【共同研究】 共同企画「旅する対話 博多篇」講演&上映

 “旅する対話 博多篇 チェチェン223から日本311へ”
               
―ザーラ・イマーエワ&姜信子+Students

 

 3・11以降、震災と原発事故により数多くの人々が肉親と離別し、故郷を離れ、移住を選択せざるを得ない
状況にあります。移住する人、留まる人、それぞれが生きる上での苦悩を抱えています。そして、これだけ深
刻な問題が生じ、反対の声に直面しながらもやめることのできない原発・・・。日本の「これから」を考える上で、
誰もが漠然とした不安を感じているのではないでしょうか。

 かつてスターリンによって故郷を追われ強制移住を強いられた過去を持つチェチェン。「民族離散=ディアス
ポラ」と「戦争の災厄」という悲惨な現状と闘い、生き抜いてきた当事者でもあるチェチェン人ジャーナリストのザ
ーラ・イマーエワ氏と作家・姜信子氏を迎え、チェチェンの現状を学ぶとともに、福島原発事故なども視野に入れ、
“離散”(=ディアスポラ)、そして人権についてここ福岡でともに語り合いましょう。

 

日時:2013年3月3日(日)  

12:30         開場(受付開始)
13:00~16:20  第一部(一般公開、入場無料)
            学生によるプレゼン1(チェチェンについてイントロダクション)
            ドキュメンタリー映画“いって・らっしゃい”上映
            ザーラ・イマーエワ氏による講演
            ザーラ・イマーエワ氏&姜信子氏と学生による対談フロアとの質疑

      ●映画「いって・らっしゃい」( 2012) 
        製作:ザーラ・イマーエワ、岡田一男 出演:ザーラ・イマーエワ、姜信子
      在日韓国人作家 姜信子と、亡命チェチェン人女性ジャーナリスト ザーラ・イマーエワは、カザフス
     タンへの対話の旅に出る。そこはかつて二つの民族が出会った追放の荒野。1937年、ロシア極東の
     コリアン=高麗人19万人が日本への加担を疑われ、また1944年には、北カフカスのチェチェン人が
     ドイツ への加担という濡れ衣で、カザフスタンに追放されたのだ。 いま、記憶の中に希望を探る旅が
     始まる。

 16:20~18:50  第二部(学生対象)
            西南学院大法学部田村元彦ゼミナールの学生の卒業制作上映
            学生によるプレゼン2(チェチェンと日本における“離散”について事例紹介等)
            グループディスカッション
            ザーラ・イマーエワ氏&姜信子氏によるコメント
            (終了後、会場近辺で懇親会を予定)

 会場:会場:西南学院大学 コミュニティーセンター
          (住所:〒814-8511 福岡市早良区西新6-2-92)
          地下鉄「西新駅」1番出口より徒歩5分

問い合わせ先:kizumi1964@gmail.com

 

・講演者紹介:
① ザーラ・イーマエワ氏:
 1961年生まれ。チェチェン人女性映像作家、国際アートセラピーセンターDiDI創立者。モスクワ国立大
学ジャーナリスト学科卒。学生時代からチェチェン独立運動にかかわり、独立後は政府の外務省広報官や
文化省映画担当次官なども経験。第二次チェチェン戦争とともにアゼルバイジャンに亡命。政治運動には
距離を置き、2004年以来、精神的なトラウマを抱えた子どもたちへの国際アートセラピー活動を展開。

②姜信子氏:
 1961年横浜市生まれ。作家。86年に『ごく普通の在日韓国人』でノンフィクション朝日ジャーナル賞を受
賞。著書に『うたのおくりもの』(朝日新聞社)、『日刊音楽ノート』『ノレ・ノスタルギーヤ』『ナミイ!八重山のお
ばあの物語』『イリオモテ』(いずれも岩波新書)、『棄郷ノート』( 作品社)、『安住しない私たちの文化 東アジ
ア流浪』( 晶文社)、『追放の高麗人 「天然の美」と百年の記憶』(石風社)、「はじまれ 犀の角問わず語り 
サウダージ・ブックス+港の人』(サウダージ・ブックス)など。

主催:FSL
 FSLとは、西南学院大法学部田村元彦ゼミナールの学生を含む、九州大学、西南学院大学、福岡大学、
久留米大学、筑紫女子学園大学、九州産業大学、九州国際大学、北九州市立大学の学生有志と福岡県下
の弁護士有志によって構成する憲法を考えるグループです。

共催:西南学院大学&RKB毎日放送共同研究「TVドキュメント木村栄文の軌跡」