2023.09.28
西南学院小学校で海外ボランティア・ワークキャンプ報告会を行いました
9月28日(木)、西南学院小学校チャペルにて、2022年度海外ボランティア・ワークキャンプ(フィリピン・マニラ近郊で活動)に参加した学生のうち5名が、西南学院小学校の児童に向けて活動報告会を行いました。
学生たちは、小学校の朝のチャペルと、5・6年生の1時間目の授業内で報告を行い、フィリピンでのボランティア活動の概要やフィリピンの文化、貧困問題の現状などを説明。“貧困=不幸せ”ではないことを伝え、「一人ひとりが自分にとって“幸せ”とは何かを考え、当たり前の日常に感謝できるようになってほしい」と語りかけました。また、貧困問題はみんなが考えるべき問題であることを伝え、「まずは今日聞いた話を家族や友だちに話してみてほしい。私たちは、大学生にできることとして“周りに伝え、広める”という行動を起こしている。今日を機にみんなも貧困問題について調べたり考えたりして、小学生の今は難しいけれど、大きくなったら具体的な行動に移してくれたらうれしいです」と児童にメッセージを贈りました。
報告を行ったうちのひとり、能登原 史華さん(外・外4年)は、「子どもたちにも伝わる簡単な言葉選びに苦労したが、みんな真剣に聞いてくれた。児童の反応を見ると、私たちがフィリピンの現地で感じたそのままを児童たちも感じ取ってくれたように思えて、うれしかった」と感想を述べました。
児童からは「フィリピンの貧困地域にはどんなゴミが落ちていた?」「活動中大変だったことは?」など興味津々な様子でたくさんの質問が寄せられ、将来を担う子どもたちに、貧困問題について知り、考えてもらう貴重な機会となりました。
●2022年度海外ボランティア・ワークキャンプの活動概要は▼
https://www.seinan-gu.ac.jp/campuslife/volunteer/v_newslist/14594.html