短い学生生活の間、皆さんには好奇心に忠実であってほしいと思います。
進学先:上智大学大学院
1. 現在大学院で取り組んでいる研究内容
現在は上智大学大学院地球環境学研究科に在籍し、環境経済学を中心に学んでいます。本研究科は、複雑化する環境問題に対して従来の学問分野の枠を超えたアプローチを重視しており、文理融合の学びができる点に魅力を感じ、進学を決めました。現在は関心のある環境経済学を軸に、環境法や生態学、統計学なども学び、環境問題に対して多角的に分析する力を養っています。また、講義では留学生や社会人の方々とディスカッションを行う機会が多く、知識の蓄積にとどまらず、多様な考え方に触れながら自分の考えを深める環境にも恵まれ、充実した日々を送っています。
2. 外国語学部での学びがどのように生かされているか
私は「文学・文化研究」を中心に講義を履修し、大学3・4年次には一谷智子先生のゼミで環境文学に取り組みました。文学は、人間の行動の根底にある価値観を理解することができる学問であると考えています。私自身、ゼミでの環境文学の学びを通して、人の自然に対する価値観への理解を深めるとともに、どのようにすれば人間と自然が共生する社会を実現できるのかを考えるようになりました。その中で、「仕組みを通じて人間の行動を変えることで、価値観の変化を促せるのではないか」と考えるに至り、経済活動を通じて環境問題の解決を目指す環境経済学に関心を持ち、大学院への進学を決意しました。
3. 受験生・在学生へのメッセージ
短い学生生活の間、皆さんには好奇心に忠実であってほしいと思います。好奇心は行動を生み、行動は思考を生み、思考は次の好奇心を生み出します。こうしたサイクルを繰り返すことで、「自分」というものが形づくられていくのだと思います。
私自身、大学では好奇心に基づいて、文学に限らずさまざまな授業を履修し、課外活動にも積極的に参加してきました。そうした行動から得た知識や知見は、現在の自分の思考を支える大切な材料となっています。外国語学部には、カリキュラムや人との出会いなど、そうした好奇心を育てる環境が整っています。
ぜひ「面白そう」「やってみたい」と感じる自分の気持ちに正直に向き合い、多くのことに挑戦してみてください。皆さんが充実した学生生活を送ることを心から願っています。