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教員紹介

外国語学部 教員一覧

(アルファベット順)

Jean-Luc Azra ジャン=リュック アズラ

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パリ第8大学言語学専門研究課程終了 (Diplôme d’Études Approfondies, Sciences du Langage)

フランス語学(フランス語史)、日仏比較社会学、言語学、言語教育学、社会学

専門分野の概要
まず、言語学では、言語の歴史、言語が時間とともにどのように変化するかについて研究しています。古い言語(古フランス語、古英語、ラテン語など)と現代の言語の関係を扱っています。特に、フランス語の母音の歴史的変化、ラテン 語からの古フランス語の発展、メディアに表れるフランス語の近年の変化について研究しています。次に、言語教育学では、日本における外国語教育とフランス語教育の教授法について研究しています。外国語学習と認識(言語やコミュニケーションをどのように捉えているか)の関係、それはどのように変化するのかに興味を持っています。

Katharina Barkley カタリナ バークレー

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MBA 立命館アジア太平洋大学
PhD(文学)西南学院大学

コミュニケーション学(多文化共生), corporate communication, public relations, intercultural communication

専門分野の概要
My research interests lie in the effects of culture on how companies use communication to achieve their strategic goals: to sell their products or services (marketing and brand management), shape their image (public relations), and manage challenges to their reputation (crisis communication). My current research focuses on (a) cross-cultural differences in organizational crisis communication practice and (b) the effect of spokesperson characteristics, such as nationality and gender, on crisis communication effectiveness.

Ronan V. Brown ロナン V. ブラウン

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MA, Applied Linguistics, University of Wales, College of Cardiff, 1993
MEd, English Language Teaching, University of Wales, College of Cardiff, 1995

Second language vocabulary acquisition; extensive reading; literature in the language classroom

専門分野の概要
My research and teaching focus mainly on incidental vocabulary acquisition, and reading skill development. The four learning strands (meaning-focused input, meaning-focused output, language-focused learning, and fluency development) proposed by Nation (2007) provide a structure with which to integrate incidental vocabulary learning, and reading skill development. I am particularly interested in examining the importance of extensive reading (ER) in maximizing exposure to comprehensible input, enhancing reading fluency, and generating opportunities for incidental learning of unknown and partially known words. Recently, I have been investigating students’ attitudes and language development when engaged in both online ER (with xreading.com) and traditional ER using the Seinan Gakuin library collection of graded readers. Preliminary findings have been very encouraging for both modes.

I have taught English as a foreign language in Saudi Arabia, Abu Dhabi (UAE), China, and Japan.

C. R. Chase クリス チェイス

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Ph.D. Child & Adolescent Development(学術博士:子供と青年期の発達)Stanford University Graduate School of Education (スタンフォード大学大学院教育学研究科)

Progressive Education, Cooperative Learning, Self-directed Learning, Global Issues, Systems Science, Systems Thinking

専門分野の概要
My primary interest is in effective learner-centered education approaches such as cooperative learning, project based learning and self-directed learning. While in graduate school I worked with a Progressive Education project in the United States. I continue now to research innovative education approaches that align with how young people naturally develop skills through collaboration, self-direction, study and practice. Recently I have also been focusing on imagination, science and systems thinking. My view is that human imagination and creativity are under-developed with modern learners because of curriculum standardization and the compartmentalization of knowledge in schools and society. I believe this is one reason why we still have many problems in the 21st century (such as war, poverty, crime, drug addiction and ecological destruction) which continue to go unsolved. Systems thinking is an approach to critical thinking and problem-solving that encourages people to use their imaginations to get the “big picture,” to think creatively about the diverse factors that cause complex problems. Without an understanding of the root causes of problems, it is very difficult to think critically about them or solve them.

Laurence Chevalier ロランス シュヴァリエ

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Maitrise de langue, littérature et civilisation anglaise et américaine (Université Grenoble 3), maîtrise de Français Langue Étrangère (Université Grenoble 3), DEA de Sciences du Langage, spécialité FLE (Université de Franche-Comté)

フランス語教育学, 外国語教育学 Didactique des langues, didactique du français langue étrangère

専門分野の概要
My research was first motivated by my desire to understand in depths the reactions of Japanese learners and teachers of foreign languages, and focused mainly on social representations about teaching and educative cultures. This also led me to study the reception of the CEF in Japan and its adaptation to the Japanese context. Another part of my research is based on projects I develop in class and further analyze to improve them (= research-action). For instance, I used theatre techniques and activities in class to see what kind of skills it can help improve; I set up an extensive online exchange during class with other Asian learners of French to study the benefits of co-learning with non-native speakers, etc.

Cynthia Daugherty C. L. ドーハティ

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言語文化学(文化交流史)英語教育学 Comparative culture, History of English education

専門分野の概要
I am interested in the history of exchanges between Japan and western countries. As such, I have researched Rimpa art and its evaluation by westerners, orientalism, and the history of English education in Japan. Concerning the latter, I am particularly interested in American and British teachers who have been employed in Japan as English teachers. Currently, I am studying an American woman named Elizabeth Vining who was in Japan from 1946-1950 as the tutor to Crown Prince Akihito (Heisei emperor).

藤本 滋之

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教育学修士

英語学(統語論)、日本語学、理論言語学

専門分野の概要
ことばの意味と形の研究をしています。「導入演習」と「英語学概論A」の授業では、英語と日本語を比較しながら、ことばの音、意味、構造の特性・規則性を話題にしていますが、そのうち特に「英文法」の授業で論じているような文の意味と形の関係を研究しています。英語でも日本語でも、同じような内容を言うのに複数の 表現法があるのが普通ですが、どのように違い、したがってどのように使い分けたらよいのか、なぜその語順で話さなければならないのか、それ以外の語順ではだめなのか、といったことを研究しています。さらに(複数の文から成る)文章の構成も研究しています。英語・フランス語と日本語では論理的な文章の構造が違います。議論展開のわかり易さの違いはどこから生まれるのか、いつも試行錯誤しながら読み書いています。

藤野 功一

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Ph.D

英語圏文学・文化(アメリカ文学)、アメリカン・モダニズム/ウィリアム・フォークナー

専門分野の概要
20世紀のアメリカ文学を代表する作家、ウィリアム・フォークナー(1897-1962)の文学作品を研究しています。フォークナーはその生涯の前半の1920年代から30年代にかけて、アメリカン・モダニズムを代表する前衛的な作品を次々と発表しました。また、生涯の後半の1940年代からは、アメリカを代表する作家として、人種問題を含めた様々なアメリカの課題を果敢にその作品の中に取り込みました。彼は特に後期の作品で、それぞれに異なるバックグラウンドを持つ多様な人々が、個人間で平等な関係を築こうと苦闘する姿を描き出しています。フォークナーの作品、特に後期作品を読み解くことによって、現在の国際社会における人間同士の関係をより良い方向へ導くヒントが得られるのではないかと思い、研究を続けています。

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初見 かおり

南アジア、文化人類学、難民、環境、紛争、平和、ディアスポラ

専門分野の概要
専門は文化人類学でフィールドは南アジアです。海と陸のシルクロードを飾ってきた人口17億人(2022年現在)の南アジアは、歴史が深く、多民族・多言語・他宗教が織りなす豊かな文化の坩堝(るつぼ)です。これまでは、主にスリランカ内戦を中心に、漁村の難民生活について調べてきました。「〇十万人が犠牲となった」という量的データからは推測が難しい、人びと喜怒哀楽、隣人との雑談、信仰生活といった、より文化の本質に近い部分について質的調査を行なってきました。調査結果の一部は、りそなアジア・オセアニア財団の出版助成を受け、『ハレルヤ村の漁師たち:スリランカ・タミルの村、信仰と内戦のエスノグラフィー』(2021年・左右社)にまとめました。今後の執筆プロジェクトの一つに、中村哲氏とPMSによるアフガニスタン・パキスタン国境地域における僻地医療と灌漑事業のナラティヴ・ノンフィクションがあります。

樋口 功

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英語学修士(関西外国語大学大学院)
言語学博士(関西外国語大学大学院)

英語学、日本語学、英語教育

専門分野の概要
私の興味関心は、英語と日本語の音声・意味・構造、英語教育、教育全般等と多岐にわたります。ここ数年は、英語の音声教育が主たる研究分野となっています。現在は、日本語母語者が話す英語の音声に、きわめて接触の少ない英語圏在住の英語母語者をインフォーマントとしたデータをもとに「英語圏で(支障なく)通じるレベルの英語の発音」に関する基礎資料を作成しています。これに加え、まったく異なった分野になりますが、ライフワークとして、日本語の助詞の研究をしています。

Richard Hodson リチャード ホドソン

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MA in TEFL/TESOL, University of Birmingham (修士(英語教育学))
PhD in English Literature, University of York (博士(英文学))

英語圏文学・文化(イギリス文学)、英語教育学

専門分野の概要
イギリス文学と外国語としての英語教育を研究しています。大学院では、英文学、特にルネサンス期の演劇、つまりシェイクスピアの時代とその後に登場した劇作家たちについて主に研究しました。博士論文では、1630年代から1640年代前半に書かれたイギリスの喜劇について書きました。最近は、現代イギリス小説、特にカズオ・イシグロとヒラリー・マンテルの小説を中心に研究しています。英語教師として日本に来てからは、ユーモア研究、特にユーモア能力のトレーニングの実践にも興味を持つようになりました。この分野の研究は、英語学習者が英語で「ユーモア・コンピテント」(ユーモアを認識し、理解し、作り出すことができるようになること)になるために、語学教師がどのような方法や教材を用いることができるかに焦点をあてています。

一谷 智子

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修士(教育学)筑波大学、博士(文学)筑波大学

英語圏文学・文化(オーストラリア)、先住民文学、核・原爆文学、エコクリティシズム(環境文学)、ポストコロニアル・スタディーズ、カルチュラル・スタディーズ

専門分野の概要
オーストラリアを中心とした英語圏の近現代文学を専門としています。グローバル言語としての英語の広がり、ひいては英語圏文学の発展は、大英帝国拡大の歴史と密接な関係があります。「中心」とみなされるイギリス文学だけではなく、植民地化され、西欧の知識体系に編入された地域の(特に先住民による)文学の研究を通して、「周辺」とされた場所から「近代」を問う研究を続けてきました。帝国主義への被植民者の抵抗、植民地化の過程で起こる文化の混淆、人種やジェンダー、階級などの差異と交差性から生まれる芸術表現に関心があります。植民地支配がもたらした影響は人間の世界に留まらず、現代の地球環境問題の源流が、産業革命と植民地主義の歴史に辿ることができるという理由から、近年は、人間中心主義や西欧中心主義の世界観に支えられた近代的認識の枠組みを再考し、人新世における新たな思想を探求するエコクリティシズムと呼ばれる文学研究の分野にも関心をもっています。グローバルな環境問題(特に原爆・原発を含む核問題や気候変動)を描く英語圏と日本の作品分析を通して、国家・地域横断的な人々の連帯や文化的記憶の形成について研究を進めています。

国際的評価を受けた現代英語圏の文学作品を日本語へ翻訳するプロジェクトに関わっています。「オーストラリア現代文学傑作選」(Australian-Japan Foundation助成)

石田 由希

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文学博士

イギリス文学・文化(劇文学・上演・詩)、英語圏のポスト・ホラー映画

専門分野の概要
イギリス演劇については、エリザベス朝演劇、トム・ストッパード演劇、サラ・ケイン演劇の劇テクストやパフォーマンスを研究してきました。ここ数年は、スコットランド人作家のキャロル・アン・ダフィによる古典翻案詩や、ユダヤ系アメリカ人映画監督アリ・アスターのホラー映画について、論文を書いています。いま関心を持っているのは、2010年代以降の「ポスト・ホラー」と呼ばれる映画群です。

伊藤 彰浩

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博士(教育学)

英語学(第二言語習得研究、テスト理論)、言語テスト、英語科教育学

専門分野の概要
英語学(第2言語習得得研究とテスト理論)と英語科教育学を専門としています。第2言語習得研究では、日本人英語学 習者の英語の学習・習得について研究しています。日本人英語学習者が関係節、wh疑問文、tough構文に出会ったとき、どのような点を難しいと感じ、そして、どう克服して、理解・産出ができるようになっていくのか、その過程に興味があり ます。テスト理論の研究では、標準型外国語テスト(例:TOEIC®、IELTS®)と自作のcloze testやC-testの信頼性と妥当性を検証しています。英語科教育学の研究では、学生たちが、どのような経験を踏まえて教員になることを選択するのか、そしてベテランの先生方の授業を観察し、自分の知識や能力と変換していく過程に関心をもっています。

金子 幸男

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Master of Arts(文学修士)
Doctor of Letters(論文博士:文学)Kyoto University(京都大学)

英語圏文学・文化(イギリス文化・社会)、19世紀~20世紀初頭イギリス文学・文化・絵画、特にイングランドの田舎/田園の研究、イングリッシュネス、ブリティッシュネス

専門分野の概要
ブリテン(イギリス)はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから成る連合王国ですが、昨今、歴史的なEU離脱を達成し、今後の成り行きが注目されます。私の研究分野は、「イングリッシュネス」といって、「イングランド的なるもの」、「イングランドらしさ」、「イングランドのアイデンティティ」です。研究対象としてはイングリッシュネスの本質と言われる田園/田舎の研究、特にカントリーハウス(貴族のお屋敷)やコテッジ(農民の家)、村(人)が、小説、詩、劇、風俗画、風景画の中でどのように描かれているかをホームという概念を用いて研究しています。時代的には19世紀初頭から、ヴィクトリア女王の時代(1837年~1901年)を経て第一次大戦の前まで(1914年)が中心ですが、20世紀から現代に至るまで関心を持っています。

Justyna Weronika Kasza ユスチナ W. カシャ

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M.A Japanese Studies (日本学科修士) Adam Mickiewicz University, Poznan, Poland (アダム・ミツキエビチ大学、ポズナニ・ポーランド)
Ph.D. Japanese Studies (博士:日本学科) University of Leeds, UK (リーズ大学、イギリス)

現代日本文学、世界文学、文学理論、翻訳学・外国語教育
Contemporary Japanese literature, World Literature, Literary Theory, Translation Studies, Foreign Language Education

専門分野の概要
私の専門分野は日本文学です。特に、遠藤周作の作品を解釈学の視点から分析しています。また、翻訳方法や翻訳理論における日本の小説の読み方を探検しています。日本文学は世界でどう読まれているのか。何が翻訳されているのか。文学的には何が翻訳不可能性でしょうかーというテーマが研究の焦点です。世界文学・翻訳研究では、グローバル時代における国文学 (日本文学と日本語文学の違い)に対する考え方の変化を調査しています。文学を通じた異文化コミュニケーションや、様々な形の翻訳が原文に新たな存在を与えて、どのように変容していくかの問題に興味を持っています。研究者としての私の長期的な目標は、世界文学とグローバル・スタディーズの枠組みの中で日本文学を理解し、日本の研究に新しい研究方法を応用するために探求し続けていきたいと考えています。

加藤 洋介

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MA, University of Nottingham

英語圏文学(コモンウェルス文学)、英語圏文化史、翻訳研究

専門分野の概要
四半世紀になろうという研究の出発点はイギリスのモダニズム文学の研究です。T.S.エリオットの思想と文学の研究にはじまり、その後、時代と地域を拡大し、いまでは英語圏の文学と文化を幅広く扱います。産業革命を経て巨大な帝国に発展したイギリスは、政治、経済、文化、教育のさまざまな領域で植民地とヒト、モノ、情報の流れを制度化し、その過程で豊かな文化を形成しました。この文化史の研究を通してグローバル・ヒストリーを読み解くことに関心があります。断片的な情報をつなぎ、文化史の流れを読み、それを学生に伝え、あっと驚かせることに喜びを見出します。また、他方で翻訳家としても長く活動し、アカデミックな書物の翻訳の仕事をつづけています。

次のURLでインタヴュー記事を見ることができます。
http://interviews.cengage.jp/

河原 真也

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修士(教育学)早稲田大学、MA (Anglo-Irish Literature & Drama) National University of Ireland

英語圏文学・文化(20世紀アイルランド小説)、植民地関係史

専門分野の概要
James Joyce (1882-1941)の代表作である『ダブリン市民』(1914)や『ユリシーズ』(1922)を、ナショナリズムや「他者」といった視点からこれまで読み解いてきました。最近は現代のアイルランド人作家についても関心があり、彼らの作品の中で描写される、アイルランド特有の現象(移民、植民地の歴史、宗派対立など)がどのような意味をもつか、日々深掘りしているところです。一方で英国の植民地であったアイルランドとの関連から、植民地の諸相にも目が向き始めました。2022年度後期から1年間台湾に滞在し、日本統治期の台湾におけるアイルランド文学の受容について、当地の独立運動とも関連させながら研究する予定です。

北垣 徹

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社会学(フランス社会論・思想史)、社会思想史

専門分野の概要
社会学の中でも、私は知識社会学という分野を主に専門としています。この分野は、社会の中で知識がどのように生産され、流通するのか、また知識が人々の思考や行動をいかに導くのかといった問題を取り上げます。私は主に、19世紀以降の社会において、精神医学や社会ダーウィニズム、優生学といった知がどのようなかたちで展開し、またどのような価値観を形成してきたのかという問題を考えています。言い換えれば、生物学的・心理学的なものの見方と、社会の捉え方つまり社会観との関係を探求しています。最近は特に、19世紀末から20世紀初頭にかけて労働者の栄養状態を調査した社会衛生学について調べています。広くは、食べることが社会の中でどのように管理されるのかという問題を考えているのですが、これは本演習のテーマとも密接に関連します。

清宮 徹

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Master of Labor Relations and Human Resources(労使関係・人的資源修士)
Ph.D. in Communication (学術博士:コミュニケーション学)Michigan State University(ミシガン州立大学)

コミュニケーション学(組織)、アイデンティティ形成と葛藤、組織のダイバーシティとジェンダー、組織不祥事と危機管理、対立と交渉、クリティカル・マネジメント研究、異文化経営、ヨーロッパ組織理論

専門分野の概要
私の研究の焦点は、組織の内部や組織に関わる問題が、どのようにコミュニケーションを通じて現実化するかにあります。特にポスト構造主義の視座からディスコース(言説)に着目し、組織の当たり前を疑い、日常に潜む問題を分析します。ディスコースを社会科学方法論の質的研究の中心に据える試みを展開し、2019年に『組織のディスコースとコミュニケーション』を出版、日本コミュニケーション学会賞を受賞。現在の研究関心は、不祥事および危機の社会的構成、企業のヘゲモニー、被災地のレジリエンス、組織のアイデンティティとパワー。特に近年、組織のジェンダー不平等を構築し続ける「ジェンダー化」のコミュニケーションと社会関係の「交差性」について研究プロジェクトを展開。経営・組織における新たなアジェンダを 模索します。

実務経験:約10年間の人事管理コンサルタント

前田 雅子

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博士(文学)、九州大学

英語学(統語論)、日英語文法比較

専門分野の概要
専門は統語論です。世界には7000ほどの言語があると言われていますが、人間は子供のころに十分な言語刺激を受ければ、人種に関係なくどの言語でも獲得できます。それは、人間の脳には共通した「言語装置」が あるためです。その言語装置、つまり、普遍的な文法規則はどのようなものかを解明することが統語論の目標です。具体的には、日英語の文法に共通する規則は何か、また、日英語の(表面的な)文法の違いはどこから導かれるかなどを研究します。例えば、英語では義務的に文頭に(1つの)wh句が移動しますが(例:Who did you meet? / Who bought what?)、日本語では移動しません(例:花子は誰に会ったの?/昨日誰が何を買ったの?)このような言語間の差異をどのように統一的に説明するかという問いなどが研究対象となります。

眞下 弘子

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パリ―ソルボンヌ(Paris IV)大学大学院DEA修了

フランス語圏文学・文化(フランス文学・演劇)

専門分野の概要
フランス語をベースにして舞台芸術―オペラ、バレエ、ダンス、ミュージカル、演劇など―を対象に視覚・ 身体表象の研究と、フランス17世紀文学、特にジャン・ラシーヌ演劇の研究をしています。ヴィジュアル空間と身体に跨る文化事象としてモード研究も視野に入れて授業学習に取り入れています。舞台芸術が「見 る/見られる」という視線の相互的な行為によって成り立つ場であることを踏まえ、この行為(action)を主題化する装置として身体がどのように機能しているのかを、実際の舞台の「セノグラフィー」(scénographie舞台空間演出)において明らかにすることが目的です。また、パリ・ソルボンヌ大学の所属機 関「17・18世紀フランス語・フランス文学研究センター」(CELLF 17e-18e)の海外研究員として、フランス17世紀における文学と哲学・神学思想との関係をテーマとした共同研究に従事しています。

実務経験:パリベースで5年間AIR FRANCEのCAとして仕事をしました。

宮原 哲

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Ph. D. in Speech Communication (Pennsylvania State University)

コミュニケーション学(対人・医療) Interpersonal Communication, Cross-Cultural Studies of Interpersonal Communication, Health/Medical Communication

専門分野の概要
コミュニケーション学は広大な領域で、二人の間の関係から国同士やメディアを通して不特定多数の人が関わる「規模」の違いや、家族・友人・教師と生徒・医師と患者など「関係」によって区別されます。その中で最も基本的な二人の人間の「対人コミュニケーション」(dyadic communication)が私の専門です。本来は相手が目の前にいる対面(face to face)の場合を想定していましたが、近年はスマホやパソコンなどを媒介とした人間関係にも注目しています。特に医療現場での医療者と患者や家族、医療者同士の対人コミュニケーションは「命」というかけがえのないものを対象としているので、研究のやりがいを感じています。欧米産の理論や研究方法が、日本の人間関係に適用できるのか、できなければ日本特有の要素をどう取り入れるべきか、という疑問に答を出す努力をしています。

三宅 敦子

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MA in Victorian Studies(University of Nottingham, UK)、修士(文学:大阪市立大学(現:大阪公立大学))、大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程英文学専攻単位取得退学

英語圏文学・文化(イギリス文学・文化、特にVictorian Studies)

専門分野の概要
私はイギリス19世紀における文学(特に小説)を文化的文脈において研究しています。イギリス文学という学問分野において19世紀は、小説という文学形式が大きく発展した時期です。イギリスで小説が誕生した当初、小説は表向き知識や道徳を学ぶ方法、読み書きが出来るようになった大衆を道徳的に教育する方法と考えられていました。とはいえ実際には、下層の人々は道徳的ではないと非難されるような読み物を好むなど、社会階級により関心が異なり、さまざまなジャンルの小説が発達していきます。その後19世紀末に文学を芸術とみなす新しい運動が始まり、皆さんに馴染みのある今の小説に近い形へと発展します。大きな研究テーマとしては、これまで小説における室内装飾文化の表象を研究していましたが、最近は見世物文化などの当時の大衆娯楽が小説に及ぼした影響を研究しています。

宮本 敬子

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Ph. D. in Comparative Literature (State University of New York, Buffalo)

英語圏文学・文化(アメリカ文学・映画・視覚芸術) アメリカ文学・文化、映画・絵画などの視覚表象研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究

専門分野の概要
19世紀半ばから現代までを中心に、アメリカ文学(とくにアフリカ系アメリカ文学や女性作家)、映画・絵画 などの視覚表象と文学との比較研究、そして文学や芸術を分析する視点としてジェンダー・セクシュアリティ研究などをしています。大学3年生のときに交換留学生として1年間アメリカで過ごした経験から、移民国家 アメリカの文学や芸術に興味を持つようになり、その後ニューヨーク州立大学大学院で比較文学を学び博士号を取得しました。文学研究は、英語力、論理的思考力、知識、教養という点で皆さんを成長させてくれるだけでなく、芸術作品として皆さんの心を癒し、魂を育み、人生に希望を与えてくれます。学生の皆さんには、これからますます多様性が重んじられる社会において、「他者の物語」に開かれた自分自身の物語を紡ぐ力をつけてほしいです。

中西 弘

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博士

英語学(音声・聴解研究)、心理言語学、英語音声学

専門分野の概要
英語学習者が英語音声をどのように知覚・理解・産出・獲得しているのか、その心的メカニズムの一端を解明することを目標としています。現在、私は、個人研究あるいは共同研究で、次の3つの研究に取り組んでいます。1)英語のプロソディー(リズムやイントネーションなど)が文理解時にどのように利用されるのか、その心的メカニズムにまつわる研究、 2)英語音声を知覚・理解する際に、話し手の目や口の動きをどのように利用しているのか、その認知プロセスを探る研究、 3)英語音声学習法としてよく用いられているシャドーイング遂行時の神経基盤を解明するため、脳活動を測定する装置(fMRI)を用いた研究を行っています。

D.L. Olson D.L. オルソン

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コミュニケーション学(マスコミ・レトリック)、クリティカルシンキング

専門分野の概要
レトリック:言葉として「rhetoricとは古典ギリシア語から由来します。主に説得の過程に関する学問で始まりましたが、西洋の国々の社会の中で(特に政治と法律の世界)人の前に立って演説することが常用な 役割を果たしてきました。この専門で は演説する方法をはじめ、ほかの人がした演説の分析方法論も研究します。今の時代(特にマスコミ技術の発展に伴って)演説だけではなく公の場でのコミュニケーション現象に目を向けることも珍しくありません。
マスコミ論:上述に示唆したように現代は公の場のコミュニケーション現象の多くはメディア技術を通して伝わるものは少なくありません。それに当たってマスコミの社会の中の役割、技術の観点からどのようなメッセージ作成が可能であるか、その技術を利用しているからコミュニケーション現象としてどう違うかを探る必要があります。
クリティカルシンキング:これは上記の二つの専門分野を勉強するために不可欠な能力です。特にコミュニケーション現象を 分析するのが中心になります。

Frank Osterhaus フランク E. オスターハウス

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英語圏文学・文化(アメリカ文学・文化)

専門分野の概要
My two main fields of study and teaching are American Literature and American Culture. Currently, my research interest is the American writer Don DeLillo, especially concerning the structure of his novel LIBRA (about the JFK assassination). Structure in general is important because that is what controls how the content and its message reach the reader, and thus how it affects him/her. When a person understands that, then the deep beauty of the literature can blossom. American Culture is related to that because American Culture provides the environment--both historical as well as current--in which the complexities of life and literature thrive. Nowadays, understanding is more important than ever because thoughtful decisions matter.

杉山 香織

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修士(言語学): 東京外国語大学
Master en linguistique : Université Catholique de Louvain
博士(学術): 東京外国語大学

フランス語学(コーパス研究)、フランス語教育学、言語学,応用言語学

専門分野の概要
学習者言語の特徴について,主に語彙の観点から研究を行っています。たとえば,英語を話すとき,日本語を母語とする学習者と母語話者では,使用語彙や表現がどのように異なるのでしょうか。よりスピーキングを上達させるためには,どのような語彙や表現を身につければいいのでしょうか。私の専門はフランス語ですので,フランス語の学習者について,コーパスと呼ばれる規模の大きな言語資料を用いて,フランス語学習者が過剰に使用する語や,反対に全く使用できない語がどのような特徴を持つのか記述を行っています。最近は,リーディングにも興味があります。単語の一般的な使用頻度が,学習者の語彙知識と関係するのか,フランス語の文章を読む際,英語の語彙知識がどのように役立つのか,目下研究中です。

武末 祐子

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フランスグルノーブル第3大学文学(博士)(Diplôme Supérieur de Recherche)

フランス語圏文学・文化(表象文化論)、フランス語教育学、美学

専門分野の概要
私の専門はまずフランス文学です。文学は言葉の研究です。私が興味を持ったのは「グロテスク」という言葉。フランス語の辞書では「異様で滑稽な」「グロテスクな」、英語の辞書では「怪奇な」「異様な」「グロテスクな」とあります。結局、英語でもフランス語でもぴったりの日本語がないため「グロテスク」とそのまま言う。しかし日常であまり使うことはない。西洋では建築装飾の用語として生まれ、日常用語に転じ、さら に美学(恐怖と笑い)となった言葉です。現代はすべてが「グロい」。その言葉を使わなくても、すべてがニュアンス的に「グロい」。一つの言葉の概念が様々な領域を横断し、言葉に出さずともそういう環境に身を置いている私たちの世界とはどのような世界なのか。文学、美術、建築、表象文化に大いなる関心をもって研究をしています。

Thierry Trubert ティエリー トリュベール

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フランス語学(言語処理論)、言語学・映画論

専門分野の概要
2012年よりスペイン語・フランス語辞典の編纂に着手。現在は、収集した現代フランス語及びスペイン語を体系的に整理 した現代仏西辞典を編纂中。近現代の様々なメディア(新聞、ニュース、ブログ、SNS、映画等)で使用される言葉の意味や、従来の辞書で掲載されていない近年の社会情勢に関連する語彙や、異文化理解のために必要とされる新語や新しい表現に着目し、口語辞典を編纂している。

山田 智久

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Diploma in Comparative Cultures / School of Oriental and African Studies, University of London
MA in Modern Languages Education / UCL Institute of Education, University of London
博士(学術・北海道大学)

教育工学、協働学習、教師教育

専門分野の概要
私の研究領域は、教育工学と協働学習です。教育工学では、主に教育分野におけるICT(Information and Communication, Technology)/AI(Artificial Intelligent)の望ましい在り方とはどのようなものかについて検証しています。協働学習では、異なる背景を持った参加者(留学生と日本人学生のケースが多いです)と共通のゴールを目指すPBL(Project Based Learning)型授業において、どのような気づきや学びがあるのかについて調査及び授業実践を行っています。また、ティーチャートレーナーとして教え方を考えるワークショップ・講演も行なっています。

山元 里美

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A.M. (Social Sciences), The University of Chicago
Ph.D. (Sociology), University of Illinois at Urbana-Champaign

社会学(アメリカ社会論・人種とエスニシティ)、比較社会、マイノリティ研究、CLIL

専門分野の概要
アメリカ社会の仕組みに興味がありますが、今後は日本を含め他の社会も調査対象に入れていく予定です。これまで書いてきた著書・論文の内容は同性婚、フィリ ピン系移民看護師、ヒスパニック系日雇い労働者、ワーキングセンター(NPO団体)、CLIL(内容言語統合型学習)など幅広く書いてきました。質的調査・計量調査(二次データ分析)などを行っています。

受験生の皆さんが興味を抱いている事柄を自由に考えていける環境作りを心掛けています。

横溝 紳一郎

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MA(修士:ハワイ大学大学院東アジア言語文学科)
Ph.D.(博士:ハワイ大学大学院東アジア言語文学科)

日本語教育学(日本語教員養成・研修)、外国語教育学、教師教育学

専門分野の概要
現在の研究対象分野は、(a)教育実習生や現職教師に対して、教師教育者がどのように働きかけるべきか、(b)教師の言動が学習者の学習意欲にどのような影響を与えるのか、(c)高等学校と大学の英語教育の連携はどうあるべきなのか、(d)外国語教育を通じて、21世紀を生き抜くための資質・能力をどのように向上させるのか、等です。どの分野においても、理論・実践の両面から調査研究を進めています。ことば(日本語・英語)の教師になって以来、ずっと確信し続けていることがあります。それは、「要は『やる気』次第!」という考えです。学習者のやる気の有無が学習の成果に大きな影響を与え、教師の言動がそのやる気に大きな影響を与えるとするのなら、三段論法で、教師の言動が学習者の学習成果に影響を与えることになります。となると、教師の仕事が学習者の学習成果を上げる支援者である以上、「自分の授業は学習者のやる気を引き出しているか」という観点で、自分自身の言動を振り返り、改善点があればそれを直し、よい点があればそれを継続したりさらに発展させたりすることが、教師に求められることになります。その繰り返しこそが、教師としての成長につながると私は考えています。

現在私は、西南学院大学での教育・研究活動だけでなく、国内外での日本語教育/英語教育、そして在住地域(博多)の様々な教育活動にも積極的に関わっています。それらの活動を通して知り合う数多くの魅力的な方々から、「やる気を引き出すヒント」をたくさん教えてもらっています。そこから得られた学びを、自分の教育・研究活動に活かす、そんなことを考えながら毎日を楽しく過ごしています。

和田 光昌

詳細情報

D.L. (フランス文学、パリ第8大学)

フランス語圏文学・文化(小説)、美学・表象文化

専門分野の概要
もともとは19世紀フランス文学、とくに小説が専門。小説は何の役に立つのか、ずっと考えてきました。小説はたんなる娯楽ではありません。小説は社会を写す鏡という考えが成立した19世紀フランスにおいて、小説は、現代社会とそこに生きる人間についての「研究」でした。そこにあるのは、数式でも理論でもなく、ただの 言葉にすぎません。人の意志や欲望の成就や失敗、社会階層の上昇や下降、自分以外の人に向けたり向けられたりする感情や関係のやりとりについての言葉なのですが、それらは、小説のなかで生きられた言葉として書かれています。生きられた言葉には、私たちが「言葉を使って生きる動物」であるかぎり、私たちのなかで共鳴し、強く働きかけてくる力があります。そのような小説の言葉の生態について、私は、必ずしもフランス語に限定しないで研究していきたいと思います。