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2025.12.22

【商学部・藤川ゼミ】ソウルで日韓研究発表会に参加しました

 11月21日(金)、商学部・藤川ゼミは、韓国ソウルにおいて、東国大学・黄在顕教授の協力のもと、日韓研究発表会を開催しました。
 今年で3回目となるこの取り組みは、日韓の学生たちが日頃の研究成果を共有するとともに、両国の若者たちのおかれた状況を深く理解することを目的としています。当日は、藤川ゼミの学生13名と東国大学食品産業管理学科の学生12名が参加しました。
 東国大学の学生たちは、日ごろさまざまな農産物や加工食品が消費者に届けられるまでのバリューチェーンのマネジメントについて学んでおり、その分野に関する研究成果を報告しました。これに対して藤川ゼミでは、日本企業による海外進出などグローバル・ビジネスを対象に、学生たちがグループごとにテーマを設定し、国内外での直接観察、インタビュー、アンケートなどのフィールドワークを用いて研究しており、以下のような発表を行いました。

東国大学
「韓国ソウルにおける飲食店ビジネスについて」
「韓国フード・ビジネスの最新潮流」
「韓国におけるローカルフードによる地域振興」
「日韓のコンビニエンスストアにおけるPB戦略」

西南学院大学
「Salomon のマーケティング戦略における成功要因と課題分析」(阿南舞音、大石紗歌、小坂煌理)
「化粧品業界における販売戦略の転換-キャンメイクの事例を中心に」(松山皓乃助、牧瀬こよみ、馬場愛里)
「韓国における日系ホテルの経営戦略-ソラリア西鉄ホテルソウル明洞を事例とした国際展開戦略の考察」(今村空音、草壁有希奈、平田萌)
「日本の製パン企業の海外での戦い方―山﨑製パンとリョーユーパンの事例分析(村山陽登、板木葵、董心如、呉沚晴)

参加した学生からは、「英語での質疑応答は大変だったが、楽しくコミュニケーションを図れた」、「韓国のフード・ビジネスについて深く学ぶことができた」といった感想が寄せられ、日韓両国の学生たちにとって貴重な学びの機会となりました。