「水俣・福岡展」協賛企画  主催:西南学院大学 学内GP「ことばの力養成講座」

 この世の渚に琵琶デュオ参上つかまつる。
~ミナマタと説経節と現世(うつしよ)と~

 「みなまた 海のこえ」(石牟礼道子 作)上演!
今の世の説経節として、しゅうりりえんえん、魂込めて、
二面の琵琶をかき鳴らし、歌い、語ります。
美しく、哀しく、愛おしい、あの世界へ、
幻のあの<渚>に、ひたひたと包まれる、一夜をともに……。

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【日時】2013年 5月15日(水)19時開演(2時間弱を予定)
【会場】西南学院大学 西南コミュニティーセンター・ホール
【入場料】一般1,000円、学生無料 ※事前申し込み不要(当日券のみ)
【問合せ】田村元彦mtamura@seinan-gu.ac.jp  姜信子 wildfrances@gmail.com
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<演目>
1.信徳丸 「呪いの六寸釘打ちの場」「開眼」
2.対話:琵琶デュオ&姜信子 「説経節からミナマタ、そして…」
3.石牟礼道子原作「みなまた 海のこえ」
― 現代版説経節「みなまた 海のこえ」について ―

本作品は、そもそもは、2013年5月11、12日に熊本で開催される、ハンセン病市民学会の
特別企画「ミナマタからハンセンへ」のために創りあげられました。
「ハンセン病」という「この世の果て」の闇に、「水俣病の渚」を招きよせよう。
そのために、石牟礼道子さんが詩的なことばで歌うように書いた美しい一篇の物語、
『みなまた、海の声』を、それに語るに最もふさわしい形で、つまり説経節で、
歌い語ってみるというのはどうだろうか?

特別企画のコーディネータであり作家の姜信子がそう思い立ち、琵琶奏者後藤幸浩に相談したのがことのはじまりでした。
 説経節には「小栗判官」「信徳丸」といったハンセン病に深く結びついた演目があります。
かつて、『一遍上人図絵』の中でも、説経節を語る琵琶法師とハンセン病者は並んで描かれていました。
その説経節をもって、『みなまた、海の声』を歌い語る。人間の魂にとりついた病としての水俣病とハンセン病の問題が根ざすところ、私たちが向かうべき世界を、琵琶の響き、歌の力、語りの力で、ありありと描きだす。そのような試みとして、現代版説経節「みなまた 海のこえ」は誕生したのです。