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#20 データサイエンス副専攻プログラムへの挑戦:1-Dayデータビジネス体験に参加して

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#20 データサイエンス副専攻プログラムへの挑戦:1-Dayデータビジネス体験に参加して

「文系だし、数学は苦手……」そんな思い込みを捨てて、データサイエンスの世界へ飛び込んだ1年生2人が登場 。企業連携の「1-Dayデータビジネス体験」を通じて、最新技術やビジネス現場でのリアルなデータ活用に触れ 、抱いた確かな手応えとは?「データの読み解き方」を将来の武器にするべく動き出した 、彼女たちのストーリーを等身大の言葉で語ってもらいました。

この記事に登場するSEINAN PEOPLE

@Kurumi

商学部経営学科1年(29期)

@June

経済学部経済学科1年(29期)

入学からもうすぐ1年。

二人が今、力を入れている学習と取り組み

──入学から、もうすぐ1年経ちますが、お二人は今、どんなことに力を入れているのでしょうか?

@Kurumi:データサイエンスに関する勉強と並行して、夏休みに、福岡未来創造プラットフォームの「まち×デジプロジェクト」というプログラムに参加して、商店街を活性化させるノーコードアプリ開発に挑戦しました。ただ、開発を進める中でところどころ壁にぶつかることもあって……。便利なツールを使えば初心者でも形にはなるのですが、バグが出た時に「なぜそうなったのか」という裏側のロジックがわからなくて解決できないんです。実践してみたからこそ、基礎知識や論理的思考の重要性を痛感しているところです。

──実際に動いてみて、知識不足を肌で感じたと。@Juneさんはいかがですか?

@June:私は大学の授業がすごく楽しいです。特に「統計学」にハマっています。最初は難しそうで身構えていたんですが、世の中の現象を数字で読み解いていく感覚がすごく面白くて。高校までの数学とは違う「納得感」があって、もっと深く学びたいという意欲が湧いています。

心理と経済、経済と商学。学部選択の背景にあったもの

──二人とも、それぞれの場所で学びを楽しんでいますね。そもそも、なぜ今の学部・学科を選んだのでしょうか?

@Kurumi:将来の進路を考えたときに、企業で働きたいという思いが強かったんです。受験の時は、経済学部と商学部で迷ったんですが、自分の将来像を考えた時に、「企業の活動やマーケティング」そのものにフォーカスして学びたいなと思って。よりビジネスの実践に近い商学部経営学科を選びました。

──なるほど、将来のビジョンからの逆算だったんですね。@Juneさんは?

@June:私は最初、心理学と経済学で迷っていたんです。もともと趣味で心理学の本を読むのが好きだったんですが、同時に株式市場などの経済の動きにも興味があって。「どっちも捨てがたいなあ」と悩んでいた時に見つけたのが、西南の経済学部で学べる「行動経済学」でした。

──心理学と経済学が融合した分野ですね。

@June:そうなんです!経済学の中に心理的な要素を取り入れて分析する学問があると知って、「これなら興味のあることの『いいとこ取り』ができるじゃないか!」って(笑)。実際に学んでみると、人の心理がどう市場に影響を与えるかという視点は本当に面白くて。あの時、この学部を選んで本当によかったなと思っています。

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学部選択の理由について語る@Juneさん

データサイエンス副専攻プログラムへの第一歩:1-Day データビジネス体験に参加して

──経営学に経済学。それぞれの専門分野がある中で、二人はさらに「データビジネス」や「データサイエンス」にも興味を持たれていますよね。先日も大学が主催した『1-dayデータビジネス体験』に参加されたとか。

@June:これは企業の方々に協力いただいて、実際のビジネス現場でデータがどう使われているかを体感できるプログラムです。今回は、NTTドコモビジネスさん、インクルーシヴシティさん・シティアスコムさん、そして62Complexさんの3つの企業・グループにご協力いただきました。私は、その中で、NTTドコモビジネスさん、インクルーシヴシティさん・シティアスコムさんのプログラムに参加しました。62Complexさんも参加予定だったのですが、当日行けなくて、後日取組内容について、フォローしていただける機会をいただきました。

@Kurumi:私は、インクルーシヴシティさん・シティアスコムさんのプログラムに参加しました。

──3社もの企業が協力してくれたんですね。
@June:そうなんです。大学の「データサイエンス副専攻プログラム」に興味がある学生が対象で、座学だけでなく、最新技術に触れたりワークショップを行ったりと、盛りだくさんな内容でした。

@Kurumi:私もデータサイエンス副専攻プログラムを取りたいと思っていたのですが、具体的な使われ方のイメージがまだ湧いていなくて。なので、本格的に授業を受ける前に、「モチベーションを上げたい!」と思い、参加を決めました。「AIやデータサイエンスって、IT業界に行く人やエンジニアみたいなすごく賢い人がやるもの」というイメージがあったんですが。。。

@June:わかる(笑)。私も最初は「自分には無理かも」って思っていました。でも、最近はどんな企業の採用条件を見ても「データ活用能力」が求められているし、ここで一歩踏み出してみようと思って参加しました。

──実際のプログラムでは、各企業のどのような取り組みに触れたのですか?

@June:私はNTTドコモビジネスさんのセッションが、特に印象に残っています。顔認証システムや、次世代通信技術の「IOWN(アイオン)」、触覚が伝わるVR体験など……。「データビジネス」と聞いて座学ばかりかと思っていたら、最新技術のオンパレードでワクワクしましたね。IOWNの実用化に向けた都市開発の話などは、スケールが大きくて圧倒されました。

@Kurumi:私は、インクルーシヴシティさんとシティアスコムさんのセッションで学んだ「数理最適化」の話がすごく面白かったです。例えば、アルバイトのシフト作成など、複雑な条件が絡む業務をAIとデータで効率化するという事例です。他にも、「RAG(検索拡張生成)」という、外部データを組み合わせてAIの回答精度を高める技術についても学びました。「AIは万能じゃないけれど、正しい使い方を知れば強力なパートナーになるんだ」という気づきは大きかったですね。

(参考記事)
西南学院大学の皆さまがシティアスコムを訪問されました – 株式会社シティアスコム

──それぞれ違った学びがあったんですね。もう一社、62Complexさんについてはいかがでしたか?

@June:実は、62Complexさんのセッションだけ、当日はどうしても参加できなかったんです。でも、後日個別にフォローしていただく機会をいただけて。AIを活用して交通渋滞を解消するという技術的な話はもちろん勉強になったのですが、それだけじゃなくて。ビジネスをどう立ち上げるか、スタートアップとしての視点など、データ以外のビジネスそのものに関するお話も聞くことができて、とても良い機会になりました。

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[ 参考記事/ 大学ホームページNEWS]
1-Dayデータビジネス体験プログラムを実施しました | 2025 | 西南学院大学 - 福岡から全国へ、世界へ、はばたく力を。 -

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NTTドコモビジネス九州支社でのプログラムの様子

武器は「データの読み解き方」。それぞれの将来にどう活かす?

──そうした学びを経て、日常の見方や考え方に変化はありましたか?

@Kurumi:ニュースの見方は明らかに変わりましたね。以前ならスルーしていたような「AI」や「セキュリティ」といったトピックのニュースが流れると、「あ、これ授業でやったことに関係あるかも」と自然と興味を持つようになりました。最近はAIで音楽を作る技術なんかにも関心があって。学んだ知識というフィルターを通すことで、世界が少し広く見えるようになった気がします。

@June:私は「情報の受け取り方」が変わりました。インターネット上の情報を見るときに、「これって本当に因果関係があるのかな?ただの疑似相関(見かけ上の関連)じゃないかな?」と疑って見る癖がついたんです。「騙されないぞ!」という意識が強くなったというか(笑)。

──そのリテラシーを、将来どのように活かしていきたいですか?

@June:今はコンサルティング業界に興味を持っています。まずは、習慣付けだと思い、日経新聞などで企業の業績データを見て、自分なりに分析してみたりしているんです。将来は、マーケットや企業を客観的なデータに基づいて分析し、提案できるような人になりたいですね。

@Kurumi:私はこれからゼミで「経営情報学」を学ぶ予定です。データサイエンスはあくまでツールですが、それを自分のやりたいこととどう結びつけるかが鍵だと思っています。経営学の学びにデータサイエンスの視点を掛け合わせることで、他の人とはちょっと違う、自分だけの強みを持った研究や仕事ができたらいいなと考えています。

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データの読み解き方の変化を語る@Kurumiさん

「文系だから」「数学が苦手」と思い込んでいる人にこそ知ってほしい──AI時代のデータサイエンスの捉え方

@Kurumi:データサイエンスというと「プログラミングができないといけない」と思いがちですが、今はAIがある程度コードを書いてくれる時代です。だからこそ、私たちに求められているのは「出てきたデータをどう読み解くか」「それをどう活用するか」という力だと思います。自分で作ることに抵抗感があっても、「データの見方」を武器にすることはできます。食わず嫌いせずに、まずはその面白さに触れてみてほしいです。

@June:私も高校時代、数学が得意だったわけではありません。でも、以前、学長がおっしゃっていた言葉がすごく心に残っていて。「日本の高校数学は専門的な要素を詰め込みすぎていて、他国に比べても難易度が高い。だから、高校数学でつまずいたからといって、データサイエンスができないわけじゃない」と。その言葉を聞いて、「あ、頑張ればいけるんだ」と勇気をもらえました。これからはExcelなどのソフトウェアの利用からAI活用へシフトしていく時代。私たちと一緒に、新しい学びにチャレンジしてみませんか?

本日はありがとうございました。今後、益々のご活躍を期待しています!

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\あなたも「データビジネス」の世界を覗いてみませんか?/

この春休み、「1-DAY データビジネス体験」開催決定!

記事を読んで「データの活用に興味が湧いた」「企業のリアルな現場を見てみたい」と思った方に朗報です。
今回二人が参加した「1-day データビジネス体験」が、この春休み(2026年2月9日(月))に開催されます!
※2026年の夏休みも実施予定です。
企業の現場で実際にデータがどう使われているのか、まずは1日、体験してみませんか?

 詳細・申し込みはSAINS(学内ポータル)のお知らせをチェック!

申込URL(本学学生のみアクセス可能です。)

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