OPEN

研究ニュース

研究ニュース

2011.06.20

【学内GP】07/15(金)ドキュメンタリー「死なない子供、荒川修作」上映&シンポジウムのご案内

このたび、KBCシネマ1・2と学内GP「<ことばの力>養成講座」が主催となり、下記イベントを実施致します。
ご興味のある方は、ぜひ お越しください(詳細は添付資料をご覧下さい)。

追悼 荒川修作
ドキュメンタリー「死なない子供、荒川修作」上映&シンポジウム
「人間は死なない―「天命反転」、その軌跡と奇跡―」

●日 時:2011年7月15日(金)18時30分開場、19時開始

●会 場:福岡アジア美術館 あじびホール

●料 金:2000円 ※定員120名(先着順)

●上 映:ドキュメンタリー『死なない子供、荒川修作』(2010年、80分)

●講 演:塚原 史(早稲田大学法学学術院教授)

●パネルディスカッション:
塚原 史、山岡 信貴(『死なない子供、荒川修作』監督)、那須 孝幸(北九州市立美術館 学芸係長)、〔司会進行〕田村 元彦(西南学院大学准教授、KBCシネマ企画ディレクター)

●映画『死なない子供、荒川修作』について:
 テーマパーク「養老天命反転地」、死なないための住宅「三鷹天命反転住宅」、巨大な円筒建造物「奈義の龍安寺」など、奇想天外な作品群で世界中に大きな波紋を投げかけてきた荒川修作が、2010年5月19日にニューヨークで急逝した。生前、自身の建てた「三鷹天命反転住宅」について荒川はこう語っている。「ここに住むと身体の潜在能力が引き出され、人間は死ななくなる」と。
 常識を軽々と越えた荒川氏の言葉の数々をはじめ、宇宙物理学者・佐治晴夫氏のインタビュー、三鷹の“死なない家”で生活する人々の身体的変化、そこで生まれ育った子供の記録映像を織り交ぜながら、芸術・科学・哲学を総合した斬新な都市計画を構想するまでに至った荒川の全活動を振り返る本作は、全人類の誰もが想像すらできなかった世界の可能性を浮き彫りにするとともに、壮大な生命賛歌を高らかに歌い上げる。
 監督は自身が4年に及ぶ三鷹天命反転住宅の住人でもあり、特異な映像世界で海外映画祭の評価も高い山岡信貴。音楽は先鋭的な電子音響で音の概念そのものに変革を与え続けている渋谷慶一郎。やくしまるえつこ率いるバンド“相対性理論”とのコラボレーションも記憶に新しい。そしてナレーションには、国内外で常に注目を浴び続ける日本を代表する俳優・浅野忠信を迎え、荒川修作を語る上で申し分のないスタッフ陣が結集。宇宙創生以来、死の運命から決して逃れられなかった人間の限界に、生涯を賭して挑み続けた天才・荒川修作を見事に描き出した。

●主 催:KBCシネマ1・2、西南学院大学 学内GP「<ことばの力>養成講座」

●協 力:九州大学 目黒実研究室

●後 援:hact LLC.

●問い合わせ先:KBCシネマ1・2 092-751-4268