2025.12.23
松本凌弥さん(外・外3年)が日仏会館フランス語コンクール決勝大会において入賞しました!
この度、松本凌弥さん(外・外3年)が第16回日仏会館フランス語コンクール決勝大会において奨励賞であるベルギー大使館賞を受賞しました。
日仏会館フランス語コンクールとは、日仏の学術・文化交流を目的とする日仏会館が、フランス語教育の振興、普及を支援することなどを目的とし、日仏修交150周年を記念して2008年から開催している公式な大会であり、今年で16回目の開催となります。
松本さんは第2部門中級に応募し、高校生・社会人を含む31名の応募者の中から、決勝大会進出者7名の一人に選出されました。第2部門中級のテーマ「人生における成功とは何か」のもと、松本さんは「学び続ける喜び」と題したスピーチを行いました。
今回のコンクール入賞を振り返り、「今回、このような貴重なコンクールに出場できただけでなく、奨励賞までいただけたことを大変嬉しく思っている。人前で話すことが得意ではない私にとって、大学で初めて学んだフランス語で5分間スピーチを行い、その後の質疑応答に答えるというのは大きな挑戦だった。準備には多くの練習を重ねたが、先生方や友人、家族の応援のおかげで、自信を持って本番に臨むことができた。また、自分の努力や実力を評価していただけたことを心から光栄に感じている。今回の挑戦に背中を押し、終始支えてくださった杉山香織教授をはじめ、応援してくれた友人や家族に深く感謝したい」と思いを述べました。
最後に、今後の展望について「大学でフランス語を学ぶ中で、言語がどのように習得され、どのように使われるのかという『学習者言語』への関心が高まった。今後は大学院に進学し、コーパスを用いた学習者言語の分析やフランス語習得に関する研究をさらに深めたいと考えている」と述べ、「自分自身、大学でフランス語を学ぶことになるとは思ってもみなかったが、学び始めて価値観や将来の選択が大きく変わった。思いがけない挑戦が、自分の世界を広げてくれたことを実感している。今、少しでも興味のある分野や言語があれば、ぜひ一歩踏み出してほしい」と後輩へメッセージを送りました。
これからも学びを深めていきたいと語る松本さんに、今後ますますの活躍が期待されます。


