西南学院大学

海外留学の状況について

本学は、海外に留学することを目標に、本学に入学してきた在学生からの強い要望等を踏まえ、国内外において、新型コロナウイルス感染症に対する対応策が蓄積されてきたことや国際的な人の往来が再開されてきたことを受け、「海外留学プログラムの実施(中止、延期)の判断基準(ガイドライン)」(下部掲載)を変更し、全国的にも早い2021年度から長期プログラムを中心に留学プログラムを再開しました。2022年度からは、コロナ禍前までと同水準のプログラムを用意し、本格的に募集・実施をしています。
これまで同様、本学は、外務省の海外安全情報(危険情報・感染症危険情報)をもとに実施判断をしてまいりますが、学生皆さんの安全を最優先にプログラムを企画・運営いたしますので、多くの皆さんが海外留学に挑戦していただくことを期待しています。

留学経験者インタビュー

培ったのは、
自分で道を切り拓く
精神と発信力

今村 梨乃さん

[ 留学先 ]ノースアラバマ大学(アメリカ)
University of North Alabama

Q1.

留学しようと思ったきっかけや、理由を教えてもらえますか?

最初のきっかけは、映画High School Musicalです。幼い頃にこの映画と出会い、ずっと海外の雰囲気に憧れを感じていました。そのため、幼い頃から茫然といつかは留学したいという思いがありました。この思いが確かなものとなったのは、高校生の時です。海外旅行に行った時、現地の方々とガイドさんを通じてでしか関わることができなかったり、アイコンタクトやジェスチャーのみのコミュニケーションしか取れず、英語を話せないことにもどかしさを感じるようになりました。それから、「英語を習得して世界中の人と関わりたい」という思いが強くなり、国際交流が盛んな西南学院大学に進学を決めました。

Q2.

交換留学生になるために頑張ったこと・工夫したことはありますか?

語学力向上のための取組みや、留学準備を進める上での重要事項・コツなど私が語学力の向上を目指す上で大切にしていたことは、「とにかく楽しむ」ということ。英語を勉強するという考え方を捨て、英語を趣味にする!私は洋画や洋楽が好きなので、映画を日本語と英語の同時字幕で見たり、朝の準備中に洋楽を流したり、海外のYouTubeを見たりして、生活の中にどんどん英語を取り入れていきました。また、スマホの設定なども英語にして、実際に日常で使う英語に慣れることを意識しました。
また、同じ志を持つ友達を作るということもとても重要だと思います。私は西南で出会った友人二人がたまたま私と同じように留学することを目指していて、様々な情報交換をしたり、英語で会話することにチャレンジするなど、友人と楽しく英語を学べたということがとても良かったと思います。

Q3.

留学先で大変だったことはなんですか。その困難をどのように乗り越えましたか。
留学先で楽しかったことはなんですか。

大変だったことは、自分の意見を伝えることと、異文化を受け入れるということです。留学当初は、「自分の英語が間違っていたらどうしよう」や「今自分が話していいのかな」などの不安があり、英語を聞いて理解することができても、話すことがなかなかできませんでした。しかし、「英語もコミュニケーションの一つで、間違っていても相手に自分の言いたいことが伝わって会話ができればいいのだ」ということに気づいた時、発言することに恐れなくなりました。
また、異文化を受け入れることも難しかったです。私が生活していた寮にはたくさんの留学生がいて、様々な文化や価値観を持った人々と生活すると、驚くこともたくさんありました。しかし、自分と考え方が違うからといって相手を否定するのではなく、尊重し、相手の文化を知ろうとする気持ちがとても重要だということを学びました。

また楽しかったことは、世界中の人々と関わることができたことです。日本を出ていなかったら、絶対に会えなかっただろう人達と出会い、キャンパスイベントに参加したり、旅行に行ったり、一緒に勉強したり…と、たくさんの時間を共にできたことがとても嬉しかったです。世界中に大切な友人がたくさん出来たことが留学に行って一番良かったことです。

Q4.

留学を通して身についた経験や、自身のなかで起きた変化などを教えてもらえますか?

留学に行って自分の考えが大きく変わったと実感しています。留学に行く前は先のことをよく考えて、予測できる未来ばかりを追っていました。しかし留学に行ってからは、「今」をより大事にするように。未来のことを考えることも大事ですが、「予測できないワクワクした未来」を求めることが楽しくなりました。やりたいことは全てやる、多少のリスクを負ってでもチャレンジし続ける、変化を恐れず、常にワクワクする方へ進んでいきたいです。

Q5.

留学の経験を活かして、今後どのような進路に進みたいですか。

私は現在、様々な将来の進路を模索中です。卒業し日本で就職するのか、海外の大学院に行ったり、ワーキングホリデーなどを利用し、もう少し海外での経験を積むのか…。留学に行く前は、当たり前のように卒業したら就職。ということを考えていましたが、今は様々な自分のやりたいことが出てきて、それを一つ一つ叶えていけるように、型にはまらない自分らしい生き方をしたいと考えています。
また、西南学院大学では、たくさんの国際交流の機会があるので、積極的に参加し、日本に来てくれた留学生などとたくさん関わりたいです。
やりたいことはたくさんありますが、常にワクワクする方へ進み、後悔しない「今」を過ごしたいです。

本学の国際交流方針

基本方針1

全学生の10%が
海外で異文化を
体験する

基本方針2

8,000人の国際交流
キャンパスの
国際化を目指す

基本方針3

海外大学との連携、
教育研究力の強化

世界に広がる国際交流ネットワーク

33ヶ国 102

学生交換枠

88大学 約180

北 米

36

アメリカ、カナダ

欧 州

35

イギリス、フランス、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、アイスランド、イタリア、オランダ、デンマーク、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ベルギー、スペイン、ルーマニア、 ロシア、マルタ、クロアチア

アジア・オセアニア

27

中国、台湾、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、ニュージ―ランド、インド、インドネシア

南 米

2

チリ、ペルー

中東・アフリカ

2

南アフリカ、モロッコ

PROGRAM
海外留学

海外派遣留学生制度
(交換留学制度)

32ヶ国88校の協定校に長期留学
全学部の学生に留学のチャンスあり
合格率90%(2022度実績)

メリット

① 派遣先大学の授業料免除
② 派遣先大学での修得単位を換算可能
③ 4年間で卒業可能
④ 全員に奨学金支給(アジア15万円、アジア以外25万円)

※経済支援が必要な学生
→ 月額5万円 × 4~10カ月を20人に支給しました。

コロナ禍の2021年度(8月~)から派遣留学・認定留学を再開し、約70名の学生が渡航しました。
2022-2023年度は、約150名の学生を派遣し、2023-2024年度においても約100名の海外派遣留学生を派遣します。

短期語学研修

(参加者数: 約127名 2022年度実績)

11ヵ国13校で約1か月の語学研修
学べる言語は、6言語
研修先は、実績のある研修機関

メリット

❶ 研修校での修得単位を認定可能
❷ 渡航支援奨学金(5万円)→ 40名支給
研修支援奨学金(アジア:10万円/ アジア以外:25万円)→ 20名支給

※経済支援が必要な学生
約60名に支給

キャリアアップ研修など
ヨーロッパ国際機関研修

(フランス、ベルギー/8日間)

世界で働くことを考える!(キャリアは海を越える)
OECD、UNESCO、EU本部を視察し、ヒアリング調査、会議の傍聴

ツーリズム産業研修

(シンガポール/約1週間)

海外でツーリズム産業を体感する。
シンガポールで旅行・航空・ホテル業界の視察を行い、海外業務とホスピタリティを学ぶ

ティーチャー
アシスタント研修

(アメリカ/3週間)

海外の教育現場を体験!
アメリカの小学校で授業中の生徒のサポート、日本紹介の授業担当

学内交流

西南学院大学では、福岡市西新に所在する本学キャンパスで行われる国際交流事業も、学生の皆さんが自身の国際感覚を磨き、視野を広げるための貴重な経験と位置づけ、積極的に留学生と日本人学生との交流プログラムを実施しています。
国際センター公認の学生団体である「SEINAN Global Society(SGS)」が主体となり、日本の季節ごとの行事、歓送迎会や留学生とのLanguage Exchange(言語交換)など交流行事を企画・運営しています。
2023年8月からは、本学の国際交流協定校から約70名の交換留学生を新たに迎え、キャンパスでの国際交流を活発に行っています。

再開されたキャンパスの国際交流イベント

留学生別科入学式
SGS主催各種イベント、留学生ウェルカムイベント

キャンパス内の国際交流

留学生との交流で語学力向上、異文化理解を深める

Global Student Lounge

世界33カ国150名以上の留学生との国際交流行事の実施
学生主体の運営(SGS学生スタッフ)

留学生バディシステム

留学生の相談役
オリエンテーション
留学生との国際交流行事参加 など

留学生別科授業(英語による)履修

日本の文化、社会、経済関連の専門科目を留学生と一緒に学ぶ

混住型国際教育寮(国際寮)

留学生との交流で語学力向上、異文化理解を深める

インターナショナルハウスⅠ(MIGIWA)

定員:80名(内、留学生40名)※女子学生のみ
居室タイプ:1人部屋・2人部屋
居室設備:トイレ、洗面台、ベッド、机、エアコン、Wi-fi 等
共有設備:キッチン、ラウンジ、スタディルーム、大浴場、洗濯機、乾燥機 等

インターナショナルハウスⅡ(MINATO)

定員:55名(内、留学生30名)※混住寮
居室タイプ:1人部屋
居室設備:トイレ、洗面台、ベッド、机、エアコン、Wi-fi 等
共有設備:キッチン、多目的室、スタディールーム、シャワー室、洗濯機、乾燥機 等

インターナショナルハウスⅢ(HEKIHA)

定員:80名(内、留学生40名)※混住寮
居室タイプ:1人部屋
居室設備:ユニットバス、トイレ、洗面台、ベッド、机、エアコン、Wi-fi 等
共有設備:キッチン、ラウンジ、スタディルーム、洗濯機、乾燥機 等

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