外国語学科
外国語を学び、外国語で教養を深める。
「人と人」「人と社会」をつなぐ人へ。
英語・フランス語を中心に外国語を「つかって」教養を深め、外国語運用能力と専門的知識を修得します。3つの研究科目群から興味や関心に応じて科目を選択できる、広く深い学びのフィールド。多様なバックグラウンドを持つ教員よる対話に重きを置いた学びで、「人と人」「人と社会」をつなぎ、現代の諸問題の解決に貢献できる力を育みます。
「人と人」「人と社会」をつなぐ人へ。


異文化理解と教養を深める


“今”にあった最新型のカリキュラム
「英語研究科目群」「フランス語研究科目群」「グローバルコミュニケーションスタディーズ科目群」の3つの科目群の中から、自らの興味や関心に応じて科目を選択。複数の科目群を横断して学ぶことも可能です。
英語・フランス語の2言語を学ぶ
1年次は英語とフランス語の両方が必修、2年次からはどちらかのみを中心に科目選択することもできます。卒業後のキャリアを見据えた学修プランを自ら組み立て学びます。






語学力の向上と学問研究事始め。
同じ印欧語族の英語とフランス語(1年次のみ必修)を並行して学びながら、それぞれの言語の運用能力を高めます。同時に外国語学部で専攻する学問研究の基礎固めをします。
論理的思考力の鍛錬と主として学ぶ学問分野の決定。
「発展」段階での学びを深めることが出来るよう、論理的思考力を鍛えます。同時に文学・語学・グローバルコミュニケーションという三つの学問分野から、特に関心のある分野を一つ選択します。
主として学ぶ学問分野に関する知見の会得。
2年次の終わりに選択した分野に関する科目を中心に、その学問分野についての知見を演習(ゼミ)Ⅰ・Ⅱの授業で深めます。同時にそれらと関連する科目を履修し、自らの課題を発見し、その解決に向けて主体的・協働的に探究する力を養います。
英仏対照言語学
本授業では、フランス語と英語の文例を用いて、類似点や相違点を対照言語学の観点から分析します。さらに日本語を加えた三言語の仕組みと成り立ちについて、学生間の議論を通して考察を深めます。文化の中で人々を結びつけるのは言語です。三言語に触れることで、外国の人々や自身をより広く理解することが可能となります。
Global Communication Seminar B
このクラスでは、リーダーシップや交渉力の向上を目指します。また、組織レトリック理論をもとに、マーケティングや危機管理に有効なメッセージ戦略を学びます。組織やビジネスのコミュニケーションに関する欧米の教科書を使い、英語で講義や議論、プレゼンテーションをしていきます。外国人留学生とともに、少人数で学ぶセミナーです。

グローバル化する企業活動での
異文化背景が及ぼす影響を考察。
現在、国境を超えてグローバルに事業を展開する企業が増えています。そこで課題となるのが、海外において顧客や消費者から理解を得ることです。各国ではそれぞれ異なる歴史や文化的背景があるため、それらに配慮してメッセジを発信しなくては誤解が生じる恐れがあります。本ゼミがテーマとするのは、企業の社会とのコミュニケーションについて。ステークホルダーへの文化的配慮が、企業のイメージを形成する要素(広告や広報、ブランド管理、社会的責任や危機管理等)にどう影響するのかを考察し、具体的な事例から国際的な組織コミュニケーションへの学びを深めていきます。
外国語学部外国語学科
K. バークレー 准教授

コミュニケーションから学ぶ
多様性理解の大切さ。
外国語学部を選んだ理由は、英語やフランス語などの語学だけでなく、グローバルコミュニケーション学を英語で学べる点に魅力を感じたためです。ゼミでは学生が主体となってディスカッションを進めます。その経験から、今では自分の意見を英語で共有することができるようになり、実践的な英語力の向上を実感しています。バークレー先生の指導を通して、多様な文化を背景に持つ人が集まる企業や組織を運営していく中で大切なのは、各々がお互いの文化に対して関心を持ち、理解し、尊重し合うことだと学びました。日本と他国、両方の文化の良さを活かしながら、互いに共生できる社会の実現を目指したいです。
外国語学部外国語学科 4年
中原 伊吹(熊本県・熊本北高等学校出身)
取得できる資格・免許
卒業後の進路
主な就職先としては、商社、金融、小売、旅行・交通・観光関連、メーカー、教育関連業界、中学校・高校の英語教員、フランス語教員、各種公務員などが望めます。国内外の大学院にも進学可能で、本学大学院に進学する場合は、要件を満たした上で、3年の在学で卒業を認める早期卒業制度もあります。