教員紹介

Faculty Members

湯本 あゆみ 専任講師

民法

高校生へのメッセージ

大学生活では、たくさんの自由やきっかけが待っています。失敗をおそれずに積極的に物事に挑戦し、たとえ望んだ結果に至らなくても失敗や課題から多くを学び成長に繋げるという過程をたくさん経験してください。その経験がいずれ自信や力になると思います。

湯本 あゆみ
研究分野 民法
研究分野に関する
キーワード
相続法、親族法、フランス法
研究テーマ 相続における総体的財産、財産と家族(人)

その時々の出来事が大きな契機になるかもしれない。

2025年4月に本学に着任しました。地元は長野県ということもあり、着任するまでは、まさか自分が九州・福岡県で生活するとは思ってもおらず、人生何があるのか分からないなと感じています。大学も当初は政治学や国際関係学に興味があって母校の法学部に入学したのですが、その志は早くに失われ、思いもよらず法学に取り組むしかなくなり、たまたま1回生後期に履修した民法(債権各論)の講義が面白かったことから、それを担当していた先生のゼミに3回生時に拾ってもらい、たまたまそこで選択したテーマがきっかけとなって研究に興味を持つようになりました。その後時間はかかりましたが、さまざまな先生方や仲間のおかげで、幸いにして、現在、民法の研究をしています。もし当初の予定通り政治学や国際関係学に精を出していたら、もし恩師の講義を履修していなかったら、もしゼミであのテーマを選択していなかったら、現在には至っていないと思います。

法律の勉強は、はじめは忍耐。根気よく続けたら「面白い」に至るかも。

私が研究をしている民法は1000条以上の条文で構成されている大規模な法律であり、出てくる用語、制度や法理が多く非常に難しい法律です。民法は契約や家族関係など日常生活に根差した問題を扱うことが多いことから、しばしば「身近」な法律といわれますが、大学生からすれば法律問題化する取引や人間関係なんて経験したことがないため、なかなかイメージが持ちにくく、理解に苦しむことが多いのではないかと思います。私自身も民法を学び始めた当初は全く理解も覚えることもできず、教科書の同じ部分を何度も読み返しては途方に暮れていました。ただ、少しずつ勉強を続けていくと、法が大事にしている考え方や要素が見えてきたり、問題に対するさまざまなアプローチを知ったりして、一つの判断の奥深さに「面白い」と感じるようになりました。民法をはじめとする法律は、私たちの社会や生活を支える重要な規範です。法律やその背景を知り考えることは、この先の自分の生き方を助けてくれると思いますので、学生の皆さんには、ぜひ根気よく諦めずに学び続けてほしいと思っています。

さまざまなことに挑戦して、いろんな人と交流してみてください。

大学では学業が大切ですが、それ以外のことにも挑戦してほしいなと思っています。サークル・部活動、アルバイト、少し遠出で少し長めの旅行など、大学生だからこそ即時にできることがたくさんあります。少しでも興味を持ったら何かしら行動してみてください。また、大学ではさまざまな経験を積んだ人と出会うことができます。実際に私も学生から話を聞き影響を受けて得たものがたくさんあり、彼/彼女らには感謝しています。相互に良い影響を与え合って、自分の知らない世界について他者を通じて感じたり、実際に自分も足を踏み入れたりしてみると、より豊かな学生生活になるのではないでしょうか。