台になっています。自由な時間がある今だからこそ、人と出会い、さまざまな場所を訪れ、多くの経験をしてください。そこで得た経験や人とのつながりは、たとえすぐに役立たなくても、将来の自分を支える財産になるはずです。
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有限会社ウィロー/商品プランナー浅羽 雄一さん
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目指すのは、世代を超えて愛される商品づくり。企業の伴走者として利益と成長を支え続ける。
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「和の精神」を体現する日本酒を通じて、外から日本に貢献することが私のミッション。
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有限会社黒亭 取締役社長平林 京子さん
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祖母から受け継いだ伝統の味を、未来へ。仲間と共に目指す100年企業への道。