カリキュラム

主要なカリキュラム

取り組みと主な科目 心理学科主催・学内プログラム 地域・国際社会への貢献

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▶ キャリア観の形成Ⅰ
基礎的スキル習得

●大学生活への適応・スタディスキル
●幅広い分野の心理学についての基礎的理解

対人支援スキルを育む

■カンボジア教育支援活動
・各種学校・養護施設への支援
・小中学校や他大学との
 支援活動連携

■福祉施設における心理支援
 継続ボランティア活動
・心理職の役割と適性の検討

■西南チルドレンズミュージアム
 でのボランティア活動
・地域の子どもたちとのサイエン
 スや創作の面白さの体験活動

仮説生成・検証思考・リサーチ・分析・カウンセリングスキルを育む

■九州学生心理学会での
 研究報告と大会運営
・他大学の教員・学生との交流
 と自律的運営

■オープンキャンパスにおける
 心理学体験ブースの企画・運営
・高校生を対象とした心理学的
 手法の実演と心理学の魅力
  の紹介

■卒業研究発表会における
 高大連携
・研究発表を通じた高校生
 との交流

■企業と連携した
 課題解決型学習
・消費者の心理と行動をもとに、
 実社会の経営課題に取り組む
◆基礎演習
◆心理学概論Ⅰ・Ⅱ/
 文化心理学/発達心理学Ⅰ/
 社会・集団・家族心理学Ⅰ
◆心理学統計法Ⅰ・Ⅱ
◆学科主催講演会
◆ゲストティーチャーによる講義
◆心理学検定の受験料補助

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▶ キャリア観の形成Ⅱ
心理学研究スキルの
習得

●リサーチ方法の知識獲得
●データ分析スキルの習得
●心理学の応用的知識理解
◆心理学研究法各論Ⅱ・Ⅲ
◆心理学実験Ⅰ・Ⅱ
◆知覚・認知心理学Ⅰ・Ⅱ/
 教育心理学/スポーツ心理学/
 臨床カウンセリング心理学/
 消費者行動心理学
◆卒業生との座談会
◆「働くこと」について社会人と
 語り合うキャリアトーク講座
◆就職内定者による報告会

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▶ 職業キャリア形成
大学院進学の準備

●実践的スキルの習得
・仮説生成・検証思考
・リサーチ・分析スキル
・カウンセリングスキル
◆演習Ⅰ(ゼミ)
◆心理演習(検査・面接)
◆心理調査実習/
 心理学統計法Ⅲ/
 プレゼンテーション法
◆消費者行動研究法・
 消費者行動分析実習
◆産業組織心理学Ⅰ・Ⅱ/
 キャリア発達心理学
◆就活に向けた自己分析を
 進めるキャリアデザイン講座
◆公務員講座
 (*就職課による支援)
◆インターンシップ
 (*就職課による支援)

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▶ 職業キャリアの選択
大学院進学の準備

●臨床実践の技法と知識習得
●学修成果の応用実践
◆演習Ⅱ(ゼミ)/卒業研究
◆心理実習
◆専門家によるES添削講座と
 業界企業研究講座
 (*就職課による支援)
◆キャリアトーク講座
 大学院進学編
◆キャリアアドバイザー面談
 (*就職課による支援)
◆業界・仕事研究セミナー
 (*就職課による支援)

カリキュラムの特徴

3つのスキルの習得

心理学の学術的知識だけでなく、社会での創造的課題の実践に必要な「仮説生成・検証思考スキル」「リサーチ・分析スキル」「カウンセリングスキル」を身に付ける演習、実習科目が豊富に配置されています。

研究実践力の育成

1年次から心理学の研究を遂行するための専門知識を獲得し、さらに演習や実習科目での課題遂行を通して、研究の学会発表や卒業研究の制作を行います。これらの活動は、社会でさまざまな問題を解決するために必要な実践力の習得につながります。

資格取得と活用につなげる
少人数教育

心理学科のカリキュラムは社会調査士の資格、公認心理師の受験資格、博物館学芸員資格の取得に対応しています。資格取得のみならず、その資格を実践場面で活用できるように少人数教育のもとで教員による的確なフィードバックを受けながら応用力を養います。

本学科における社会調査士および公認心理師対応カリキュラムについて。 詳しくはコチラ

Pick Up カリキュラム

心理学調査実習

質問紙法の実践を学び、自分でアンケート調査を行うスキルの獲得を目指す科目です。授業では受講生の関心のある人間の心理的特性と行動との関係を明らかにするために、調査計画の設計、質問項目の考案、データ分析などを行います。授業はグループ単位で進めますので、他者と協働して進める方法も学習できます。社会調査士の資格取得のための科目でもあります。

心理演習(面接)

心理面接に関する基本的な知識と技能についてロールプレイングを交えながら体験的に学んでいきます。具体的には、実際の心理面接を想定して、受講生同士でカウンセラーとクライエントの役割をそれぞれ演じることで、より良い心理的支援のあり方について考えていきます。面接(カウンセリング)のスキルは、公認心理師および臨床心理士に必要とされます。また企業などで人と関わる際にも役立つスキルです。

日本人の心理

日本人の行動を認知・社会・発達心理学の観点から考察します。例えば多感覚コミュニケーション,言葉の処理過程,集団主義,子供の認知スタイルなどを他国のデータと比較しながら授業を行ないます。授業には留学生も参加し,それぞれの国の行動や考えをグループディスカッションの中で披露してもらいながら日本人の特徴を理解していきます。英語で行われる授業です。

スポーツ心理学

スポーツ活動における運動技能の習得や発揮にかかわる心理的要因の種類や影響について理解することで、効果的なスポーツ活動を実践するための方法と留意点について学習します。
「あがりとその対策」や「メンタルトレーニング」など実践的な内容を学ぶことで、日常生活や職業場面にも活用できます。

研究情報収集法

グループワークを通じて,研究を進めるための「問いの立て方」を学びます。心理学に関する文献や様々な統計資料を効率的に収集し,整理する技術を学びます。そして,これまでの研究では「何が,どこまで,どんな風に」研究されていて,「まだ明らかにされていないことは何か,なぜそれを明らかにしないといけないのか」を提案できるようになることを目指します。「問いを立てる」ことは,社会人に求められる重要な思考の一つです。その基礎をしっかりと身につけてほしいと願っています。

消費者行動心理学

「お昼に弁当を買う」など、私たちは毎日のように何かを購入しています。ところがその行動は必ずしも理に適ったものばかりではなく、人の判断の癖が色濃く反映されたものも少なくありません。本科目では「買う」という行動とその背後にあるヒトの判断の特徴について、それらが反映された企業の取り組みも交えながら学んでいきます。

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