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2024.02.16

「Seinan Vis Moot」チームが公開実戦練習を行いました

 「Seinan Vis Moot」チームが2月15日(木)、図書館プレゼンテーションエリアにて、公開実戦練習を行いました。
 「Seinan Vis Moot」は2017年に法学部の学生により結成された、「模擬国際商事仲裁大会(Vis Moot)」出場を目指すチームで、今年は1年生から4年生まで、13名が参加しています。結成7年目となる今年も、日本大会、香港大会、ウィーン大会と出場します。
 公開実戦練習は、学内者と近隣の高校生を観戦対象として開催。例年1~2回程度の開催でしたが、今年の日本大会では海外の大学も参加可能となることから、より実戦経験を積むために今年の公開実戦練習は計6回行うことになりました。
 2月15日は午前中に第1回(日本語の部)、午後に第2回(英語の部)が行われました。学生は申立人・被申立人双方に分かれ、仲裁人役を務める、紫牟田洋志弁護士(紫牟田国際法律事務所)、隈慧史弁護士(同)、Friedrich Baumgaertel弁護士(九州大学大学院)、Wan Khubaib Akranさん(同)の前で弁論を行いました。
 仲裁人役を務めた先生からは、「入念な準備に裏打ちされた水準の高い論理展開には大変驚きました。世界にチャレンジする準備は整っています。」(隈弁護士)、「英語においても素晴らしい議論ができていました。本番に向け、さらにbrush upしていきましょう!」(紫牟田弁護士)、と激励していただきました。
 また観戦していた高校生からも、「難しい部分もありましたが、大学生の方が横についてその都度教えてくれて、たくさん学ぶことができました。弁護士の先生にお話を聞くこともできて進路を考える上でもとても参考になりました」との感想をいただきました。
 今回の公開実戦練習で弁論に挑んだ学生は、「上手くまとめて主張できた部分の楽しさと同時に、自分の考えを言語化できないもどかしさも感じました。成長した姿をお見せできるよう、仲間と共に議論を深めていきます」(岡山優杏さん・法学部国際関係法学科2年)、「先生方の実践的観点からの質問をいただき、議論の精査ができました。今後はさらに仲裁の場をイメージしつつ英語力に磨き、法律を軸にした対話を目指します」(熊田衣真さん・同2年)と、大会に向けての抱負を語っていました。
 「Seinan Vis Moot」チームは、3月3日(日)には日本大会に、3月中旬からは香港大会、ウィーン大会と順次出場します。応援をよろしくお願いいたします。
 なお、引き続き、公開実戦練習を以下の日程で開催いたします。興味がある方は、ぜひご参加ください!

◆公開実戦練習(学内者・高校生対象)◆
【日時】
2/20(火) 16:00-18:00(英語)
2/21(水) 16:00-18:00(日本語)
2/24(土) 14:00-16:00(日本語)
2/26(月) 16:00-18:00(英語)

【場所】 
西南学院大学図書館1階 プレゼンテーションエリア

【参加方法】
申し込みフォームにて事前登録をお願いいたします。※参加希望日程の前日までにご登録をお願いします。
申込フォームは、こちら

【参考】
■ 国際模擬仲裁大会 VisMoot 公式HP
https://www.vismoot.org/

■SeinanVisMootチーム紹介(西南学院大学受験生サイト内)
https://www.seinan-gu.ac.jp/jyukensei/vismoot/moriyama-01.html