民間企業

進路サポート

法学部就活スタート講座

 法学部就活スタート講座法学部の学生すべてが法曹関係に進むわけではなく、多くの学生が民間企業に就職します。この点、法学部は以前から「就職でつぶしがきく」と言われ、「スペシャリストではなくジェネラリストを養成する場」であるとされてきました。しかし、昨今の就活のやり方の劇的な変化に対応できず、たとえ内定がもらえたとしても就職先とのミスマッチに苦しむ学生が目立つようになってきました。そこで、法学部教員有志によって各教員のゼミ生を中心とした自主サポート講座を、この数年実施しています。

 この講座は夏休みが明けてすぐの時期に、3年生(2年生も可)から希望者を募って行います。講座前半では全員で集まり、内定先が決定して就活を終えた4年生から体験談を聴きます。メーカーやマスコミ方面、医療関係などさまざまな方面(公務員を含む年もあります)に進む先輩から直接「ナマの声」を聴くことによって、就活をスタートさせる上で適度な緊張感を得ることになります。

 講座後半では、場所を移していくつかのグループに分かれ、ワークショップ形式で「就活について」「会社とは」「働くとは」「エントリーシート(ES)の書き方」「自己分析と会社研究のやり方」といったテーマで、各グループに配置された4年生にいろんな質問をぶつけてアドヴァイスをもらいます。

 講座後に実施したアンケートによると、この講座に参加した3年生の満足度は非常に高いものとなっています。後日、その自主サポートゼミで知り合った同級生や先輩と一緒に、自主勉強会を立ち上げる学生たちも出てきています。その後の講座受講生の就職状況をみても、都銀や地銀総合職、新聞の記者や広告、大手メーカーなどから内定を獲得するなど、かなりの実績を残すようになってきました。

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TOEIC試験対策講座(法学部生限定講座)