
![世界がキャンパス 私の留学STORY 長庚大学 [台湾]](../assets/img/campus/campus-hero01_sp.png)

- 中学・高校で海外生活を経験。
台湾留学を目指すきっかけに。 -
私は、中学2年から両親の仕事の都合でベトナムに住み、さらに高校進学を機にシンガポールへ単身移住しました。5年間を海外で過ごしましたが、日本人学校に通っていたため、学校で英語を話す機会は少なく、自信を持って話せるほどの英語力を身に付けることができませんでした。
その一方、中華系の民族が多いシンガポールでは中国語に触れる機会が多かったことから、英語だけでなく中国語も極めたいと思うように。そこで、英語と中国語でしかコミュニケーションができない環境に身を置くことが語学力を鍛えるベストな方法だと考え、台湾への留学を決意しました。
今回の留学は学部間交流協定の派遣。しかも、西南学院大学から長庚大学への派遣留学は私が1人目でした。留学に備え、先輩から事前に学校や現地の情報を得て、不安を払拭したいという人が多いと思いますが、私の場合、誰も経験していないことに最初に挑戦できるという好奇心の方が勝っていました。海外生活を経験していたため、不安や心配が小さかったのかもしれません。

- 友人と話す何気ない時間も、
留学生活の大切な思い出。 -
- 特に大きなトラブルもなく、台湾での生活はスムーズにスタート。戸惑ったことといえば、大学の授業が1コマ180分もあることでした。60分ごとに10分の休憩が入りますが、集中力を維持することが一番の課題でした。さらに、すべて授業は英語で行われますが、時々中国語で補足説明されることがあり、授業についていくのが大変な時もありました。少しでも授業の遅れを取り戻すべく、教室の最前列の席に座ったり、勉強熱心な学生に声をかけ、分からないことを質問したりと、日々試行錯誤。結果、仲の良い友人もでき、私が得意とする会計学の授業では、私が友人に解説をするなど、互いに支え合い、無事単位を取得できました。
英語で受ける授業も良い経験でしたが、私はそれ以上に現地でしか得られない経験や時間を留学当初から重視していました。時間にも気持ちにもゆとりを持つために、履修する授業は最低限かつ興味のある科目に限定。授業が終わって空き時間があれば、台湾人の友人とたわいない話をしたり、友人のスクーターの後ろに乗せてもらって大学近くの街に遊びに出かけたり、時には列車に乗って台北まで遊びに行くこともありました。中でも、寮のベランダで友人と語り明かしたことは最高の思い出です。かけがえのない友人と出会い、何気ない日常の1コマも、私にとっては忘れられない時間でした。
英語で会話する習慣ができたことで、リスニング、スピーキングともに向上したと思います。中国語ももっと自学を重ね、近いうちに中国語検定試験を受けるつもりです。
長庚大学では学内イベントも多く、留学生の歓迎パーティや全校を挙げての運動会、学内でナイトクラブの開催など、西南学院大学では味わえないさまざまなイベントにも参加。みんなで盛り上がれる行事が多く、どこか高校のような一体感もあり、良い思い出となりました。
今はまだ、語学も商学の学問に関しても勉強中ですが、留学を経験したことで、文化や立場の異なる人に対しても、臆することなく、対等に話せるようになったと思います。4カ月間という短い期間でしたが、社会人になる前に、私の将来の可能性を広げてくれる経験となりました。 - 特に大きなトラブルもなく、台湾での生活はスムーズにスタート。戸惑ったことといえば、大学の授業が1コマ180分もあることでした。60分ごとに10分の休憩が入りますが、集中力を維持することが一番の課題でした。さらに、すべて授業は英語で行われますが、時々中国語で補足説明されることがあり、授業についていくのが大変な時もありました。少しでも授業の遅れを取り戻すべく、教室の最前列の席に座ったり、勉強熱心な学生に声をかけ、分からないことを質問したりと、日々試行錯誤。結果、仲の良い友人もでき、私が得意とする会計学の授業では、私が友人に解説をするなど、互いに支え合い、無事単位を取得できました。


- 何を学びましたか?
- 会計学、投資学などの商学に関する科目に加え、中国語も受講しました。中でも、投資学は、自分たちでポートフォリオ(どんな配分で何に投資するかの組み合わせ)を考える難しい授業でした。一方、会計学は履修科目の中でも比較的得意な科目。現在、米国公認会計士の資格取得に向けて勉強中ですが、台湾での学びが学習のモチベーションを向上させました。
- 留学していた大学の
魅力は何ですか? - 大学は台北市から列車で40分ほどの距離にある桃園市にあります。自然豊かで静かな環境が心地良く、学生は皆のびのびと過ごしています。
- 留学中の印象的な
エピソードはありますか? - 留学を終え、日本帰国前にマカオに寄った際、タクシーに置き忘れたスマホが盗まれるという被害に遭いました。その時は手立てがなく、一旦は日本に帰国しましたが、泣き寝入りするのは性に合わず、相手方の弁護士と根気強く話し合い、結果示談に。今年4月、現地まで行き、無事にスマホを取り返すことができました。この経験から、どんなトラブルも諦めずに立ち向かうことで解決できるのだと実感しました。
