社会保障制度・政策の再考
担当科目
社会保障概論Ⅰ・Ⅱ 公的扶助論 社会政策論
専門演習テーマ
社会保障制度・政策の再考
専門演習内容
社会保障という学問は、法律学や財政学だけでは解決できない。そこで行政の 実態や福祉の現場、地域の現実に直に触れて、理論と実務の乖離や矛盾点を 見出し、実際の社会保障制度・政策にどのように反映したらよいかを研究する。
【ゼミの目的と内容】
論文を読む。論文を書く。
専門演習I・IIと卒業論文・ゼミ論文の目的は、専門的な論文を読みこなして、
質の高い論文を完成させることである。そのために、自分で課題を見つけ、問題
意識を持ち、それを論理的に考えていく能力を養う。
<専門演習Ⅰ>
1. 社会保障とは何か、について整理する。
2. 日常生活における社会保障の問題とその背景を把握したうえで、具体的な解決策を考える。
→参考文献:菊池馨実『社会保障再考<地域で支える>』(岩波書店、2019 年)
増田幸弘・三輪まどか・根岸忠編『変わる 福祉社会の論点[第 3 版]』
(信山社、2021 年)
<専門演習Ⅱ>
1. 社会保障制度・政策の在り方について、法律、行政、経済、経営、情報など
から総合的・多角的に考える。
2. 論文の 4 要素(問題意識、論文の取り扱う範囲、どの視点から考察するのか、
結論の方向性)をもとに、論文の書き方を学ぶ。後半は、全体指導と個別指
導を通して、卒業論文・ゼミ論文を完成させる。
卒業論文
卒業論文、またはゼミ論文の作成を必須とする。
ゼミの選考方法
申込書と一緒に、現時点で自分が研究したいテーマや関心があることについて、800 字程度(40 字×20 行)にまとめて提出する。
学生への要望
ゼミでは、個別報告とグループ発表を行う。社会保障に関心を持ち、主体的な態度で参加する学生を希望する。
ゼミ申込みの手続きについての指示
ゼミに関する質問等は、メールで連絡をして下さい。