バブル期の生命保険金融

   20「保険金融論研究序説安定成長期以降の生命保険金融」におけるバブル期の考察を1995年度決算を反映させつつ発展させたものである。実証的な分析であり、生命保険金融の課題について「プロとしての運用に徹すべき」とし、運用のプロとしてディスクロージャーの充実や時価会計を受け入れるべきとした。その後の生命保険危機を考えると、適切な指摘であったと考える。