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2023.11.08

インターナショナル・ネゴシエーション・コンペティションの報告会を行いました

 10月17日(火)、「国際ビジネスの法と交渉」の講義において、9月1日(金)から3日(日)の3日間、インドのデリーで行われた第8回インターナショナル・ネゴシエーション・コンペティション(INC)に出場した内田雄也さん(法・法4年)と芝原悠生さん(同3年)よる報告会を行いました。
 INCとは、ハーバート・スミス・フリーヒルズ国際法律事務所とインドのデリー国立法科大学が共同開催のもと、国際ビジネスの架空のケースをもとに、世界の法学部生・大学院生が英語で交渉技術を競い合う大会です。参加資格は毎年、招待された世界トップクラスの約30の大学にだけ認められるところ、前回大会(2022年開催)に引き続き本学に招待状が届き、内田さんと芝原さんが出場しました。
 報告会では、大会出場に向けて定期的にミーティングを重ね、様々なパターンの交渉プロセスを考えたことや現地での生活など、大会に出場した2人が肌で感じた体験に加えて、「交渉」の魅力について語りました。報告の中で芝原さんは「インドで現地の人々と接し、交渉の技術が高い国だと感じた。ぜひ、交渉に興味がある人はインドを訪れてほしい」と述べ、内田さんは「大会に出場して、日本と海外の学生のレベルの差を痛感した。今まで以上に勉強する必要があることが自分自身の中で明白になった」と現地での学びを報告しました。
 報告会の参加者からは「本番では想定していなかった提案がされて大変だったり、相手のデメリットが自分のメリットになったりという話を伺って、交渉にさらに興味が出ました」「インドは交渉をするのが当たり前という国であると聞き、やはり海外に行ってみるということは新しい発見が沢山あるのだなと思いました」といった感想が寄せられ、「国際ビジネスの法と交渉」の受講者が、「交渉」への関心を深める機会となりました。


受講者からの質問に答える芝原さん(写真左)と内田さん(写真右)

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