学生、教職員の皆さまへ

西南学院大学 学内GP「<ことばの力>養成講座」特別企画
シンポジウム「韓国民衆美術が見た日本、日本が見た民衆美術」

日時:2012年9月29日(土)13時開場  13時30分開始 16時終了予定
会場:西南学院大学 東キャンパス 大学院大ホール

1.「1980年代、韓国民衆美術運動と版画」 尹凡牟(嘉泉大学教授・美術評論家)
2.「韓国民衆美術に魅せられて」 稲葉(藤村)真以(光云大学助教授(美術理論))
3.「フクシマ沈黙のシステム」 洪成潭(美術家)

●司会:徐勝(ソ・スン)
1945年京都生まれ。ソウル大学校大学院に留学中の1971年、国家保安法で拘束・逮捕される。1990年釈放。立命館大学法学部教授、立命館大学コリア研究センター長歴任。2011年3月に退官し、現在立命館大学特任教授。東アジアにおける重大な人権侵害とその回復、および同地域における和解と平和を研究している。「獄中19年」(1994)、「誰にでも故郷はあるものだ」(2008)、「徐勝の東アジア平和紀行」(2011)など著書多数。

●洪成潭 (ホン・ソンダム)
美術家。1955年全羅南道荷衣島生まれ。1980年5月に起こった光州事件では、市民軍の文化宣伝隊として活動する。1980年代の民主化運動とともに展開した民衆美術運動を率いた代表的作家。1991年、国家保安法によって逮捕される。釈放後は韓国および東アジアの公権力による暴力や社会問題をテーマに制作を続けている。光州事件における国家暴力を告発した「5月版画」シリーズは光州の記憶を現在に語り継ぐ重要なアイコンとなっている(福岡アジア美術館にも所蔵されている)。2005年2月に佐喜眞美術館、2012年5月に東京のブレヒト小劇場で個展を開催。3.11直後に東北へ赴き、原発及び核に関する作品を制作しはじめるとともに、2012年3月、慶尚南道ハプチョンで開かれた「ハプチョン非核平和大会」では東北での見聞をもとに原発・核問題に関して発表。

●尹凡牟(ユン・ボンモ)
美術評論家。詩人。嘉泉大学教授。1950年忠清道生まれ。1980年代の民衆美術運動の先駆となった美術小集団「現実と発言」創立メンバーの一人であり、美術評論家として民衆美術運動を理論的に支えた。一方、当時の韓国ではほとんど知られていなかった第3世界の美術を積極的に紹介した。また、富山妙子や丸木位里・俊夫妻を韓国に紹介した張本人である。

●報告・通訳:稲葉真以 (いなば・まい)
1968年京都生まれ。国民大学美術理論学科博士課程修了。光云大学助教授。1980年代韓国の民衆美術運動を研究。日本と韓国の近現代美術を中心に、東アジアにおける美術を取り巻く言説について幅広い関心を持ち、美術評論、展覧会の企画など幅広く活動している。

主催:西南学院大学 学内GP「<ことばの力>養成講座」
問合せ先:田村 元彦(法学部) mtamura@seinan-gu.ac.jp     詳しくは、コチラ