松田芳郎、清水雅彦、舟岡史雄偏著
『企業行動の変容―ミクロデータによる接近―』
(講座:ミクロ統計分析 第4巻)
日本評論社、2003年
目 次
はじめに
第1章:ミクロデータによる企業分析の新たな展開
1.1 企業分析のために必要なデータの変貌:社会の変化に対応した企業関係統計データの変化について
第2章:企業組織と研究開発
2.1 職能資格制度、企業内賃金構造、労使関係―ミクロ統計データによる検証―
2.2 イノベーションの計量分析―研究開発の集中と分散―
2.3 コーポレート・ガバナンスと研究開発、特許出願、生産性
第3章:生産性と効率性
3.1 企業レベルでみた自動車産業の生産性
3.2 ミクロデータによる在庫行動モデルと生産平準化仮説の検証
第4章:パネル統計データによる分析
4.1 工業統計ミクロデータを用いた事業所動態現象に関する実証分析
4.2 企業パネル・データによる我が国の雇用創出・雇用喪失分析
―企業リストラ・海外進出・研究開発投資がその後の雇用に与える影響―
第5章:多角化とグローバル化
5.1 企業行動の多角化の実体とその成果
―事業所・企業・企業グループについての実証分析―
5.2 輸入競争が国内生産に与える影響に関するミクロ計量分析
第6章:集計データとミクロデータによる分析視点
6.1 情報サービス企業の生産関数分析
―集計公表データ・ミクロデータおよび疑似パネルデータ利用による比較検証―
6.2 情報サービス企業の費用関数分析
―集計公表データ・ミクロデータおよび疑似パネルデータ利用による比較検証―