西南学院大学人間科学部
社会福祉学科

より良い社会を私たちの手で築き上げたい…

吾輩は猫である

山根先生は、大学での講義のほかユニークな研究を行っています。
それは「猫」。ネコファンには、興味深い話が聞けますよ!

西南学院大学山根先生の「ねこ学」

担当科目

生命科学A、生命科学B、生命倫理学、自然体験活動論ほか

専門演習テーマ

生命倫理、サステイナブルな社会、動物との共存社会、地域活性化など

専門演習内容

【授業の到達目標及びテーマ】
  本ゼミは、誰もが(動物も含みます)地域のなかで大切にされ、幸せになれる社会の構築に向けて、さまざまな体験を通して学び、そして自ら考えながら日常的に実践できる人を育てたいと考えています。演習では主に、生き物との共存社会、生命倫理、なるべく環境に負荷をかけない生き方、地域活性化、安全な農産物と農業、アニマルセラピーの可能性などをテーマに、みなさんや周りの人たちが、人生を幸せに生きる術(すべ)を学んでゆければと思っています。

具体的なゼミの活動としては、月に1~2回、西新商店街などの大学周辺の界隈を歩き、人々の暮らしや、猫などの街中に生きる動物などを観察しながら(フィールドワーク)、より良い社会の実現に向けての課題やその解決策について考えます。そして、可能であれば解決に向けての実践を行います。それ以外にも、ゼミ生で分担しながら1冊の本を読み込む「輪読会」も行っています(2024年度は「里山資本主義」を輪読しています)。

半期14回のゼミのうちの5?6回は、ゼミ生が主体となってゼミの内容を決めて実施してもらっています。内容は社会や人の役に立つことなら、何でも構いません(私は極力、口を出さないようにしています)。これまでの実践例(現時点での計画中のものも含む)としては、チルドレンズミュージアムや各種イベントへの参加、西南幼稚園の児童を招いての芋掘り大会(耕作、植え付け、水やりなどの農作業も含む)や園児対象の演劇、ボランティア活動(百道浜清掃活動、姪浜商店街の活性化など)、他のゼミとの交流スポーツ大会や合同ゼミ、今宿野外活動センターでの合宿などがあります。山根ゼミでは、議長、副議長、書記、会計、コンレクなどの役や係(半期ごとに交代)を決めるなどして、みなさんが主役のゼミ運営を目指しています。

本ゼミでは、4年次での卒業論文の作成は必須です。3年次のうちから、輪読会やフィールドワークなどを通して、最も調べてみたいテーマを各自でイメージしながら4年次の卒業研究に向けての準備を行います。卒業論文のテーマは原則、自由です。

卒業論文

4年次での卒業論文の提出を必須とします

学生への要望

まずは、卒業までに残された1年半の間に自分が何をやりたいのか、そして将来どのような自分でありたいのかについて、これを機会に考えてみてください。山根ゼミでは、ゼミ生同士のつながりを大切にしています。積極的にゼミの仲間同士の交流を深めてもらいたいと思います。 個人的には、卒業後に何十年経ってもゼミ同窓会にみんなが集うような、大家族みたいなゼミになればいいな、と思っています。

その他

土日に課外授業(フィールドワーク)を実施することもありますので、履修希望者は この点を留意してください。