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日野七海
フランス語専攻1年
映画を見ることが好きです -
牟田萌々子
フランス語専攻1年
チョコレートが好きです
日野七海
フランス語専攻1年
映画を見ることが好きです
牟田萌々子
フランス語専攻1年
チョコレートが好きです
朝食は人間にとって重要であり、朝食は私たちの活動のためのエネルギーを与える日の最初の食事です。
朝食はフランスと日本で異なり、日本では米、味噌汁、おかず、西洋ではパン、ラードン、スクランブルエッグなどを食べます。
フランスと日本では、朝食のスタイルが違うのだと思います。
だから、私たちはフランス人が毎朝何を食べるかについて興味を持っているので調査したいと思いました。
フランスと日本の朝食にはどのような違いがあるのだろうか?
[ブリオッシュ]
・フランスの菓子パンの1つ。
・普通のフランスパンとは違い、水の代わりに牛乳を加え、バターと卵を多く使った発酵パンの一種。
[ ビスコット]
・ 「二度焼く」という意味を持つパン生地を焼いてスライスしそれをトーストしたもので保存がきき手軽に食べられる。
[ パン・オ・ショコラ]
・ 四角い形に成型したクロワッサン生地の中に二筋のチョコレートが詰められている。
・「フランス革命までフランス人は朝食をとっていませんでした。1回目は10時―12時頃、2回目は17時―18時頃でした。19世紀の産業革命が変化をもたらしたのです。
一日は長く労働者はお腹を空かしていました。彼らは仕事に行く前に食べ始めた、それが朝食の始まりです。
貴族や上流階級のブルジョワジーたちは少し先駆的でした。18世紀に彼らはエチオピア起源のコーヒー、アメリカ起源のココアなどエキゾティックな飲み物に夢中になりました」
このようなわけで歴史的にみればフランス人は朝食をとっていなかったのです。
従って現在のフランスの朝食はこれら貴族・上流階級の人々の習慣の名残がうかがえます。
日程:8月28日~9月9日
場所:リヨンの公園・ショッピングモール
対象:フランス人30人 日本人30人
調査方法:アンケート
アンケート調査の質問1の結果、大部分のフランス人は朝食にパンとジャムを食べる。日本人は和式の朝食(ごはん)と洋式(パン)を食べる:この二つはほとんど半々の割合である。
質問2番と3番の結果によるとフランス人は日本人より多く家で朝食をとる。日本人はフランス人より学校や仕事場でとることを好んでいる。
フランス人は朝食に10分から20分かけるが、日本人は10分以下である。
フランス人の朝食は加熱調理や包丁を使わない手軽なものが多い。
また準備に時間がかからない。一方、日本は加熱調理や包丁を使うため準備に時間がかかる。
しかし、朝食を食べる時間はフランス人が長い。日本人は短い。
日本人のほうが食べる時間が長いと仮説していたがフランス人のほうが朝食を食べる時間が長い。
フランス人は食事の時間は重要だと考えている、それに対して日本人は毎日の生活の中で朝食時間ををそれほど考えていない。
4番と5番の質問の結果はフランス人と日本人にとって朝食に必要なものを示している。パンとコーヒーがフランス人には欠かせない。
コーヒー、ごはん、パンが日本人に欠かせない結果となった。フランス人は味噌汁も納豆も朝食に食べれない。日本人はチーズとコーヒーが食べれない。
アンケートの結果でおもしろいのは、日本人の朝食におけるコーヒーの存在である。コーヒーは必ずしもパンとともに飲まれるわけではない。
しかしパンとコーヒーが食べたい人は朝カフェに寄ることを好むのではないかと思う。だからコーヒーというのはほとんどすべての日本人の考えでは朝食に「お決まり」の飲み物ということではないか。
結果が示すようにフランス人はすべて甘いものを食べる。日本人は辛いものを食べる。
フランス人は朝食をとりにカフェにはいかない。フランス人も日本人も仮説どおり家で朝食をとる。
しかしフランス人は食事の時間を大切と考え、日本人は毎日の生活時間のなかで朝食にほんの少ししか時間を割かない。
仮説とは異なり大半の人が朝食でみそ汁を食べられないと回答した。
彼らは朝食に辛いものを食べる習慣がない。興味深かったのは日本人の朝食にとってのコーヒーの存在である。コーヒーは必ずしもパンとともに食べられるわけではない。
コーヒーは日本人にとって朝食に「お決まり」のイメージがあるかもしれない。
1)アンケートの部分はとても興味深いです。質問は適切で回答は興味深い視点を引き出すことができるでしょう。
しかし、一部《分析/考察/結論》はあまり発展しておらず、特に仮説・結果分析・考察・結論が結びついていません。
2)フランス語が(文法・構文・綴り)は大まかにいいレベルです。理解に困難はありません。
3)改善点
グラフの解説 データを説明し、新たに得た情報を簡潔に説明しましょう。
考察部分はアンケートによって得たデータによってもっと深くならなければいけません。
4)結論はアンケートに関連していなければならない。この時点での結論はアンケートと関連していないように思われます。
印象としてアンケートは入念だが分析はうまくいっていないようです。
ご指摘ありがとうございます。私たちはフランス語専攻の一年生でフランス語が未熟です。
不安がありましたがアンスティチュ・フランセの先生をはじめとする様々な方のサポートのおかげで無事に終えることができました。
私たちの研究をサポートしてくださった皆様ありがとうございました。
フランスに行き、さまざまな場面でフランス人の優しさを実感することができました。例えば、滞在するアパートメントを探して迷っていた時フランス人の方が声をかけてくれて連れて行ってくれました。
また、アンケートのお願いをして書いてもらった後には、お菓子やアイスなどをいただきました。
さらに、ホテルまでのシャトルバスがなくて困っていた時には同じ目的地の方がタクシーに同乗させてくれました。
言葉が通じず困難なこともありましたが、 たくさんの方々の優しさのおかげですばらしい活動にすることができました。
1、アンドリュー・ドルビー「朝食の歴史」株式会社原書房2014
2、山本ゆりこ「メルシーフランス」(株)ブロンズ新社2006
3、安藤節子「元気が出る子供の朝食」(株)芽ばえ社1997
4、古屋典子「ボンジュール!パリのパン屋さん」文化出版局2002
5、<https://turbigo-gourmandises.fr/histoire-du-petit-dejeuner-a-la-francaise-
manifeste/>,