既存の枠組みにとらわれず
デザインの力で
世の中をもっと楽しく!
 株式会社gazはデジタル領域におけるインターフェースをデザインする会社です。中でも得意とするのはUI・UXのデザイン。UI(ユーザーインターフェース)とはウェブサービスやアプリなどでユーザーの目に触れるすべてのものを指し、UX(ユーザーエクスペリエンス)とはユーザーが商品やサービスを通じて得られる体験を指します。事業としては、ノーコードツール「STUDIO」を活用したウェブ制作のほか、UIデザイナーによる準委任型デザインサービス「beaverin」などを展開。2019年に創業して約4年が経ちますが、現在は組織を拡大するフェーズにあるため、私は新規事業の立ち上げや財務、人事、営業活動など主に経営面に携わっています。
 私が起業した際に掲げた使命は、既存の枠組みにとらわれない形で世の中をさらに楽しくするということ。gazのビジョン「デザインで人生をアップデートする」にもその思いが表現されています。熱い思いやさまざまな課題を抱えた人々を、デザインの力で支援していく。その結果、gazに関わる人が1人でも多く幸せを感じていただけたら、これほどうれしいことはありません。

gazのオフィスはフリーアドレス。その日の気分で作業するデスクを選べます。

今の道に進むきっかけは
フランスで体感した
デザインそのものの本質。
 大学でフランス語を専攻した理由は、ファッションデザイナーを目指していたから。そんな私が別の道へ舵を切ったのは、大学のプログラムでフランスを訪れた2年次のことです。フランスを舞台に都市景観や広告のデザインを研究し、デザインという言葉の広さに気付きました。これまで狭い範囲でしか世界を見ていなかった自分に気付き、帰国してすぐに、世界のあらゆるデザインについてひたすら勉強。その中で最も感銘を受けたのは、旅のスタイル自体を変えた「Airbnb」という宿泊サービスの存在です。世の中の仕組みをリデザインするという、デザインが持つ無限大の力を実感。この瞬間、私のフランス語への情熱が、デジタル領域のモノづくりへシフトしました。
 そこからすぐに頭を切り替え、ウェブに関する知識と技術を身に付けるべく奔走しました。3年次になると知り合いのウェブデザイナーから教えを受ける一方、独学でウェブ制作を続ける日々。もちろん、悩みや不安はありました。しかし、それ以上に自分がワクワクすること、好奇心の向く先に進むことが正解だと信じていました。そして、自分が納得して選んだ道を正解にすること以外、残された道はないと覚悟していました。その決断力と直感力は今も仕事をする上で大切にしています。
 「素早く、優しく」「素直に、オープンに」「たくみにデザイン」「正しいより、楽しい」「gazをカルチャーに」。この5つのフレーズはgazの行動指針です。次世代が自信と誇りを持てる世の中にするために、デザインを通してできることは何か。好奇心に従い、まだ見ぬ世界へ、gazの仲間と共に挑戦を続けていきたいと思います。

社名は動物のgazelle(ガゼル)に由来。相手を傷つけないように戦う、その優しさから命名。

キャンプのような雰囲気の打ち合わせスペースも、“楽しさ”を大切にするgazならでは。

自身の道を信じて続けていくこと。
その積み重ねが未来をも変える。

日本の人口は減少し、産業は衰退するーー。そんな未来が現実味を帯びてきました。しかし、私たちには少しずつ、一歩ずつ、己の道を信じて進み続けることしか未来を変える術はありません。どうか、学生のみなさんが真に自分がやり続けたいこと、楽しいと思えることに出合える人生を送れることを心から願っています。迷いや不安があれば相談に乗りますので、遠慮なく連絡してください!

y.yoshioka@gaz.design
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