オフライン学習

Update: 1999.8.20
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1.概 要

2.機能説明

2.1 オフライン学習

オフライン学習機能の動作は、次のようになっています。
  1. jserver、wnnds のロック

    オフライン学習の対象となる辞書、頻度ファイルを読み込む可能性のあるjserver と wnnds と接続して、ロック命令を発行します。
    ロックにより、jserver と wnnds の機能は以下のように制御されます。

    ロックにより動作しなくなる機能
    ・頻度学習
    ・FI学習
    ・自動学習(無変換/文節切り)
    ・単語登録/単語削除
    ・辞書・頻度ファイルの読み込み
    ・ユーザ辞書・ユーザ頻度ファイルの削除
    ・ユーザ学習用ディレクトリ作成
    ・辞書ファイル/頻度ファイルの作成
    ・コメントの設定(ファイル/単語)
    ・ファイルのパスワード設定
    ・辞書への品詞テーブル設定

    ロック後も動作する機能
    ・変換処理
    ・単語検索
    ・クライアントの終了処理

    オフライン学習の終了時には、jserver、wnnds へのロック解除命令を発行して、上記の制御を終了します。

  2. 登録語自動反映モジュールの起動

    登録語自動反映モジュールを起動します。
    登録語自動反映モジュールとは、すべてのユーザ辞書を調査して、複数のユーザで登録されている単語を、マージ辞書に登録するシステムをいいます。

    登録語自動反映機能により、単語がユーザ辞書からマージ辞書へ移動すると、FI関係ユーザ辞書の更新が必要となる場合があります。
    FI関係ユーザ辞書が更新された場合、オフライン学習は、更新された辞書内のFI関係を再構築します。

    (参)
    登録語自動反映モジュールについての詳しい解説は、後述の 「4. 登録語自動反映機能」にあります。

  3. 学習処理

    オフライン学習では、ユーザ辞書、頻度ファイル、FI関係ユーザ辞書、FI関係頻度ファイルに対して、変換効率の向上・頻度の飽和防止・ディスク/メモリ容量の削減のための学習処理を行います。

    (1)頻度下げ

    (2)単語削除

    2.2 Entries

    3. 起 動

    3.1 offlinerc

    3.2 オプション

    4.登録語自動反映機能

    4.1 機能説明

    4.2 udmergerc

    4.3 オプション


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