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#04 【学生創発】Seinan VisMootの1年間 

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OVERVIEW

#04 【学生創発】Seinan VisMootの1年間 

西南学院大学では、学生の主体的な取り組みを支援することを目的に、「学生創発プロジェクト」を毎年実施しています。今回のインタビューは、2022年度の学生創発プロジェクトで採択されたSEINAN VisMootの@Hirotoさん、@Yuyaさん、@Yukiさんに、1年間の取り組みについて、お伺いしました。
※「VisMoot」は、世界中の大学生が英語で弁論を戦わせる国際模擬商事仲裁大会です。

この記事に登場するSEINAN PEOPLE

@Hirotoさん

法学部国際関係法学科4年
Seinan VisMootのリーダー

@Yuyaさん

法学部法律学科4年
3年次よりVisMootの活動に参加

@Yukiさん

法学部国際関係法学科2年
1年次よりVisMootの活動に参加

4年ぶりの対面、海外大会へ

SEINAN VisMootの活動、1年間お疲れ様でした。どんな1年間でしたか?

@Hiroto 私はVisMootの代表者を務めていたので、より責任を感じた1年だったと思います。1年生から参加していたこの活動も、3年目かつ責任者という立場もあり、一層活動に打ち込みました。入学時からコロナ禍で対面での海外大会が制限されてましたが、今年から復活したということもあって、リアルなVisMootの海外大会も経験できました。同時に海外での実力不足も実感して、様々な課題を持って帰ってきました。(笑)

@Yuya @Hiroto君と異なり、2022年度の3年次にVisMootの活動に参加しました。スタートラインで、他のメンバーと差があったため、知識や経験が劣る部分をキャッチアップするのに必死でしたね。一言で言えば、「挑戦の一年」だったと思います。

@Yuki 「何か夢中になれるものを見つけたい」という思いで、去年の1年生の頃からVisMootの活動に参加してましたが、海外(香港)大会の参加をきっかけに、活動への思いが一層強まった1年になったと思います。今回の経験を糧に、もっとSEINAN VisMootを強いチームにしていきたいです。

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1年間の活動を振り返る@Yuyaさん

SEINAN VisMootの1年間の活動を教えてください。

@Hiroto 日本大会、海外大会での好成績を目指して、活動してきました。

日本大会では、2月23日(木)に同志社大学で開催された国際模擬仲裁日本大会(VisJapan)に出場し、日本語の部、英語の部でともに準優勝を果たしました。
@Yuyaさんは日本語の部、最優秀弁論者賞を受賞!)

海外大会では、3月20日(月)~23日(木)に香港で開催されたVisEast、および4月1日(土)~4日(火)にオーストリア・ウィーンで開催されたVisMootに参加しました。

学生創発プロジェクトとしての活動は、以下の活動概要動画にまとめていますので、ぜひご覧になってください。


みなさんは、香港大会に参加したメンバーですよね。久しぶりの海外大会はどうでしたか。

@Hiroto 実は香港大会が私にとっても、初めての海外大会でした。しっかり全員で準備をして望んだ海外大会でしたが、海外の参加大学のVisMootに賭ける思いや熱量に圧倒されました。まだまだSEINAN VisMootもできることがあると実感できた海外大会になりました。

この1年間リーダーとして、大変だったんじゃないですか。

@Hiroto 実は、指導教員の釜谷先生から、「活動禁止令」が出るまで、自分を追い詰めてた時期もありました。その期間はVisMootの活動に関する情報が遮断されていて。今思えば、その経験や期間があったからこそ、チームの結束も強まったと思いますし、自分のメンタルや体調を整えることができたと思っています。

@Yuya メンバーのみんなも、活動禁止令が出て、ホッとしていたことを覚えています。それぐらい、外から見てもストイックに追い込んでいたので。

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ハードワークのあまり活動禁止令が出た@Hirotoさん

SEINAN VisMootを世界で戦えるチームに

SEINAN VisMootや個人の今後の抱負を教えてください。

@Yuya これからも法律に関する勉強を深めて行きたいです。元々、法務コースを進んでいて、大学卒業後はロースクールの進路に進むことを考えていました。大学2年次に挫折して、その進路を諦めかけていたのですが、西南VisMootへの参加を通じて、法律を扱う面白さや深く物事を考えることの楽しさに気づくことができました。これからの人生、法律に携わる仕事に就きたいと考えています。

@Yuki 先輩は今回の大会で一区切りをつけたと思いますが、私はこれから自分達の世代を作る覚悟で頑張りたいと思っています。今までは自分のことに精一杯だったのですが、これからはチームのために動くことも多くなると思うので、SeinanVisMootを世界で戦えるチームにしたいと思っています。

そのような想いのスイッチが入ったタイミングがあったのですか。

@Yuki はい、世界大会でスイッチが入りましたね。世界大会では、呼ばれたチームが上位に進んで行くんですけど、進んでいく他の大学の学生を見ると最初は「いいな〜」と羨ましい気持ちが強かったんですが、後から、悔しい気持ちが沸いてきて。それだけ自分がVisMootの活動に対して、「本気なんだな」と感じましたし、私が大学時代に頑張りたいことはこの活動だと再認識しました。

 今回海外大会を経験した私のように、チームのみんなにも世界の舞台を体験して欲しいし、チームのみんなで勝っていくチームを創り上げたいです。

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来年度の抱負を熱く語る@Yukiさん

学生創発プロジェクトに関連して、何か新しい一歩を踏み出したい本学学生に対してメッセージを一言お願いします。

@Hiroto 自分の成長に臆せず飛び込んで欲しいと思っています。分野や興味が何であれ、やりたいことには貪欲に挑戦して欲しいですね。

 以前、知り合いから「大学生活は人生の夏休みだ」と言われたことがあって、「何を言ってるんだ、どういう意味だ」と思ったことがあります。しかし、夏休みという表現は面白くて、自由に遊んで過ごすこともできれば、やりたいことに集中して自分の経験や能力を高めることもできる期間でもあると思って、極端ですが、この二つを取った時に後者を取りたいと思いました。「人生の夏休み」とまで言われる大学の貴重で自由な時間を、「自分の成長」のために使って欲しいと思います。

法学部や学生創発プロジェクト等を通じて、これまで様々な方からご支援いただいておりますが、Seinan VisMootには、本気で活動に打ち込める環境が整っていると思いますし、自分がやりたいと思えば、どこまででもできます。それが VisMootがこれまで培ってきた文化やメンバーの雰囲気によるところだと思います。

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本学学生にメッセージを伝える@Hirotoさん

@Yuya 新しいことに挑戦して欲しいと思います。VisMootに参加したことも新たな挑戦でしたが、法律や英語はもちろん、人前で話すスキル、コミュニケーション力がついたと感じています。新しいことに飛び込むことは勇気のいることですが、それ以上に新しい学びや能力が身につくと思います。

@Yuki
 最終的に、他人ではなく自分と比べて、自分に勝てるかどうかが大事な気がします。一歩を踏み出すことは、とても大変で勇気のいることだと思います。裏を返せば、一歩を踏み出せない理由は、いくらでも自分の中で理由付けできると思っていて、周りの環境や、学生生活でいえばアルバイトだったり。だからこそ、一歩踏み出すためには、まず自分に勝たないといけない。活動を始めたては、大学生活やアルバイトや遊びを楽しんでいる友人を羨ましく思うこともありましたが、今は大学生活の軸を、自分の中に見つけることができたので、今は他人と比較することは少なくなりました。今後も自分に打ち勝っていきたいです。

本日はありがとうございました。今後、益々のご活躍を期待しています!

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SEINAN VisMootに関するNEWS

・法学部「Seinan VisMoot」チームが香港大会・ウィーン大会に出場しました
https://www.seinan-gu.ac.jp/news/2023/14696.html
・法学部「Seinan VisMoot」が日本プレ大会の日本語の部、英語の部でともに準優勝、日本語の部MVPを受賞しました
https://www.seinan-gu.ac.jp/news/2023/14577.html
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