S.N さん
- 経済学部 経済学科
- S.N さん(大手総合電機メーカー)
1年生8月
期待と不安が入り混じる中参加した短期語学研修で、長期留学への思いが高まる
夏季の長期休暇を利用して、カナダのバンクーバーでの3週間の短期語学研修に参加しました。現地では、ホームステイをし、ホストマザーとチリからの留学生の3人で生活をしました。滞在中は、毎日食事をしながらその日にあったことや互いの国のことを話したり、一緒に出かけたりなど現地の生活を体験することができ、貴重な経験となりました。また、授業では様々な国や大学から集まった仲間とディスカッションやプレゼンテーション、キャンパス内でのインタビューなどを行い、実践的に楽しみながら英語を学ぶことができました。この短期語学研修を通じて、更に英語を勉強したいという思いが強くなり、長期留学を目指すことを決めました。
2年生8月〜3年生5月
様々な文化や価値観に触れ、人生観が大きく変わった10ヶ月間のアメリカ留学
大学の海外派遣留学制度を利用し、交換留学生として、約10ヵ月間アメリカに留学をしました。現地では、経済学を中心に興味のある授業を履修し、現地の学生とともに英語で授業を受けました。はじめは、実力不足で英語を聞き取ることも話すこともままならず、辛いことも多かったのですが、継続的に勉強を続け、周りの友人の協力もあり徐々に力をつけることができました。留学では英語力はもちろんですが、国籍も文化も違うルームメイトとの生活や日本の文化発信、周辺の国や他の州への旅行などを通じて、自ら考え動く力や異文化理解力が身についたと思います。この1年間は何ものにも代え難い経験となり、将来に対する考え方が変わるきっかけとなりました。
3年生8月
本当にすべきことは何かを考え直させられた発展途上国でのボランティア
経済学部の「国際キャリア演習」という科目を履修し、カンボジアで2週間の教育ボランティアを行いました。出発前には、事前準備として、国の歴史や情勢について学んだり、オンライン英会話を受講したりしました。より豊かな海外経験をしたいという思いから、発展途上の国を選び、電気も水道もない村に滞在しました。現地の子供たちに日本語や英語を教えたり、遊んだりするなど充実した毎日を過ごす中で、私たちの生活がいかに恵まれているか、その反対に私たちが失ってしまっているものは何なのかを考えさせられました。この経験により、人々の生活を支え、より豊かなものにすることのできる仕事に携わりたいという思いを持つようになりました。
3年生10月
学生生活での経験を糧に乗り越えた就職活動
3月から就職活動が本格的にスタートしましたが、その前に企業や業界を知るためにいくつかのインターンシップに参加しました。その中には本学の制度を利用したものもありました。その後、自分の経験や将来的な夢を掛け合わせて考えた結果、日本の強みを活かせること、市場が世界に広がっており社会課題の解決に大きく貢献できることや、多くの人と関わりあいながら成長できることという軸で業界を絞ることができました。就職活動中は、就職課主催の講座やイベントなどに参加したり、面接の練習や相談に乗っていただいたりなど手厚いサポートを受けました。そのおかげで、第1志望の企業から内定を得ることができ、悔いなく就職活動を終えることができました。