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2022.10.14

経済学部公開講演会「グローバル社会と日本とインドの経済の将来像」を開催しました

10月11日(火)、経済学部では、インドを代表するジャワハラル・ネルー大学の元教授であるスナンダ・セン博士をお招きし、「グローバル社会と日本とインドの経済の将来像」と題した講演会をオンラインで開催いたしました。

本講演会では、低成長、インフレ、肥大する金融部門とグローバル経済との関わりはどのような経済的未来をもたらすのかなどいう諸問題は、いまだ継続するドル本位制のもとでは、かつてイギリスが行っていたような、植民地からの資源の収奪を前提とした、スターリング=ポンド制に基づく帝国主義がもたらした諸問題に酷似しているという点を指摘されました。すなわち、現在のグローバリゼーションの諸問題を考えるにあたっては、基軸通貨と、著しく公正性を欠く国際秩序に中で達成され、ドル通貨に従属する国を不安定性に陥れるという、「新たな帝国主義」が現出しているという本質的な構造を考えねばなりません。グローバル経済の主体である私たち全てが直面し、考えるべき経済学的課題を提示され、その中で解決策を模索していくための施策について、講話いただきました。

講演後の質疑応答では、学生たちは、今後の日本におけるインフレの動向、より良い資本主義の在り方など、積極的にセン博士に質問し、グローバルな視点から学びを深める貴重な機会となりました。