ナス科

ヒヨス/シクロンHyoscyamus aureus

ヒヨス/シクロン

ナス科

ヒヨス/シクロン Hyoscyamus aureus

  • 英語/henbane
  • 花期/4~5月
  • マップエリア/エリアD

 エクロンの北斜面を進み、シクロンを折れ、バアラ山を過ぎ、ヤブネエルを経て、海に達する。(ヨシュア15:11)

 夏に黄色の花をつける宿根草。「シクロン」は「ヒヨス」を意味する。シクロンは地名であるが、ヒヨスが多く自生したのでこの名があると考えられている。現代ヘブライ語でヒヨスの仲間はシカロンと呼ばれる。ヒヨスはヒヨスチアミンという毒性の強いアルカロイドを含むが、薬用として用いられる。(廣部千恵子『新 聖書植物図鑑』,131-132参照)展示植物はイスラエル自生種子から栽培したものである。

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