外国語学科
世界と共に歩む力とは?
現在、日本に在留する外国人数は約296万人で、
日本総人口の約2%を占める。
日常生活で外国人の方と触れ合うことは、特別なことではない。
リアルな場に加えてSNS上では、いつでもどこでも簡単に
世界の人や情報と繋がることができる。
グローバルが私たちの日常に溶け込み始めている今、
“ことば”がもつ可能性を改めて見つめたい。
相手を知る。こころを通わせる。
ことばの背景にある国や地域に根付く思想や文化を知る。
自分の“ことば”をもつことは、きっと
これからの世界と共に歩む力となるだろう。




“今”にあった最新型のカリキュラム
「英語研究科目群」「フランス語研究科目群」「グローバルコミュニケーションスタディーズ科目群」の3つの科目群の中から、自らの興味や関心に応じて科目を選択。複数の科目群を横断して学ぶことも可能です。
英語・フランス語の2言語を学ぶ
1年次は英語とフランス語の両方が必修、2年次からはどちらかのみを中心に科目選択することもできます。卒業後のキャリアを見据えた学修プランを自ら組み立て学びます。






語学力の向上と学問研究事始め。
同じ印欧語族の英語とフランス語(1年次のみ必修)を並行して学びながら、それぞれの言語の運用能力を高めます。同時に外国語学部で専攻する学問研究の基礎固めをします。
論理的思考力の鍛錬と主として学ぶ学問分野の決定。
「発展」段階での学びを深めることが出来るよう、論理的思考力を鍛えます。同時に文学・語学・グローバルコミュニケーションという三つの学問分野から、特に関心のある分野を一つ選択します。
主として学ぶ学問分野に関する知見の会得。
2年次の終わりに選択した分野に関する科目を中心に、その学問分野についての知見を演習(ゼミ)Ⅰ・Ⅱの授業で深めます。同時にそれらと関連する科目を履修し、自らの課題を発見し、その解決に向けて主体的・協働的に探究する力を養います。

英仏対照言語学
本授業では、フランス語と英語の文例を用いて、類似点や相違点を対照言語学の観点から分析します。さらに日本語を加えた三言語の仕組みと成り立ちについて、学生間の議論を通して考察を深めます。文化の中で人々を結びつけるのは言語です。三言語に触れることで、外国の人々や自身をより広く理解することが可能となります。
Global Communication Seminar B
このクラスでは、リーダーシップや交渉力の向上を目指します。また、組織レトリック理論をもとに、マーケティングや危機管理に有効なメッセージ戦略を学びます。組織やビジネスのコミュニケーションに関する欧米の教科書を使い、英語で講義や議論、プレゼンテーションをしていきます。外国人留学生とともに、少人数で学ぶセミナーです。

ゼミテーマ翻訳演習:理論と実践:
Seminars in translation: theory and practice
ユスチナ W. カシャ教授
このゼミでは翻訳研究における主要な理論とアプローチを紹介します。さまざまな資料に適用できる最新の翻訳理論と方法を学び、異文化間のコミュニケーションと文学の世界的な流通における翻訳の重要性を考察します。さらに、多様な教材を使用して、翻訳のプロセスに適用できる言語分析のスキルと批判的なアプローチを身につけることを目指します。
研究内容現代日本文学・世界文学・翻訳学
専門分野は日本文学と翻訳理論です。翻訳研究では、日本文学と日本語文学の違いを含めグローバル時代における国文学に対する考え方の変化を調査しています。文学を通じた異文化コミュニケーションや、多様な翻訳によって原文が豊かに変容する過程に関心を持っています。世界文学とグローバル・スタディーズの枠組みの中で日本文学を考察しながら、新たな研究方法を探求しています。
取得できる資格・免許
卒業後の進路
主な就職先としては、商社、金融、小売、旅行・交通・観光関連、メーカー、教育関連業界、中学校・高校の英語教員、フランス語教員、各種公務員などが望めます。国内外の大学院にも進学可能で、本学大学院に進学する場合は、要件を満たした上で、3年の在学で卒業を認める早期卒業制度もあります。