WHO版PFA研修体験記 M.I.さんの場合
[PFA体験記]
私は1年生の時にPFA研修講座に参加し、自分ができる災害時のこころのケアについて学んだ。当時は9月開催で、心理学という学問に触れてまだ半年しか経っていなかったが、PFA研修で学んだことは知識や経験を問わず実践可能ではないかと感じ、心理学科生以外にも受講してほしいと思った。
今回事務局としてPFA研修に関わることになったとき、PFAについてPFA研修を受講した内容や感じたことについて事の記憶はあったが、PFAって何?と聞かれるとうまく説明できず、自分は周りの人にどうしてこのPFA研修を勧めたいのか改めて考えることとなった。そして学生事務局の学生で考えた結果、PFA研修を受講することで、PFAについての理解者を増やすこと、何か起こったときに自分から働きかける自信や意識につながること、多様な立場の人に参加してもらいネットワークを築いてもらうこと、などを目標に、PFA研修の準備を開始した。
主に、学生以外に対する広報として動くことが多かったが、開講日が休日ということもあり、自営業の方や休日出勤の方への参加呼びかけは難しかった。また、チラシを配るだけではPFA研修の重要性に気付いてもらうことは難しく、自分の力不足を感じた。学生に対しても、積極的な参加態度を引き出す言葉がうまく見つからず、苦戦した。しかし、前回PFA研修を受講された職員さんや、自治体の方の協力もあり、多くの一般の方に参加してもらうことができた。 PFA研修受講者の体験記の中には、自分の知識も増え、自信に繋がったという声や、学生以外の方と交流できたことで視野が広がった、という声があり、私たちが参加者に経験してほしかったことがかなっていて、嬉しくなった。 いつかこの街に天災が迫ってきたとき、このPFA研修を通して学んだことが少しでも役に立つように、これからも継続してPFA研修に関わっていきたい。
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