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2026/05/28(木)

Seinan Vis Mootが日本大会及び世界大会に出場しました。

法学部公認団体である私たちSeinanVisMootは、今年もVis Moot日本大会および世界大会に出場しました。

Vis Mootとは、世界中の約400校が参加する模擬国際商事仲裁大会です。国際取引に関する架空の紛争について、学生が売主・買主それぞれの代理人(弁護士役)となり、国際仲裁の第一線で活躍する弁護士や大学教授などの仲裁人を前に、英語で弁論を行います。世界大会は毎年3月から4月にかけて香港とウィーンで開催されるほか、世界各地でプレ大会も実施されており、私たちが毎年3月に出場する日本大会(Vis Japan)もその一つです。

2025年度のSeinan VisMootチームには、法学部の1年生から4年生まで計19名が所属しています。コーチの絹川恭久弁護士、法学部の釜谷真史先生、多田望先生のご指導のもと、週1回の定期会合を軸に、学年や経験を問わず、一人ひとりが英語力の向上と法律論のブラッシュアップを目指して日々議論を重ねてきました。今年は海外で開催されたAPAC Premoot(マレーシア)とSeoul Premoot(韓国)にも挑戦し、日本大会・世界大会に向けて、より精度の高い議論を積み重ねてきました。

3月7日に行われた日本大会には、選抜メンバー8名が出場しました。昨年度から海外の大学にも門戸が開かれ、非常にハイレベルな大会となりました。19名全員が一丸となって臨みましたが、残念ながら入賞には至りませんでした。

海外で開催されたPremootにも参加し、長い時間をかけて準備を重ねてきたからこそ、その結果は私たちに大きな衝撃を与えました。大会後の振り返りでは、仲裁人からの質問に十分応答できていなかったことなど、多くの課題を痛感しました。特に、論点を理解していても、それを瞬時に英語で論理的に伝える力が不足していることを実感し、このままでは世界大会で戦えないという強い危機感を抱きました。

一方で、その悔しさはチーム全員の意識をさらに高めるきっかけにもなりました。限られた期間の中で課題を分析し、練習方法や議論の進め方を見直しながら、世界大会に向けて改善を重ねていきました。また、世界大会の出場メンバー選抜を通して、それぞれが自分の課題と向き合い、互いにフィードバックを行いながらチーム全体の完成度を高めていきました。

そのような準備期間を経て、3月中旬から下旬にかけて、チームは二手に分かれて香港大会とウィーン大会に出場しました。世界中から集まった約400チームが白熱した議論を繰り広げる中、私たちも全力で試合に臨みました。大会後には、卒業を控えた4年生から「あの場で出せる全力は出せた。ここまでやれて悔いはない」、今年初めて出場した学生からは「悔しい気持ちもあるが、ここまで頑張らなければ見られない景色だった」といった声が聞かれました。メンバー一人ひとりにとって特別な1年間になったと思います。

これもひとえに、多くの方々の支えがあってこそです。Seinan VisMootは、毎年サポーターズ募金という形で活動費をご支援いただいており、今年度もOBOGの皆さま、活動の中でお世話になった学外、学内の先生方から多大なご支援をいただきました。また、公開実践演習などイベントの度に足を運んでくださった方々や、ホームページ・Instagramを通じて応援してくださった皆さまの支えがあったからこそ、この1年間を走り抜けることができました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

すべての大会を終え、私たちは世界との壁を乗り越えるため、さらに努力を重ねていく決意を新たにしました。来年の大会に向けて、一人ひとりが「自分にできること」を考え、行動し、さらなるレベルアップを目指して邁進してまいります。

いつも応援してくださる皆さまに、より良いご報告ができるよう、Seinan VisMootはこれからも挑戦を続けてまいります。今後とも温かいご支援・ご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

2025年度Seinan VisMoot
大里太志(法律学科4年)
草場健太(同)
岡山優杏(国際関係法学科4年)
小山大護(同)
熊田衣真(同)

〈日本大会出場者〉

【日本語の部】
山口菜花(法律学科2年)・釘丸倫太朗(国際関係法学科2年)・竹下晴香(法律学科3年)・舘京美(国際関係法学科3年)
【英語の部】
大里太志(法律学科4年)・草場健太(同)・岡山優杏(国際関係法学科4年)・熊田衣真(同) 

〈世界大会対戦校及び出場者〉

【香港大会】
1日目 キリスト大学法科大学院(インド)〔中野哲也(法律学科2年)・舘京美(国際関係法学科3年)〕
2日目 ルイジアナ州立大学ポール・M・ヒーバート法科大学院(アメリカ)〔山口菜花(法律学科2年)・津留響子(国際関係法学科2年〕
3日目 上海対外経済貿易大学(中国)〔岡山優杏(国際関係法学科4年)・熊田衣真(同)〕
4日目 厦門大学(中国)〔大里太志(法律学科4年)・草場健太(同)〕

【ウィーン大会】
1日目 ベルリン自由大学(ドイツ)〔岩永みさと(法律学科1年)・釘丸倫太朗(国際関係法学科2年)〕
2日目 汕頭大学(中国)〔井上菜桜(法律学科1年)・山田修三(同3年)〕
3日目 カバラック大学(ケニア)〔白木寧音(国際関係法学科1年)・平尾花音(法律学科2年)〕
4日目 ロヨラ大学シカゴ校(アメリカ)〔長尾由惟人(国際関係法学科1年)・竹下晴香(法律学科3年)〕

※学年は2026年3月時点のもの

日本大会終了後

香港大会会場にて
ウィーン大会会場にて