2025.11.21
【商学部】西日本シティ銀行「実践仕事塾~金融スペシャリスト育成講座~」において学生によるプレゼンテーションを行いました
商学部では10月から計6回にわたり、西日本シティ銀行「実践仕事塾~金融スペシャリスト育成講座~」を開講しました。本講座は、西日本シティ銀行の協力のもと、商学部の学生向けに地方銀行の取り組みや新しいビジネスモデル、実践的な金融知識の習得を目指し、課外講座として開講したもので、今年で18年目を迎えます。
講座では、西日本シティ銀行に勤務する本学卒業生を講師としてお招きし、学生は講義を通して銀行の取り組みや役割、西日本シティ銀行や西日本FHグループの概要、銀行のブランド戦略などについて学んできました。
11月17日(月)、講座の最終回として「地域経済の発展と地方銀行」をテーマに、5つのグループに分かれてプレゼンテーションを行いました。発表では、地方銀行の役割を踏まえつつ、地域活性化に向けたアイデアとして、後継者不足の解消支援、第一次産業が抱える課題へのサポート、地域特産品の販路開拓、事業者同士の連携推進、伝統工芸と金融教育を掛け合わせた取り組みなど、学生ならではの具体的な提案が数多く示されました。さらに、地域通貨や独自の決済システムの導入といったデジタル技術を活用した施策も提案され、地域の発展を考えた幅広い視点がありました。学生たちは、講座で学んだ「地域の発展なくして、西日本シティ銀行の発展なし」という言葉を胸にプレゼンテーションに臨んでいました。
西日本シティ銀行取締役副頭取の竹尾祐幸氏(83年卒・経・経)による最後の挨拶では、「銀行の仕事には幅広い業務があり、地域の皆さまのためにお金を中心としたさまざまな面から地域発展に貢献できる魅力がある。女性も第一線で活躍できる職場なので、ぜひ選択肢の一つとして検討してもらいたい。そして、大学で過ごす時間は二度と戻ってこないので、無駄にすることなく、多くの人と出会い、さまざまな経験を積みながら、充実した学生生活を送ってほしいです」と述べられました。学生にとって、金融業界や金融知識への理解が深まるとともに、自身のキャリアを考える機会となりました。

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