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教育の内部質保証・教育改善の取り組み

教育の質保証の背景と目的

西南学院大学では、学修者本位の視点に基づき、学生が「何を学び、身に付けることができるのか」という観点から、3つのポリシーを定めています。このポリシーに沿って、PDCAを実践しながら、継続的にカリキュラムの見直しや教育活動の改善を行います。このように、本学が自律的に教育活動を点検・評価し、適切に改善を進めるために、「西南学院大学教学マネジメントガイドライン」を策定するとともに、教学事項に係る全学的な内部質保証を実質化するために、教学マネジメントの体制を整備しています。

・全学DP・CP・APの策定

本学の教育理念と目的を踏まえ、卒業認定・学位授与の方針(DP:ディプロマ・ポリシー)、教育課程の編成・実施方針(CP:カリキュラム・ポリシー)、入学者受入れの方針(AP:アドミッション・ポリシー)を策定しています。


⇒「理念と3つのポリシー」ページはこちら

授業科目・教育課程の編成・実施

・カリキュラムマップ、カリキュラムツリー及び履修モデルの策定

・ナンバリングの導入

各授業科目に、科目提供元、科目分類、水準等を付番することにより、教育課程における授業科目の位置付けや順次性を示すとともに、学生が自律的に学修計画を立てる際の一助とします。


⇒「カリキュラム」ページはこちら


・共通教育における新規科目の設置

2023年度より、時代や社会のニーズに応じたライフデザイン科目、データサイエンス科目、スタディスキル科目、ヘルスリテラシー科目を設置します。

学修成果・教育成果の把握・可視化

・学修ポートフォリオの導入

学修履歴や活動履歴など、自身の学修成果を把握し、学修方法等の改善に活用します。


⇒『学修成果の可視化』のページはこちら


・DP観点別評価の導入

卒業認定・学位授与の方針(DP:ディプロマ・ポリシー)に定める各資質・能力について、DP観点別評価を通じて、それぞれの達成度を把握・可視化します。


・科目ルーブリックの導入

科目ルーブリック(学修の到達度を示す評価基準を数段階に分けて記述する表)を導入し、成績評価の厳格化を進めます。


・学生の学修や生活実態等に関する調査

学生の学修、生活、進路に係る意向や実態、大学に対する満足度や成長実感について、入学から卒業に至るまで学年進行に応じて把握し、教育活動の改善に繋げることを目的に基幹調査(入学時、在学時、卒業時)を実施します。加えて、同様の目的で、卒業生及び卒業生の進路先への調査も導入し、大学での学びが卒業後にどのように活かされているか等を客観的に把握します。


⇒「学生の学修や生活実態等に関する調査」のページはこちら


・アセスメント・ポリシーの制定・実施

アセスメント・ポリシー(学修成果評価及び教育課程評価の方針)とは、学生の学修成果を適切に評価するとともに、本学の教育内容・活動が適切に機能しているかを多面的、総合的に点検・評価し、その結果を基に継続的に教育改革・改善に取り組むための方針です。なお、点検・評価、改善の取組は、全学、学科、授業科目の3つのレベルで実施します。

⇒「アセスメント・ポリシー」のページはこちら

教学マネジメントを支える基盤(FD・SD活動)

・ファカルティ・ディベロップメント(FD)

各学部・学科そして科目担当者は、学生の学修成果の結果等をもとにして、各学部・学科のFD活動を通じて、教育課程や授業科目について自律的な改善活動を行います。


・スタッフ・ディベロップメント(SD)

本学教職員は、本学の教育研究活動の適切かつ効果的な運営を図るため、各種研修やOJTを通じて、自律的な改善活動を行います。

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