海外留学の状況について
本学が主催する海外留学プログラムについては、学生皆さんの安全を最優先に、通常、外務省の海外安全情報(危険情報・感染症危険情報)において、「レベル1」以下の国・地域のみ渡航を認めています。しかしながら、国内外において、新型コロナウイルス感染症に対する対応策が蓄積されてきたことや留学を目的とした国際的な人の往来が再開されてきたこと、在学中に海外に留学することを目標に、本学に入学してきた在学生からの要望を踏まえ、外務省の感染症危険情報が「レベル2」であっても、一定の条件を満たすことで当該国・地域への留学をすることができるよう判断基準(ガイドライン)を変更し、海外留学を認めることとしています。
留学経験者インタビュー
自分で道を切り拓く
精神と発信力



文学部外国語学科 英語専攻
松成 優花さん
留学先
ニューヨーク州立大学オネオンタ校
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Q1.
留学しようと思ったきっかけや、理由を教えてもらえますか?
大学1年次に語学研修でカナダに行ったことがきっかけです。ホストファミリーが温かく接してくれるのに、私は決まった表現でのやりとりしかできず1ヶ月が過ぎてしまい、語学力の足りなさを実感。ここでの挫折から、「絶対英語ができるようになって卒業したい!」という思いが強くなり、長期留学を目指すことに。
留学先は、多様な文化が入り混じっている環境かどうかを重視してアメリカを選択。所属するゼミの宮原哲先生が本学の元派遣留学生だった時のお話を聞き、私も同じニューヨーク州立大学オネオンタ校に行くことを決めました。
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Q2.
留学先で大変だったこと、楽しかったことはなんですか?
大変だったのは自分の意見を主張することです。留学中は「あなたはどう思う?」と聞かれることが多く、主張がないと存在も消えているような感覚に。そのため、英語に自信は無かったですが、1つの授業で1発言を徹底し、次第に自分の考えを発信できるようになりました。
楽しかったのは、ハロウィーンパーティー、サンクスギビング、クリスマスパ-ティーなどのイベントを経験できたことです。特に、大学の友人とドレスを着て参加したPromはとても楽しく、みんなでダンスをしたり、歌ったり、異文化を感じられたひとときでした。
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Q3.
留学を通して身についた経験や、
自身のなかで起きた変化などを教えてもらえますか?留学先では西アフリカのドラム・ダンスを学ぶ授業を受講しました。ヨーロッパ出身・アメリカ出身・アフリカ出身のルームメイトと、アジア出身の私の4名でチームを構成。文化の違いで生まれる距離も練習を重ねるうちに縮まり、パフォーマンスを改善するために話し合ったり、授業外にも集まって練習したり。最終的には大きな会場で盛大な拍手を得ることができました。
この経験を通して、多文化の中でも自分の力で道を拓く精神を身につけることができ、多文化の中で過ごすことがとても楽しいと思えるようになったと感じています。
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Q4.
コロナ禍での留学における現地の様子、
自身が気を付けていたことなどを教えてもらえますか?コロナ禍での留学は、私自身とてもリスクがあると思っていました。しかし、留学先では基本的に教室内や寮内でのマスク着用が義務付けられており、コロナに対する不安は少しずつ減少。密の場所には行かない、出かけるときは常にアルコールスプレーを常備するなどを徹底し、留学中は1度も体調不良等になること無く帰国することができました!
現在、私は西南学院大学International House MIGIWAのRAとして活動しています。留学生活で培った異文化適応力や英語力を生かして、多くの留学生が楽しく、安心して寮生活ができるようにサポートしていきたいです。
本学の国際交流方針
「キリストに忠実なれ」の建学の精神に基づいて、真理の探求および優れた人格の形成に励み、地域社会および国際社会に奉仕する創造的な人材を育てることを使命とする。
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基本方針
1全学生の10%が
海外で異文化を
体験する -
基本方針
28,000人の国際交流
キャンパスの
国際化を目指す -
基本方針
3海外大学との連携、
教育研究力の強化
世界に広がる
国際交流ネットワーク
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北米37校アメリカ30校カナダ7校
※アメリカの協定校数は圧倒的に多い
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欧州33校
イギリス、フランス、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、アイスランド、イタリア、オランダ、デンマーク、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ベルギー、スペイン、ルーマニア、 ロシア、マルタ
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アジア・オセアニア27校
中国、台湾、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、オーストラリア、ニュージ―ランド、インド、インドネシア
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南米2校
チリ、ペルー
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中東・アフリカ2校
南アフリカ、モロッコ

- 2021年度(8月~)から派遣留学を再開し、約70名の学生が渡航しました
- 2022-2023年度は、約130名の学生が出発する予定です
(派遣人数: 約130名)
- 32ヶ国87校の協定校に長期留学
- 全学部の学生に留学のチャンスあり
- 合格率90%(2021年度実績)

- ❶ 派遣先大学での修得単位を換算可能
- ❷ 4年間で卒業可能
- ❸ 派遣先大学の授業料免除
- ❹ 全員に奨学金支給(アジア15万円、アジア以外25万円)
※経済支援が必要な学生 → 月額5万円 × 4~10カ月を20人に支給しました。

- 夏期はオンラインで実施
- 春期は渡航型を計画中です
(参加者数: 約230名 2019年度実績)
- 11ヵ国13校で約1か月の語学研修
- 学べる言語は、7ヵ国語
- 研修先は派遣実績のある研修機関

- ❶ 研修校での修得単位を認定可能
- ❷ 渡航支援奨学金(5万円) → 40名支給
※経済支援が必要な学生→10万~25万円支給(20名) 約60名に支給
渡航型のプログラムを計画中です

(アメリカ/3週間)
アメリカの小学校で授業中の生徒のサポート、日本紹介の授業担当。

(フランス、ベルギー/9日間)
OECD、UNSCO、EU本部を視察し、ヒアリング調査、会議の傍聴。
国際交流
留学生との交流で語学力向上、異文化理解を深める
- 世界33カ国150名以上の留学生との国際交流行事の実施
- 学生主体の運営(SGS学生スタッフ)
- 留学生の相談役
- オリエンテーション
- 留学生との国際交流行事参加 など
- 日本の文化、社会、経済関連の専門科目を留学生と一緒に学ぶ


(国際寮)
留学生との交流で語学力向上、異文化理解を深める

- 定員:80名(内、留学生40名)※女子学生のみ
- 居室タイプ:1人部屋・2人部屋
- 居室設備:トイレ、洗面台、ベッド、机、エアコン、Wi-fi 等
- 共有設備:キッチン、ラウンジ、スタディルーム、大浴場、洗濯機、乾燥機 等

- 定員:55名(内、留学生30名)※混住寮
- 居室タイプ:1人部屋
- 居室設備:トイレ、洗面台、ベッド、机、エアコン、Wi-fi 等
- 共有設備:キッチン、多目的室、スタディールーム、シャワー室、洗濯機、乾燥機 等

- 定員:80名(内、留学生40名)※混住寮
- 居室タイプ:1人部屋
- 居室設備:ユニットバス、トイレ、洗面台、ベッド、机、エアコン、Wi-fi 等
- 共有設備:キッチン、ラウンジ、スタディルーム、洗濯機、乾燥機 等
※3寮とも食事提供はありません。
言語教育センターは全学部の学生を対象に、外国語学習の機会・環境を提供しております。
当センターの外国語教員や大学院生等の指導による課外の外国語会話レッスンです。受講料は無料で、申込みが必要です。後期分の受講申込みは、9月下旬を予定しております。
- 英語ディスカッション(初級)
- 英語ディスカッション(中級)
- 英語ディスカッション(上級)
- HSK(3級)対策
- 中国語会話(中級)
- フランス語の会話と文化(初級)
- DELF(A2)対策
- 韓国語会話(中級)
- 韓国語会話(上級)
など2022年度前期は全23クラスを開講
について
リラックスした雰囲気の中で、英語・中国語・韓国語でのコミュニケーションを楽しむプログラムで、参加費はかかりません。英語は「English Cafe」、中国語は「中国語茶室」、韓国語は「韓国語カフェ」という名称で実施されています。学部留学生や留学経験者が外国語でのフリートークをサポートしています。


言語教育センター1階のメディア学習室は、外国語の習得と語学能力の向上を目的とした自習室です。全学部の学生が利用できます。新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで、一部を利用可能にしています。
について


オフィスアワーとは、学生が外国語教員と面談するために設けられた時間帯です。外国語の学習方法や教材・参考書籍の推薦、語学検定に関する質問を受け付けています。また、パーテーション設置等、感染症対策をしております。


「Reallyenglish」(無料)
パソコン・スマートフォン・タブレットを利用し、いつでも・どこでも英語の学習ができます。プログラムが学習者のレベルに合わせて最適なレッスンを提示します。(1度登録することで4年生まで利用可能です。)

「DMM英会話」(有料)

オンライン英会話を本学向け特別料金で受講できます。2021年度は420名の学生が受講しました。2022年12月開始分の受講申込は10月中旬より受付予定です。
一般6ヶ月料金38,880 円を、
本学特別料金で ■6ヶ月 12,000円
受験料補助制度
試験名 | 学生負担額 (円) | 本来の受験料 (円) | 大学補助額(全学部) (円) |
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TOEFL ITPテスト (6、11月のみ) | 0 | 4,500 | 4,500 |
TOEFL ITPテスト (上記以外の3回) | 1,000 | 4,500 | 3,500 |
IELTSテスト 年間2回まで | 8,380 | 25,380 | 17,000 |
TOEFL iBTテスト 年間2回まで | 10,000円程度 | US$245 | 17,000 |
TOEIC IPテスト 全て(4回) | 1,000 | 3,130 | 2,130 |
TOEIC公開テスト 全て | 3,000 | 6,710 | 3,710 |
TOEIC SWテスト 年間2回まで | 4,760 | 10,450 | 5,690 |
※英語以外の外国語検定の受験料補助もあります。くわしくは言語教育センターホームページへ。