最近の記事
2025/04/22
2025/04/14
2025/04/07
2025/03/28
2025/03/11
カテゴリー
西南学院大学心理学科では3年次からゼミに分かれ、学生たちが自身の興味に沿った研究をスタートさせます。
ゼミは、それぞれの教員が自分の専門を活かしつつ、学生が主体的に研究やプロジェクトの運営に取り組めるよう工夫をこらしています。学生は教科書や学術論文を読んだり、教員やゼミの友人たちと議論したりすることで、卒業研究を進める場、知識やスキルを深める場となります。
この記事では本学科の12のゼミを
認知・スポーツ分野、社会・産業分野、
教育発達分野、臨床分野の4つに分け、
各分野のゼミの様子や卒業研究をご紹介します。
【臨床分野(小川ゼミ)の卒業研究紹介】
題目「セルフ・コンパッションと私的自己意識が社交不安に与える影響」 Y.K.さん
私は3年の夏から研究に着手し、指導教員と何度も相談を重ねながら進めました。テーマが自分の興味に合っていたため、研究の過程が楽しかったです。研究が順調であったおかげで時間に余裕ができ、ゼミ内外の友人から研究相談を受ける機会が増えました。
統計手法の解説に苦労し、「うまく説明できない」と悩むこともありましたが、自分で調べてみたり実験室助手の方に相談したりする中で自分の理解も深まりました。この経験は、自分の知識を広げる絶好の機会だったと感じています。
卒業研究は悩むこともありますが、それ以上に得られるものも多かったです。大学における諸々の集大成ですので、出来上がった卒業研究はとても愛おしいです!同じ悩みを共有しながら支えあった同期との思い出も、私にとって大切な宝物です。
「指導教員からのコメント」
小川ゼミでは、「聴く力と話す力を伸ばす」ことをテーマに、試行カウンセリングや大学生のためのメンタルヘルス対策プレゼン大会など、体験学習をベースにした学びの場を作っています。
Kさん自身は研究が順調だった、とのことですが、これはもともとKさんがたくさんの専門書を読んでいたり、日頃から関心あることにしっかりと向き合う姿勢があったからだと思います。学部の卒業研究で得た様々な経験をもとに、大学院ではより深い研究を進めていってほしいと思います。