フトモモ科

ミルトスMyrtus communis L.

ミルトス

フトモモ科

ミルトス Myrtus communis L.

  • 英語/myrtle
  • 花期/5~6月
  • マップエリア/エリアC

 茨に代わって糸杉がおどろに代わってミルトスが生える。これは、主に対する記念となり、しるしとなる。それはとこしえに消し去られることがない。(イザヤ55:13)

 ミルトスは切られた後も生命力が強く、枯れにくいところから、干ばつにも耐える強木として、不死の象徴となり、そしてそれゆえ成功・繁栄の象徴ともなった。ミルトスはユダヤ教の伝統の中では、臨終の床に備えたり、結婚式において、花嫁が天蓋(カノピー)の下でブーケとして手にし、またウエディング・リ-スに編み込んだりしてきた。ユダヤ教の「仮庵祭」で使用される4つの植物(ナツメヤシの葉、アラバ:かわやなぎの枝、エトログ:シトロン、ミルトス)のひとつ。

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