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- 「ミクロ経済学」,武隈慎一,新世社
- 「マクロ経済学I,II」,グレゴリー・マンキュー著,
東洋経済新報社 (1996).
マクロ経済学は,70年代後半から大きな変革を遂げ,今なお急速に発展してい
る分野である.従来の学部で教えられていたケインズ経済学と古典派という
2つの枠組みを越え,近年のマクロ経済学の枠組みまでを網羅したテキストで,
世界中のスタンダードになりつつあるテキストである.
- 「入門 経済のための統計学」,加納悟,浅子和美,日本評論社
- 「現代経済学の数学基礎 (上)」,A. C. チャン,CAP出版
副読本
- 「ラインチタイムの経済学」,スティーブン・ランズバーグ著,
ダイヤモンド社.
ミクロ経済学と新古典派経済学の様々なトピックを,日常生活と繋げて面白
おかしく説く.一見,無味乾燥的に思える理論でも,経済学者にとっては現実
を豊かに描写する知的好奇心あふれる対象である.経済学者が理論を通して
現実をどう見て観察しているのかをこの本を通して読み取って欲しい.
また,そうした見方をマスターし,理論を自在に使いこなして現象を分析でき
るような目を養って欲しい.
- 「景気と経済政策」,小野善康著,岩波新書.
Copyright: Wataru Shito
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