担当科目
社会福祉原論Ⅰ、社会福祉原論Ⅱほか
専門演習テーマ
現代社会に発生する社会福祉の諸問題と解決にむけて
専門演習内容
少子高齢化、地域社会の変容、グローバル化などを背景に現代社会において社会福祉にかかわる諸問題が身近に発生している。子ども、高齢者、障害者、ひとり親、貧困者の人たちへの支援に加え、自然災害被災者、引きこもりの人たち、外国人労働者、罪を犯した人たちなどへの支援が広がっている。本ゼミでは、現代社会において発生する社会福祉の様々な問題をとりあげ、その実態や問題点について検討するとともに、社会福祉学の特徴ともいえる、問題をどのように解決していけばよいのか、政策・法制度・管理運営・援助のマクロ・メゾ・ミクロの視点からその方策を考え、導き出すことができることをめざす。 社会福祉を学び、社会福祉学を修めて卒業する者として、改めて社会福祉とは何か、社会福祉の視点、社会福祉の考え方を理解し、社会人となってさまざまな職場に活かしてもらいたい。
【授業の概要】
社会福祉にかかわる問題発生の背景と原因を分析し、ソーシャルワーカーの立場として同問題をどのように解決していくべきか、利用者主体の視点から演習形式にてみんなで議論し、導いていくことにする。
また、社会福祉のテーマに関連して受講生それぞれにテーマを設定し、問題の所在、実態の把握、解決方法などから関連するデータを収集し、分析し、文言化していく作業を行っていく。
【授業の評価】
出席を前提に、指示された課題、議論などを総合的に評価する。
卒業論文
卒業論文か卒業レポート(卒業論文の半分程度)のいずれかを選択し、4年次に提出し、発表してもらう。
学生への要望
演習形式の授業であるため、より主体的な態度で参加してもらいたい。
その他
全体での授業のほか、各自のテーマや進行状況を考慮して個別での指導を行うことがある。